商品説明

飲み頃の熟成ワインのみをリリースする、ムルソー屈指の老舗ドメーヌ。
1950年にロベール・アンポーの妹がモンテリのドメーヌ・ポティネの当主アンリ・ポティネに嫁ぎ、この時にアンポー家の妹の相続分の畑が加わったため、夫妻のそれぞれの名前をとってドメーヌ・ポティネ・アンポーが新たに誕生したものです。
従って、ロベール・アンポー氏は、アンリ・ポティネ氏の義兄にあたります。
二人の激しい確執は有名だったようです。
長期熟成型のワイン造りの哲学に様々なズレが生じて、口もきかない関係になったとか、、、、
　ただ、二つのドメーヌは既に世代交代をしており、ロベール・アンポーは、息子のミシェル氏が、ポティネ・アンポーは、孫のヴィンサン氏がそれぞれ当主に就任しています。

ムルソー屈指の老舗ドメーヌ、ロベール・アンポーは、長期熟成してこそ、「華やかな香りと広がりのある旨み」を醸し出す。と、飲み頃を迎えるまでゆっくりと蔵で寝かせてからリリースする数少ない造り手です。
コストなどの観点から自身で熟成を行うドメーヌは少なく、熟成ワインしかリリースしない彼らは非常に珍しい造り手と言えます。

ドメーヌが自信を持って送り出す飲み頃のワインは、複雑性に富んだ高いクオリティもさることながら、コストパフォーマンスも抜群。

流通量の少ない貴重な熟成ワインを、手の届く価格でお愉しみ頂けます。
その為、市場で見かける事が難しく、ブルゴーニュファンの間では垂涎の的となって探すほど、彼が造りだすワインは秀逸品とされており、かのロバート・パーカー氏からも絶賛する生産者です。
現在はミシェル・アンポーが引継ぎ、ゆっくりとカーヴで熟成させたワインを出荷しています。


Robert AMPEAU Meursault 1er Cru Les Perrieres Blanc 1995
長期熟成にこだわるムルソーの老舗ドメーヌ。ムルソー随一の畑から生み出され、そのポテンシャルが開花したブルゴーニュファン垂涎の1本。
ワインをカーヴでゆっくりと熟成させ、飲み頃に合わせてリリースしているロベール・アンポー・エ・フィス。
こちらのぺリエールは、ムルソーの中でもトップクラスの知名度と評価を誇る一級畑。強いミネラル感やしっかりとした骨格を備えた味わいが、熟成によって複雑性と円熟味を増した見事な仕上がりです。
味わい
深い黄金色の色調。アプリコットやグレープフルーツの熟したアロマが溢れ出し、バターやナッツ、ミネラル感、ヨードのニュアンスが重なります。
ふくよかな果実味と複雑味が溶け合った奥行きのある味わいが魅力。しなやかな酸や豊かなミネラル感が調和し、緻密で引き締まったスタイルを演出します。
熟成によるキャラメリゼしたナッツや、ジンジャーの風味がしっかりと感じられ、様々な香りを纏いながら長く続いていく余韻。愛好家なら一度は飲んで頂きたい1本です。