ジュヴレ シャンベルタン キュヴェ クール ド ロワ トレ V.V [2022] 750ml / Gevrey-Chambertin Cuvee Coeur de Roy Tres V.V

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商品説明

カルト的な人気を誇る生産者が、ベルナール・デュガ・ピィ

近年になってコート・ド・ボーヌにもブドウ畑を広げ、現在、所有畑の総面積は10ha。
しかし、その要がジュヴレ=シャンベルタンであることに変わりはない。
村名ジュヴレ・シャンベルタンは複数の区画をアッサンブラージュした「キュヴェ・クール・デュ・ロワ」のほか、単一クリマで醸造される「レ・ゼヴォセル」。1級はフォントニィ、コルヴォー、ペリエールをアッサンブラージュした畑名なしのキュヴェのほか、単一クリマものの「プティット・シャペル」「ラヴォー=サン・ジャック」「シャンポー」。特級は「マジ」「シャルム」「マゾワイエール」、そして王様「シャンベルタン」である。
2003年にすべての畑をビオロジック栽培に転換完了した。

特級マゾワイエール=シャンベルタンは隣接するシャルム=シャンベルタンを名乗ることも可能だが、このドメーヌでは別々に醸造している。
正確にいえば、マゾワイエールが3分の1混ざったシャルムとマゾワイエール単独のワインがある。
最初に所有したマゾワイエールはシャルムと近接した区画で、土壌的な差が見られなかったため、シャルムに混ぜてひとつのキュヴェとした。

一方、2004年に新たに買い足したマゾワイエールは、グリザールの谷間から流れ出た洪石土により畑の表面を大きな石が覆う。
ワインの性格もまったく違うため、ベルナールは単独のキュヴェにしたという。
試飲の順番はシャルムの後にマゾワイエール。後者のほうが圧倒的に堅牢なスタイルのワインだ。
醸造法はクロード同様、低温マセレーションはなし。一方、完全除梗のクロードに対し、ベルナールはアペラシオンによって梗を残す。
特級についていえば、量の少ないシャンベルタン(量的に恵まれた年でも1樽しか出来ない)とマジは100%全房。
マゾワイエールは60〜70%、シャルムは40〜50%の梗を残している。
1級以上はすべてフランソワ・フレールの新樽100%熟成。

「ジュヴレ・シャンベルタンは長期熟成させるべきワインだから、十分な抽出が必要」というのがベルナールの考え。たとえ恵まれないヴィンテージであろうとも、彼のワインはとびきり濃厚な色調で人々を驚かせる。だからといって過度に重いワインかといえばそうではない。緻密な構造とキメの細かなタンニンを中心に置きながら、フレッシュさ(ベルナールは遅摘みをよしとしない)も感じさせるバランスのよさ。熟成させるとこれまた素晴らしい。

Gevrey Chambertin Cuvee Coeur de Roy Tres Vieilles Vignes
ジュヴレ シャンベルタン キュヴェ・クール・ド・ロワ トレ・ヴィエーユ・ヴィーニュ
アン・コンブ、マルシェ、エポワンチュール、ジュイーズと4つの区画からなる村名ジュヴレ=シャンベルタン。ヴィエイユ・ヴィーニュよりもさらに樹齢が高い。煮詰めたカシス、コケモモ、ダークチェリーの香り。凝縮した果実味にキメの細かなタンニンが溶け込む。アフターにはビターチョコのような香ばしさ。

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