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モンラッシェ [2018] 750ml / Montrachet Grand Cru

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  • 木箱保管可能
銘柄 モンラッシェ・グラン・クリュ Montrachet Grand Cru
タイプ White wine
ヴィンテージ 2018
品種
生産者 エティエンヌ・ソゼ Etienne Sauzet
生産地 フランス > ブルゴーニュ
容量 750ml
酸味
甘み
ボディ

商品説明

ドメーヌ・ルフレーヴと双璧をなすピュリニー・モンラッシェの造り手
Etienne SAUZET(エティエンヌ・ソゼ)

1903年に生まれたエティエンヌはわずかな畑を親から継承し、1950年頃にはそれを12haまで広げた。
惜しまれながらも1975年に他界。ひとり娘はヴォルネイのボワイヨ家に嫁いだため、孫娘のジャニーヌが
夫のジェラール・ブードとドメーヌを継ぐことになった。

ところがブドウ畑はエティエンヌの娘、ジャニーヌの母であるマダム・ボワイヨの所有で、1989年に
相続税の問題を解決するためにこれを3人の子供に分け与えることにした。

彼女はドメーヌがバラバラになることを望んではいなかったそうだが、息子のひとり
ジャン・マルク・ボワイヨが相続分を自身のドメーヌに組み込んでしまったため
エティエンヌ・ソゼの畑は9haまで縮小。

ただでさえ需要に対して供給量が不足しているところにもってきてこの始末。
顧客のことを思えば畑が減ったからといって簡単にアロケーションを3分の2にすることもできない。
そう考えたジェラール・ブードとジャニーヌは、91年から買いブドウにより
これまでの生産量を維持する道を選んだ。
しかも、ワインをドメーヌものとネゴスものに分けるのではなく、各クリマ、自前のブドウの不足分を
買いブドウで補い、ワインを造ることにした。
つまりドメーヌの看板を降ろすという潔い道を選んだわけだ。なんて律義な夫婦なのだろう。

ブドウの供給先は、ジェラールが信頼を置く栽培農家ばかり。
同じピュリニー・モンラッシェ村で日々顔を合わせているわけだから、
供給先もジェラールの目を誤魔化しようがない。

このように従来からドメーヌがもつクリマに加え、わずかながら100%買いブドウから造られるワインも
ポートフォリオに加わった。それが特級のシュヴァリエ・モンラッシェとモンラッシェ、
1級のアモー・ド・ブラニー、シャン・ガン、ガレンヌだ。

ブドウ栽培は5年前からビオディナミ。収穫したブドウは除梗せずに空気式圧搾機でプレスし、
果汁を24時間冷却。小樽に移してアルコール発酵、続いて熟成。熟成期間はブルゴーニュ・ブランで
10ヶ月、村名で12ヶ月、1級と特級が18ヶ月である。新樽率は村名20%、1級25〜40%、特級45%。
熟成中は試飲を繰り返し、必要に応じてバトナージュを行う。樽熟成後はステンレスタンクに移し、
さらに細かな澱とともに6ヶ月の熟成。清澄とろ過をともに軽くかけて瓶詰めである。

2000年からジェラールの娘であるエミリーが、そして2002年にはエミリーの夫、
ブノワ・リフォーがメゾンに参画。エティエンヌ・ソゼの次世代を担う。

2018年ヴィンテージの評価は
ワインアドヴォケイト誌 94-96点
購入したブドウから生産された2018Montrachet Grand Cruは、ブドウの花、洋ナシ、黄金の果樹園の果実、
温かいパンの香りでグラスから舞い上がり、見事に輝いていました。
フルボディで多次元的で層状で、濃縮されて完全であり、濃縮された果実の豪華なコアと
正確でエレガントな香りのある後味があります。 (2/2020)

ヴィノス 93-95点
シャサーニュ側から購入したブドウから作られた2018年のモンラッシェグランクリュは、
わかりやすく明確な花束を持っています。味わいは非常にバランスが取れており、わずかに蜂蜜のような
テクスチャーがあります。オレンジの皮、みかん、柑橘類の皮の仕上げに向けて生姜のタッチがあり、
モンラッシェがすべきようにファンアウトしています。(1/2020)

※こちらの商品は松澤屋(輸入代理店)の商品となります。