甘味辛口ワインの商品一覧|3ページ目
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キュヴェ・S・ル・メニル・ブリュット・ブラン・ド・ブラン [2006] 750ml / Cuvee S Le Mesnil Brut Blanc de Blancs
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209,000円
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税抜190,000円
- 販売者
- 信濃屋ネットショップ
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- タイプ
- Champagne
- ヴィンテージ
- 2006
- 生産者
- サロン
サロンは「唯一無二」という言葉がぴったりなシャンパーニュです。コート・デ・ブラン地区のテロワールに位置するメニル・シュール・オジェ村。そこのクリュで育ったシャルドネ種しか使わず、各ワインに必ずヴィンテージが入るシャンパーニュサロン。その上、より優れた年にしか出荷をしないこだわりが、唯一無二の所以です。その年の気候が起こす些細な出来事が、すべてを変えてしまう。そんな繊細な環境が、サロンの気質を作り上げるのです。 酸化的な造りらしく外交的な明るさを持ち合わせ、メニル・シュール・オジェらしい潤み、柔軟さと硬質さを兼ね備えたようなストラクチャーはまさにサロンらしさを感じさせます。 2006 年ヴィンテージは、やや暖かい年だったことでよく熟した葡萄を思わせる果実味の豊かさが表現されています。柑橘類のニュアンスにホワイトペッパーや、熟したカリン、石灰やパンの様なイーストの風味、複雑かつ新鮮でとても香り高いアロマを有しています。
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パスカル・コタ サンセール ブラン ラ・グランド・コート [2023]750ml (白ワイン)
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14,960円
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税抜13,600円
- 販売者
- ワインセラーウメムラ
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- タイプ
- White wine
- ヴィンテージ
- 2023
- 生産者
- パスカル・コタ
遅めの収穫をモットーとするコタならではの芳醇な果実味と贅沢なテクスチャーが感じられる1本! 「コタが造るものより偉大なサンセールはない」ロバート・パーカー ソーヴィニヨン・ブラン発祥の地ロワール。その中心となるサンセールにドメーヌを構え、世界中のソーヴィニヨン・ブラン生産者の目標となっている最高の作り手がパスカル・コタとフランソワ・コタです。パスカルとフランソワは従兄同士で、2人の父親は共同でドメーヌを運営していました。その伝統的な造りをそのまま引き継いでいるため、ワインの味わいに大きな差はなく、ラベルも瓜ふたつです。 パスカル・コタのサンセールは、サンセールがいかに素晴らしいかをよく表しています。今では既にこの地域では当たり前となっていますが、単一畑のブドウからワインを造ったのはコタが初めてでしたし、最初に無濾過で瓶詰をしたのもコタでした。畑はサンセールの中でも最良の区画の1つに挙げられ、手作業でないと作業ができないほどの急斜面に位置します。この地形と自然環境を生かし、ビオディナミ農法が話題になる遥か以前から、有機栽培や古典的な醸造を続けてきました。 「サンセール・ブラン ラ・グランド・コート」は、極めてフローラルな風味とアロマを湛え、チョークの粉塵を思わせる石灰質のミネラルが溢れる。レ・モン・ダネよりもミネラル感がより豊かに感じられる。4g/L程もある残糖量は、AOCの法令で定められた基準内にほぼギリギリ収まっている。遅めの収穫をモットーとするコタならではの芳醇な果実味と贅沢なテクスチャーが感じられる。 ■2023年ヴィンテージ情報■ この年のロワール地方は、雨や熱波に見舞われ、生産地域や品種によって品質に差異がみられました。中でもサンセールやプイィ・フュメの生産地域は、比較的問題が少ないほうでした。7月下旬から8月にかけて非常に乾燥していたため、9月に降った雨は恵みの雨となり、果実は成熟とともに重みを増していきました。しかし、9月中旬に嵐が発生し、急遽収穫を早める必要があったため、人員の確保に苦労した生産者もみられました。地域により違いはあるものの、この年は、よく熟した豊かな果実の香りや味わいを持つワインに仕上がっています。 ■テクニカル情報■ 【辛口/白】 産地:ロワール渓谷地方 サントル・ニヴェルネ地区 シェール県 (AOCサンセール) 畑面積:1ha 品種:ソーヴィニヨン・ブラン100% 樹齢:61年 アルコール:13%前後 畑:東向き/勾配30度の斜面 Pascal Cotat Sancerre Blanc La Grande Cote パスカル・コタ サンセール・ブラン ラ・グランド・コート 生産地:フランス ロワール 中央・ニベルネ シェール県 ぶどう品種:ソーヴィニヨン・ブラン100% 原産地呼称:AOC. SANCERRE アルコール度数:14% 味わい:白ワイン 辛口
