TERRADA WINE STORAGEのボトル保管プランは、ビギナーからワインラヴァ―まで様々なお客様にご利用いただいております。

お客様のワインライフをより豊かにするために様々なオプション機能をご用意していますが、なかでも今回は、自宅にいながら保管中のワインの状態をチェックできる「状態チェックオプション」についてご紹介します。

目次

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  1. 状態チェックオプションとは
  2. 状態チェックオプションをおすすめする理由
  3. オークションでも重要視される液面の状態
  4. おすすめの活用方法

状態チェックオプションとは

数年前に預けたあのワイン、今どうなっているかな?と気になることがありますよね。
定期的に状態を確認するのも、熟成を待つ間の楽しみの一つです。

そこでTERRADA WINE STORAGEでは、手元にボトルがなくても、自宅のワインセラーと同様にワインの状態を確認できるサービスを提供しています。

状態チェックオプションは、1本550円で申し込むことができる、TERRADA WINE STORAGEボトル保管プラン限定のオプションです。
専門知識を持つスタッフが、ボトルを1本1本確認し、ボトルの360°写真と、吹きこぼれの有無、コルクの状態を3段階で評価し、マイページ上にアップすることでお客様にワインの状態をお知らせいたします。

お申し込み後数週間で、マイページ>STORAGE>ワイン一覧 より、状態チェックオプションの結果を確認することができます。
状態チェックが完了したワインには、上画像のようにアイコンが表示されます。

①状態チェックオプション終了後に結果が表示されます

ワインの詳細画面にて、外観から認識できる情報(吹きこぼれ有無、コルクの凹凸やロウキャップの状態)をお知らせいたします。

②撮影されたボトルの360°写真を確認することができます

該当の実施結果をクリックいただくと、360°から撮影された画像のポップアップが開かれます。
拡大やドラッグ操作をしていただくことで、ボトル全体の様子を見ることができます。

状態チェックオプションをおすすめする理由

TERRADA WINE STORAGEではワインの熟成に最適な環境で保管を行っておりますが、それでもワインにネガティブな変化が起こってしまう可能性がございます。

通常、コルクの状態は開封時でなければチェックを行うことはできませんが、吹きこぼれ有無やコルクの凹凸を確認することで、事前にワインの状態を知る手がかりを得ることができるのです。

例えば、吹きこぼれは「コルクの劣化」によるものと推察でき、コルクの凹凸は、「輸送中の温度変化や内部で何らかの成分が反応を起こし膨張している」と考えられます。
保管中のワインにそうした変化が見られた場合は、早めのお取り出しがおすすめです。

また、経年によるラベルの状態の変化や液面の低下も気になるところ。
360°写真で現在のボトルの状態を確認することができます。

特に古酒の場合、ワインの目減りが自然なものであるかは常にチェックしておきたいポイントではないでしょうか?

オークションでも重要視される液面の状態

液面の低下はワインの状態を判断するうえで非常に重要な手がかりとなります。
熟成の過程で液面の低下が起こることは自然な変化ですが、低下の度合いが大きいワインには注意が必要です。

また、オークションで出品する場合、液面の状態はワインの品質を判断するうえで重要な情報として確認・明記され、取引の価格にも大きく反映されます。

  • ボトムネック:10年以上経過しているワインの場合は理想的な液面
  • トップ・ショルダー:15年程度経過したワインの標準的な液面
  • アッパー・ショルダー:20年以上経過したワインであれば問題なし
  • ミッド・ショルダー:コルクが多少なりとも劣化しており、それなりのリスクがあると判断される。30~40年経過しているワインであれば珍しくない液面の高さ
  • ロー・ショルダー:リスクの高いボトルで、一般的には避けるべき

おすすめの活用方法

古いヴィンテージのワイン

これまで状態チェックオプションのお申し込みが最も多かったのは、1999年よりも前のヴィンテージのワインでした。

長期間熟成を行ってきたワインが今どんな状態なのか、気になるのは当然のこと。
当社で販売を行うボルドー・プリムールなどは、その時の最新のヴィンテージを手に入れることとなるので、飲み頃を迎えるまで、長いもので20年~30年以上かかることもあります。
定期的に状態を確認し経年変化を見るのもワインラバーにとっては至福の時間でしょう。

オークションやお持ち込み前のワイン

状態チェックオプションは、「同じワインを複数本預けたが、状態を見て開けるワインを決めたい」「ギフトやオークション出品前にラベルや液面の確認をしたい」というお客様にも人気のオプションサービスです。

ラベルの汚れの有無や、液面の低下などワインの外見がオークションでの取引価格に大きく影響することがあるため、出品前に状態をチェックすることは非常に重要です。

ワインの熟成には多くの時間を必要とします。熟成させた時間が長ければ長いほど自然と期待も高まるもの。
しかし、その間にワインには様々な変化が起こります。
状態チェックオプションで定期的にワインの状態を確認してみてはいかがでしょうか。

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記事著者

寺田倉庫ソムリエチーム

寺田倉庫専属ソムリエです。 ワインの購入から保管まで、みなさまのワインライフをサポートさせていただきます。ワインについてお困りごとがございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

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