【プリムール】テルトル・ロートブッフ [2025] 750ml / Tertre Roteboeuf | 3本セット・シャトーオリジナル木箱入
- 99,000円
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ストアからの商品説明
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬
・AG 95-97点(アントーニオ・ガッローニ)
・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。
・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。
・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。
・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。
・写真はイメージです。
テルトル・ロートブッフは、サンテミリオンでも最上のパーセルとされる南西向き斜面に、僅か6ヘクタールを所有する小規模シャトーです。芸術と哲学をこよなく愛するフランソワ・ミジャヴィルが、1977年に義父が所有していた当時“シャトー・ル・テルトル”と呼ばれていた3.5ヘクタールの畑を継承し、その翌1978年、かつてこの急斜面で重い荷物を運んでいた牛の慄きを意味するロットブフの名を加え、テルトル・ロートブッフとして世に送り出しました。水はけと日照に恵まれたこの南西斜面は、周囲の畑より常に約1℃高く、サンテミリオンでは極めて珍しいコルドン仕立てを採用。地熱の恩恵を最大限に受けるため樹を低く仕立てながら、同時に光合成を最大化するため樹冠は高く設計されています。そして何より特筆すべきは、周囲のシャトーより1週間から時には10日以上も遅く収穫するという、フランソワ独自の哲学です。果実だけでなく、果皮、種子、そしてポリフェノールまでもが完全に熟すその瞬間を待、それこそがテルトル・ロートブッフ最大の個性なのです。グリーンハーヴェストによる人的な凝縮は決して行わず、古木が自然にもたらす低収量と凝縮感を何よりも尊重する。そして“偉大なワインは、熟成して初めて偉大になる”という信念のもと、ワインは100%新樽で最長23か月という、ボルドーでも異例とも言える長期熟成を経てリリースされます。
そして2025年。フランソワ・ミジャヴィルは、このヴィンテージをこう表現しています。“語るにはまだ早い。だが、この奇妙なほど美しいヴィンテージについて話そう。”2025年の夏は極めて暑く、40℃を超える熱波が何度も畑を襲いました。あまりの暑さに一時的に葡萄樹の光合成が停止するという、フランソワ自身も“これまで経験したことのない現象”が起こったと言います。しかし、その極限のストレスこそが、この年ならではの驚くべき個性を生み出しました。彼はこう続けます。「果実には、時に驚くべきアロマが現れた。まるでオレンジのゼストのように。」フランソワによれば、2025年はしばしば2022年と比較されます。しかし2022年が“純粋な密度と深み”であったのに対し、2025年には収穫前の程よい湿度がもたらした、よりしなやかで流れるような柔らかさが加わっています。彼はこの年を、「濃密で、熟していて、そして躍動的。」と表現しています。
グラスには、深いルビーの色調。ブラックベリー、完熟したプルーン、ブラックチェリー、パン・デピスを思わせる甘くエキゾチックなスパイス、さらに2025年特有のオレンジピールのような鮮烈なアクセント。タンニンは驚くほど繊細で艶やか、まるでシルクが舌の上を滑るようなテクスチュアで、どこまでも長く、静かで深い余韻へと続いていきます。サンテミリオンには、格付けの上ではChâteau PavieやChâteau Angélusが最高位ですが、それはあくまで“格付け”の話。格付けは本質ではない、そう信じるフランソワ・ミジャヴィルのテルトル・ロートブッフこそ、飲み手の審美眼そのものが試されるワインなのかもしれません。優美で柔らかく、それでいて深遠。サンテミリオン最高の一本いや、ルグラン的にはボルドー最高の一本。2025年もまた、その確信をさらに深める、極めて特別なヴィンテージとなりそうです。
【2025年ボルドー総評】
「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」
2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。
2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。
2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。
左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。
また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。
2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。
ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
セットの内容
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タイプ レッドワイン ヴィンテージ 2025 品種 生産者 シャトー・テルトル・ロートブッフ Chateau Tertre Roteboeuf 生産地 フランス > ボルドー -
タイプ レッドワイン ヴィンテージ 2025 品種 生産者 シャトー・テルトル・ロートブッフ Chateau Tertre Roteboeuf 生産地 フランス > ボルドー -
タイプ レッドワイン ヴィンテージ 2025 品種 生産者 シャトー・テルトル・ロートブッフ Chateau Tertre Roteboeuf 生産地 フランス > ボルドー
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