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ジョナタン・ディディエ・パビオ プイィ・フュメ ウーリトミー [2022]750ml (白ワイン)
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8,360円
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税抜7,600円
- 販売者
- ワインセラーウメムラ
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- タイプ
- White wine
- ヴィンテージ
- 2022
- 生産者
- ジョナタン・ディディエ・パビオ
今日のプイィ・フュメを代表する新世代ジョナタン・パビオが手掛ける、シングルヴィンヤード「プレディレクシオン 」を樽熟成させた、最上位作品! プイィ・シュル・ロワール村近郊のレ・ロッジュ村に5世代続くぶどう栽培家の家系で、1977年にディディエ・パビオがドメーヌを設立。2005年に息子のジョナタンが継承しました。研修先だったフォジェールの「レオン・バラル」でビオディナミに出会い、衝撃を受けたという彼は、2006年から、(プレパラシオンの使用など)一部にビオディナミの手法を採り入れた、ビオロジー栽培を開始しました。 まださほど知名度が高くないにもかかわらず、仏ミシュラン3つ星の「ラルページュ」「ルドワイヤン」「ギー・サヴォワ」、同2つ星「アピシウス」「ル・グラン・ヴェフール」「ル・クリヨン」といったフランスの最高級レストランに続々とオンリストされている彼のプイィ・フュメは、コルクを抜くやいなやボトルから立ち上ってくる、スモーキーなフリンティ香(火打石の香り)が特徴です。 「プイィ・フュメ ウーリトミー」は、プイィ・シュル・ロワール村の区画「レ・マルヌ」より。1ha。ロワール川に迫る急斜面上の畑で、泥灰土石灰質(キンメリッジアン)土壌。平均樹齢45年。コンクリートタンクで発酵する「Predilection」を228リットルの樽で12ヶ月間熟成させた作品です。作品名の「Eurythmie」は「(しばしば芸術における)均整」の意味で、「バランス」こそがワインにおける最重要概念であることを表現したものです。 。ここは珍しい、地下にあるコンクリトートタンクで醸造します。昔から使われているコンクリートタンクです。(5つ所有)プレディレクシオンの畑は「ぶどうにとっても良い区画で僕はここがお気に入りです。自分が働いていて特に楽しい区画です。」と仰っていました。ロワール川からの風が好条件で入り込む畑です。 ■テクニカル情報■ 栽培:2006年にビオロジック栽培およびビオディナミ開始。2010年に「Ecocert」認証取得、2016年に「demeter」認証取得 醸造:収穫はすべて手摘み。除梗しない。天然酵母のみで発酵。ステンレスタンクによる清潔な醸造 Jonathan Didier Pabiot Pouilly Fume Eurythmie ジョナタン・ディディエ・パビオ プイィ・フュメ ウーリトミー 生産地:フランス ロワール 原産地呼称:AOC. POUILLY FUME ぶどう品種:ソーヴィニヨン・ブラン 100% アルコール度数:12.5% 味わい:白ワイン 辛口
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ザ・サード・ツイン・ヌエストラ・セニョーラ・デル・テルセル・ジェメロ [2021] 750ml
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149,600円
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税抜136,000円
- 販売者
- ワインセラーウメムラ
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2021
- 生産者
- シネ・クア・ノン
ザ・サード・ツインはシネ・クア・ノンのオーナー、マンフレッド・クランクルが手掛ける別ブランド。 アメリカ国内では顧客名簿を通してのみの販売で、多くの人が順番待ちをしている超人気ワイン「ザ・サード・ツイン」 シネ・クア・ノンのオーナー、マンフレッド・クランクルは現在4つの自社畑を所有しており、この内の3つの畑から単一畑のワインを生み出しております。Eleven Confessions畑はSine Qua Non、Cumulis畑はNext of KYN(生産量が少なく、日本未入荷)、そしてThe Third Twin畑から造られるのが「ザ・サード・ツイン」です。 ザ・サード・ツインに使用される自社畑 『THE THIRD TWIN』 は、セントラルコーストの街、ロス・アラモス近郊に位置する、2010年に購入した畑です。樹齢約20年ほどのシラーやプティ・シラーが植えられており、砂質土壌で、全て自根葡萄です。