【プリムール】シャトー・タルボ [2025] 750ml / Château Talbot | 3本セット・シャトーオリジナル木箱入
- 36,300円
- 税抜33,000円
- 配送料 あり 1円以上で配送料無料
- 2026年6月11日16:00から販売開始
ストアからの商品説明
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬
・JS 95-96点(ジェームス・サックリング)
・AG 92-94+点 (アントーニオ・ガッローニ)
・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。
・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。
・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。
・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。
・写真はイメージです。
シャトー・タルボは、1855年にメドック第四級へ格付けされた、サン・ジュリアンを代表する名門シャトーです。その名は、百年戦争で活躍したイギリス軍司令官ジョン・タルボット卿に由来するとされ、古典的なサン・ジュリアンの気品と安定感を体現するシャトーとして、長年世界中の愛好家に愛されてきました。1917年には現在のオーナーであるコルディエ家が取得。現在はビニョン=コルディエ家がこの歴史あるシャトーを継承し、伝統を守りながらも現代的な精密さを融合させたワイン造りを続けています。サン・ジュリアン南部、ジロンド河に近い約93.5ヘクタールの畑は、深いメドック砂利層に覆われ、カベルネ・ソーヴィニヨンに理想的な成熟をもたらしています。栽培は伝統的な4方向耕作を採用し、収穫はすべて手摘み。さらに近年は光学式選果機も導入され、より精密な選果が可能となりました。クラシックなスタイルを守りながらも、現代的な品質向上への取り組みを惜しまない姿勢こそ、タルボが長年高い人気を維持している理由のひとつです。
そして2025年。歴史的な早熟ヴィンテージとなったこの年、収穫は9月5日から22日にかけて行われました。暖かく乾燥した春と夏によって果実は小粒で凝縮しながらも、サン・ジュリアンらしい気品と均衡をしっかりと維持しています。2025年のアッサンブラージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン74%、メルロー17%、プティ・ヴェルド9%。近年としてはプティ・ヴェルド比率が高く、ヴィンテージに独特のスパイス感と奥行きをもたらしています。アルコール度数は13%、熟成は新樽比率60%で15か月。収量は僅か28hl/haに抑えられました。グラスから立ち上がるのは、カシス、ブラックチェリー、杉、シガーボックス、スミレ、そしてプティ・ヴェルド由来の黒胡椒やリコリスを思わせるスパイス。口に含むと、果実は豊潤でありながら極めて滑らかで、タンニンはシルキー。クラシックなサン・ジュリアンらしい端正な骨格を持ちながらも、2025年は特に果実の純度とエネルギーが際立っています。シャトー・タルボ2025、それは、長い歴史の中で守り続けてきたサン・ジュリアンの伝統と、現代的な精密さが美しく融合した、極めて完成度の高いヴィンテージです。
【2025年ボルドー総評】
「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」
2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。
2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。
2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。
左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。
また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。
2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。
ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
セットの内容
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タイプ レッドワイン ヴィンテージ 2025 品種 生産者 シャトー・タルボ Chateau Talbot 生産地 フランス > ボルドー -
タイプ レッドワイン ヴィンテージ 2025 品種 生産者 シャトー・タルボ Chateau Talbot 生産地 フランス > ボルドー -
タイプ レッドワイン ヴィンテージ 2025 品種 生産者 シャトー・タルボ Chateau Talbot 生産地 フランス > ボルドー
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