ロベール・グロフィエ シャンボール・ミュジニー 1er レ・ザムルーズ [2017]750ml
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銘柄 | シャンボール・ミュジニィ・プルミエ・クリュ・レ・ザムルーズ Chambolle-Musigny 1er Cru Les Amoureuses |
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タイプ | Red wine |
ヴィンテージ | 2017 |
品種 | |
生産者 | ドメーヌ・ロベール・グロフィエ・ペール・エ・フィス Domaine Robert Groffier Pere & Fils |
生産地 | フランス > ブルゴーニュ |
容量 | 750ml |
商品説明
グロフィエはレ・ザムルーズ最大の所有者であり、表土の浅い急峻な斜面に畑をもつ。そのためか他の造り手のレ・ザムルーズと比べてたっぷりと日照を浴びた快活さが感じられる。よく熟したラズベリーやブラックベリーのニュアンス。しなやかで滑らかな喉越し。アフターフレーバーにミネラルのエレガントさが持続する。グラン・クリュ並みのステイタスに相応しいワインだ。
■テクニカル情報■
地区:コート・ド・ニュイ AOCシャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ
品種:ピノ・ノワール100% 畑面積:1.12ha(樹齢80年の古樹と樹齢20年の若木が育つ)
醸造:葡萄は、ホールバンチ果汁を50%使用し、新樽率25%のオークの樽で熟成。
■コメント■
赤やオレンジ色の果実のアロマにロースト香、仄かなスモーク、砂利、胡椒のニュアンスが香る。スパイシーで凝縮感のある味わいで、ラズベリー、ブラックベリー、スグリの実を思わせる果実味に、トーストやロースト香の香ばしいニュアンスが香る。
★ヴィノス93-95点 Vinous 2019年1月 (飲み頃:2022~2042年)
2017年のレ・ザムルーズは、主に樹齢の古いブドウから採れるホールバンチ果汁を50%使用し、新樽率25%のオークで熟成させている。ブラックチェリーや散らしたスミレの花、牡蠣の貝殻、仄かな下草のアロマが香る壮麗なブーケを湛え、数分間も経つと次第に奥行と恰幅の良さを増してゆく。味わいはミディアムボディで、シャーベットのようなフレッシュな味わいが飲み始めに感じられ、ブラックチェリーやラズベリーを思わせる煌めくような果実味と仄かな黒鉛のニュアンスが幾重にも層を成す。しっかりとした骨格とハリのある味わいを備えたワインである。後味に向かって現れる果実の味わいは2016年よりも若干軽やかではあるが、それでも尚、実に見事な出来映えのレ・ザムルーズで、20年間は格別な飲み頃が続く。
■2017ヴィンテージ情報■
(ヴィノス2019年1月号掲載記事より■ (著:ニール・マーティン)
ちょうど私がワインのプロとしてキャリアをスタートした時、グロフィエのワインを定期的に飲んでいたが、次第に重くて樽香もきつすぎると感じるようになり、興味を失っていった。しかし、つい数年前にニコラ・グロフィエがワインのスタイルを変え、ワインの質が大きく改善されたという噂を耳にした。そこでもう一度ドメーヌを訪ねてみたところ、すっかりグロフィエのワインが気に入ってしまった。グロフィエは、モレ・サン・ドニの中でも最高のワインと共に再びトップ生産者の座に返り咲いたと言えるが、その華麗なる芸術的復興については、ほとんど認識されていないのではないだろうか。
「2017年の生育シーズンは、比較的容易なものだった。」ドメーヌのテイスティング・ルームに腰を落ち着けながら、グロフィエはそう語り始めた。「この年は、比較的早熟な年で非常に乾燥した日が続いたが、生育シーズンの末期には湿潤な気候となった。8月23日と25日に降った雨が幸いし、この雨がワインの味わいによりフレッシュな果実味をもたらした。2015年と同じような年にはなって欲しくなかったため、非常に喜ばしい結果となった。当初の収穫予定日を3日程遅らせ、この年は9月7日に収穫を開始し、一級畑と特級畑の収穫作業は終始乾燥した気候の下で滞りなく行われた。その後、週末に雨が通り過ぎるのを待ってから再び収穫を開始し、9月12日に全ての収穫作業を終えた。したがって収穫期間は5~6日間に収まった。ブドウの実は非常に健康状態が良く、潜在アルコール度数は12.5度に達し、収穫量も豊富で平均収量はおよそ40hl/ha程となった。醸造に関しては、シンプルだが非常に古典的な手法をとった。補糖はアルコール発酵の期間を延ばすためにごく軽く行い、ブドウは除梗せず、ホールバンチ果汁を使用した。SO2は必要最小限に留め、最近澱引きを終えたばかりで、ワインは次の3月(2018年3月)に瓶詰めされる予定だ。」
近年グロフィエは極めて感動的な味わいのワインをリリースし続けており、2015年や2016年と同様に2017年も極端な強調に偏ることなく、錚々たる銘醸畑の持ち味を絶妙な塩梅で引き出している。レ・ザムルーズやボンヌ・マールのような格別なテロワールから相当な収穫量を確保することが出来るのであれば、あちこちの畑から取るに足らないワインを数多く造る必要などない。グロフィエの2017年は確かな濃厚さを湛えつつも、過度な凝縮感や重ったるさは感じられない。歴代のグロフィエのワインよりも、はるかにフレッシュな味わいを呈しており、殆ど全てのワインにおいてうっとりするような魅惑的でハリのある味わいが後味に向かって次第に現れてくる。
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生産者・産地・タイプ・価格を元におすすめ
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マジ シャンベルタン グラン クリュ 2018 ドメーヌ ジョセフ ロティ [2018] 750ml / マジ シャンベルタン グラン クリュ 2018 ドメーヌ ジョセフ ロティ
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シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ ボー・ブリュン [2020] 750ml / CHAMBOLLE MUSIGNY 1ER CRU AUX BEAUX BRUNS
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