また、認定はありませんが有機栽培を行なっています。 2014年の初リリース以降、ラベルはマンフレッドが毎年デザインしており、各評価紙で軒並み高得点を獲得するなど、シネ・クア・ノン同様、高く評価されております。 「ヌエストラ・セニョーラ・デル・テルセル・ジェメロ」は、NUESTRA SENORA DEL TERCER GEMELO(スペイン語)を英語に訳すと「OUR LADY OF THE THIRD TWIN(ザ・サード・ツインの聖母)」の意。 ■生産者よりコメント■ 『2021ヴィンテージはとんでもなく素晴らしい6ヴィンテージ目のワインだ。』 試飲しているうちに気が付いたが前のヴィンテージと似たところがあり、香り、味わいが主導権を握っており素晴らしい構成になっている。赤と黒い果実、黒鉛、胡椒、花のエキゾチックなニュアンスがグラスから広がる。 なめらかで継ぎ目のない口当たり、完璧なタンニン、フルボディで信じられないほど凝縮した力強い味わいがモンスター級のフィニッシュを導いている。 ■テクニカル情報■ 品種:ムールヴェードル57% グラシアーノ14% グルナッシュ14% シラー14% ヴィオニエ1% すべて自社畑(ザ・サード・ツイン・エステート・ヴィンヤード)より収穫。 醸造:全体の67%を除梗し、発酵。フレンチオーク樽にて約31ヶ月熟成(新樽率41%)。 無濾過・無清澄にて瓶詰め。 THE THIRD TWIN NUESTRA SENORA DEL TERCER GEMELO ザ・サード・ツイン ヌエストラ・セニョーラ・デル・テルセル・ジェメロ 生産地:アメリカ カリフォルニア セントラル・コースト サンタ・バーバラ 原産地呼称:AVA. SANTA BARBARA ぶどう品種:ムールヴェードル 57%、グラシアーノ 14%、グルナッシュ 14%、シラー 14%、ヴィオニエ 1% アルコール度数:15.9% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ Jeb Dunnuck:100 ポイント Matching the 2018 and the second perfect wine I've tasted from The Third Twin release, the 2021 Nuestra Senora is based on 57% Mourvedre...It was fermented with one-third whole clusters and spent 31 months in 41% new French oak. Sensational red and black fruits, graphite, sandalwood, pepper, and even some floral, exotic notes all give way to a full-bodied, incredibly concentrated, powerful red that has flawless tannins, a seamless, multi-dimensional mouthfeel, no hard edges, and a monster of a finish. This beauty marries sensational richness and depth with awesome purity, perfect balance, and remarkable complexity. It's going to blow you away any time over the coming two decades. | 100 points, Jeb Dunnuck vinous:96 ポイント 96 Drinking Window 2025 - 2036 From: Santa Barbara: California's Undiscovered Jewel (Aug 2024) The 2021 Nuestra Senora del Tercer Gemelo offers a captivating mix of opulent fruit and energy, all framed by judicious French oak and silky tannins. A dense, full-bodied wine, the Nuestra Senora has so much to offer, starting with its immediacy. This full-throttle red is undeniably glorious. The blend is 57% Mourvedre, 14% Grenache, 14% Graciano, 14% Syrah and 1% Viognier, done with 33% stems. It spent 31 months in French oak, 31% new. - By Antonio Galloni on July 2024 ワインアドヴォケイト:94 ポイント The Wine Advocate RP 94 Reviewed by: Matthew Luczy Release Price: $280 