ナンバー・ナイン・エステート・レッド [2021] 750ml / IX Estate Red
- 132,000円
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銘柄 | ナンバー・ナイン・エステート・レッド IX Estate Red |
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タイプ | レッドワイン |
ヴィンテージ |
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品種 | |
生産者 | コルギン・セラーズ Colgin Cellars |
生産地 | アメリカ > カリフォルニア |
容量 | 750ml |
商品説明
オーナーのアン・コルギン女史は、1992年コルギン・シュレイダー・セラーズを設立。前夫フレッド・シュレイダー氏と離婚後はコルギン・セラーズとなり、現在は再婚し夫ジョー・ウェンダー氏と共に、ロバート・パーカーに「葡萄栽培の桃源郷」と言わしめたプリチャード・ヒルにあるナンバー・ナイン・エステートにて究極の優美さを目指したワインを紡ぎ出す。この自社畑からのワインと、ナパのトップクラス畑の買い葡萄によるワインは、違うテロワールからであっても「コルギンの優美さ」をまといパーカー100点を連発するワインが造られる。2017年にルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシーグループの傘下に入り、ラグジュアリー・ブランドの名声を得る。2018、2019VTGと続けてIXレッドとティクソンヒルがパーカー100点を獲得。ティクソン・ヒルは2021VTGも100点を獲得している。
ナパ・ヴァレーのビバリーヒルズと呼ばれ、こだわりのプレミアム・ワインが造られる「プリチャード・ヒル」はAVAには指定されていないが極上のワイナリーが集まる。その中でもヘネシー湖を望む東向き急斜面ヴォカ・ヒルの自社畑「ナンバー・ナイン・エステート」からカベルネ・ソーヴィニヨン主体にボルドー品種をブレンドした究極のエステート・ワイン。毎年ブレンド比率は違うが、品種の植樹率はカベルネ・ソーヴィニヨン63%、メルロ20%、カベルネ・フラン11%、プティ・ヴェルド6%を毎年精査してブレンド。
2021年は、非常に豊かな個性と凝縮感を持つ葡萄を収穫できた。
冬季の降雨量は平年の半分程度しかなかった為、水分が少ない土壌の温度は早い段階で上昇し、樹の生育は例年以上に早いペースで進んだ。6月下旬に1度の非常に暑い日があったものの、それ以降の夏は穏やかに推移したが、9月中旬にもう一度非常に暑い日が続き、成長は速い速度に拍車がかかり、9月から10月にかけて例年より早めの収穫となった。
2021年は土壌の水分量が低かったため、樹がどのように栄養素を取り入れるかを確認することが重要であった。適切な栄養素とミネラルを含む健康な土壌は、収穫時の品質を確保し、当年のヴィンテージだけでなく、次のシーズンの成育にも大きな影響を与える。土壌の微生物環境を活性化させるコルギンの長年の取り組みは、2021年ヴィンテージで大きな成果を上げた。毎年カヴァークロップを土壌に掻き込むことで、オーガニック・コンポスト(有機堆肥)や大気中の窒素を取り込み土壌の微生物環境を活性化させてきた。この取り組みが環境保護に寄与すると同時に、葡萄の樹の持続可能性と品質を高めることになっている。
コルギンにとって2021年は平均すると穏やかな気候となった為、2021年の「IX エステート」は、独特の地形と気候条件による影響を受け、複雑で、深く心に残るワインに仕上がっている。全ての区画で非常に状態の良い葡萄が収穫された。果実からはあらゆる要素が引き出され、少量の降雨で育った小粒のブドウは、色味や風味が濃厚で、香り、口当たり、味わいのすべてがバランスよく整い、ミネラル感や特徴的なオレンジの花香り、「自然の息吹」を感じさせるニュアンスが最大限に引き出され、品種本来の個性が自然にワインの中に溶け込んでいる。
ワインアドヴォケイト誌:99点
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