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サロン ブラン・ド・ブラン ミレジム 2007年

酸味
甘み
ボディ

TERRADA WINEからのコメント

最高級シャンパーニュの代名詞『サロン』。長期熟成に耐えられると判断した最高の年にしか作られず、コート・デ・ブランでも最良の区画ル・メニル・シュル・オジェで収穫したシャルドネのみを使用し、徹底的なこだわりと誇りを持って作られる、比類なき至高のシャンパーニュ、

商品説明

サロンを一言でいえば、完全主義に尽きる。わずか1種類のシャンパーニュしか造らず、むろんのことブラン・ド・ブランで必ずヴィンテージが入り、シェフ・ド・カーヴがサロンの名に値するワインになったと考える年にだけ、リリースされる。この「マルク」(ブランドまたは銘酒の意)を創めたのは、ユジェーヌ・エメ・サロンである。子供のころからシャンパーニュ造りの技法を学んできたシャンパーニュ人だが、教師になった後パリで毛皮商として成功し、政治家になった人物である。かたや、彼は当時有数のグルメで、「クラブ・デ・サン」(百人クラブ)という究極の美食会を組織した。

現在ローラン=ペリエが所有するサロンは、1ヘクタールの畑をル・メニルに有するが、用いるブドウの大半は、この村の栽培者から買い入れたものである。シャンパーニュの造り方はとても伝統的であって、マロラクティック発酵をさせず、「ドゥミ・ミュイ」(約130リットル)入りの樽で熟成させる。サロンのハウス・スタイルは、濃醇で強烈な果実味があり、顕著なクルミのアロマがある。サロンはすべて、ヴィンテージのいかんを問わず、少なくとも10年はセラーに寝かせてからコルクを空けるべきである。

以上ワイン王国より抜粋

サロンは伝説であり、完璧主義の物語だ。サロンは必ずグラン・クリュ・ル・メニル産のブラン・ド・ブランであり、必ずヴィンテージが記され、そしてその最高の評価にふさわしいワインだとシェフ・ド・カーヴが考える時にのみリリースされる。サロンには樹齢40年の古木の葡萄のみが使われ、果実は手で摘まれ、選別される。まさに最高の年にしか造られないワインだ。

以上「死ぬ前に飲むべき1001ワイン」より抜粋


サロン ブラン・ド・ブラン ミレジム 2007年

1911年に生まれたサロンは、シャンパーニュ愛好家でる・メニルのテロワールに心底から魅了された男が生み出したものです。非常に気難しい性質のテロワールをよく理解した傑人エメ・サロンは、望み通りのシャンパーニュ、比類なきブラン・ド・ブランを造り出すことに成功しました。

特筆に価するのはそうした肩書きだけでなく、単一生産地区のサロン・ル・メニルは、並ぶもののない自然の片鱗を見事に再現しています。稀有な成功、ワイン愛好家なら知っています。シャンパーニュ・サロンを飲むことは、氷山の頂、火山の頂をかすめて飛ぶような、妥協しない実直さが特徴の強く貴重な感覚を経験する筆舌しがたい旅行のようなものだということを。驚嘆、そして他では得られない特権なのです。

シャンパーニュ・サロンの特徴を語るには「特別」という単語があれば十分です。コート・デ・ブランの単一テロワール、ル・メニル・シュル・オジェという単一生産地区、シャルドネという単一ブドウ品種から造られる、毎年異なるシャンパーニュ。つまり、どの年もミレジメだということになります。生産量は必然的に限られていますが、オリジンからしっかりと選別したいくつかの区画のブドウだけをつかったワインになります。そうした区画のひとつがル・ジャルダン・サロンです。その正確な位置取りのバランスは完璧です。品質の鍵を握る選別は、厳格な規則にしたがって行われ、譲歩しないワイン造りの最初の第一歩です。ル・メニル・シュル・オジェのシャルドネは、サロンに驚く程長居熟成ポテンシャルを与え、長い年月カーヴで熟成した後も、特筆に価する若さ、フレッシュさ、繊細さを保証しています。