【プリムール】シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド [2025] 750ml / Chateau Pichon Lalande | 3本セット・シャトーオリジナル木箱
- 85,800円
- 税抜78,000円
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- 2026年6月11日16:30から販売開始
ストアからの商品説明
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬
・WA 94-96点 (ワイン・アドヴォケイト)
・JS 97-98点(ジェームス・サックリング)
・AG 96-98点 (アントーニオ・ガッローニ)
・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。
・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。
・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。
・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。
・写真はイメージです。
ピション・ラランドはメドック第二級に格付けされるシャトーです。17世紀、向かいにあるピション・バロンとピション・ラランドはひとつのシャトーでしたが、当主バロン・ジョセフ・ドゥ・ロングヴィル氏は5人の子供たちにピション・バロンとピション・ラランドに分割して相続しました。その後1978年にピション・ラランドを相続したマダム・ランクサンがその名声を確立。2007年にはシャンパーニュ・ルイ・ロデレールのオーナーでルゾー家が買収。ロデレールが誇る稀有な才能ジャン・バティスト・レカイヨンの指揮の下ビオディナミへ転換。2012年にはモンローズで活躍した若き醸造家ニコラ・グルミノーを醸造責任者へ据え、醸造所のリノベーションを実施。パーセル毎に繊細に栽培と醸造を管理することで、以前にもまして緻密なスタイルへと変化しました。またメルローの比率を下げ、テロワールに適したカベルネ・ソーヴィニヨンを重視し、ポイヤックらしい高貴さと優美さを備えたスタイルと変化。ラトゥールに隣接しジロンド川の恩恵を受ける優れたテロワールを最大限に生かして更なる高みを目指しています。
そして2025年。シャトーはこのヴィンテージを「対極の均衡(Opposites in Equilibrium)」と表現しています。前年2024年に蓄えられた水分と、2025年の歴史的な干ばつという対照的な条件が重なり、葡萄樹は深く根を張りながら、その環境に適応していきました。春は乾燥した穏やかな気候となり、萌芽は4月初旬に始まり、開花は5月後半とやや早いペースで進行します。夏は極めて暑く乾燥し、過去20年でも屈指の少雨となりました。この影響で果粒数は大きく減少し、収量は大幅に制限されますが、その分ブドウは高い凝縮度を獲得。ヴェレゾンは7月末に始まり、その後成熟は急速に進みました。収穫は8月28日という史上最も早いタイミングで開始され、9月24日まで続きます。8月末の降雨は特にカベルネ・ソーヴィニヨンに恩恵をもたらし、フェノール成熟を理想的に整え、ヴィンテージの完成度を決定づけました。
2025年のアッサンブラージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン81%、メルロー15%、カベルネ・フラン4%。アルコール度数は13%、収量はわずか24hl/ha。熟成は新樽比率65%で18か月行われます。
グラスから立ち上がるのは、ブラックベリーやカシスを中心とした豊かな黒系果実に、スミレ、土のニュアンス、さらにタバコや紅茶を思わせる複雑でポイヤックらしいアロマ。
口に含むと、味わいは生き生きとした躍動感とともに、驚くほど滑らかで長い余韻へと続きます。タンニンはカシミヤのように柔らかく、それでいて芯の強さと確かな構造を備えています。
メルローは非常にしなやかで複雑な表情を見せ、カベルネの持つ研ぎ澄まされた気品と見事に調和。全体として、力強さと優雅さが絶妙にバランスした、コンテスならではのスタイルが完成しています。
シャトー・ピション・コンテス2025は、過酷な自然条件の中で生まれた凝縮感と、繊細なタッチで導かれたエレガンスが共存するヴィンテージ。それは、ポイヤックの力強さと気品を体現しながら、「無理なく完成された優美さ」を感じさせる、極めて完成度の高い一本です。
【2025年ボルドー総評】
「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」
2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。
2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。
2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。
左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。
また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。
2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。
ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
セットの内容
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Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande
タイプ レッドワイン ヴィンテージ 2025 品種 生産者 シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande 生産地 フランス > ボルドー -
Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande
タイプ レッドワイン ヴィンテージ 2025 品種 生産者 シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande 生産地 フランス > ボルドー -
Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande
タイプ レッドワイン ヴィンテージ 2025 品種 生産者 シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande 生産地 フランス > ボルドー
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