Drink Date: 2024 - 2030 The 2021 Nuestra Senora Del Tercer Gemelo was fermented with 33% whole clusters and spent 31 months in 41% new French oak. Its Mourvedre-dominated cepage is evident on the nose, leading with rich, layered red and black-fruited aromas framed by dried flower, bramble and garrigue accents with peppery, meaty nuances. The palate is formidably rich and polished without going entirely over the top, feeling gently burnished and guided rather than overtly sanded and perfected. As is common in this lineup, the finish is layered, expansive and chocolate-tinged. With increased time in the glass, it displays ethanol astringency and increasingly new-oak-derived aromas, which are hard to get past in terms of its ultimate harmony. While there is no getting around the impressive textures and seductive richness these wines deliver, these traits are best capitalized on within the first decade before the alcohol levels become unavoidably perceptible.Published: Aug 02, 2024
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シネ・クア・ノン ディステンタ・フォー シラー [2022]750ml (シン・クア・ノン) (赤ワイン)
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66,000円
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税抜60,000円
- 販売者
- ワインセラーウメムラ
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2022
- 生産者
- シン・クア・ノン
過去27度にも渡りアドヴォケイト100点満点を獲得した、究極のカルト・ワイン「シネ・クア・ノン」新ヴィンテージ! シネ・クア・ノンはサンタバーバラ近郊のオーク・ビューに位置する小さなワイナリーです。シネ・クア・ノンとはラテン語で『不可欠なもの』という意味ですが、オーナー兼ワインメーカーであるマンフレッド・クランクルが語る“シネ・クア・ノン”とは、『真の美しさとは個々の主観を超越して心を開くと感じられる』という少し哲学的な考えによるものです。 1992年のリリース以来、ラベルは毎年アート性のあるデザインに毎年変更し、同じラベルは二度と使いません。またラベルだけではなくブレンドやワイン名も毎年替えております。各ワインにはユーモラスな名前をつけており、過去には『Against the Wall(壁に向かって)』『Other Hand(別の手)』『Impostor Mc Coy (ペテン師マッコイ)』等があります。それだけ毎年違うワインを造り続けながらも、過去にロバート・パーカーから26度も100点満点を獲得しております。 「ディステンタ・フォー シラー」は、シラー81.7% グルナッシュ11.3% ムールヴェードル3.3% プティ・シラー2.1% プティ・マンサン0.9% ゲルバー・ムスカテラー0.7%。すべて自社畑より造られました。 ■シネ・クア・ノンの名称統一について■ 毎年ラベルと名前が変わるのがSINE QUA NONの特徴でしたが、考えた名前が既に商標登録されていたりと、思ったように付け辛くなってきた為、2022年からワイン名は、スタンダードラインを「Distenta」(ラテン語で「UNLABELED(ラベル無し)」) 上級ラインを「Elven Confessions」(畑名) で統一し、ラベルだけが毎年変わります。 ■2022年ヴィンテージ情報■ 2022年はそれまでの干ばつによる影響により、これまでで最も収穫量の少ない年となった。しかしながら天候としては恵まれており、カリフォルニアでは熱波の影響を2度受けたが、所有している畑の1つのみ1度影響を受けただけで、カリフォルニアの基準からすると穏やかな方だった。2021年に比べると温暖でより良い葡萄に仕上がった。 シラーはとても濃く、なめらかで、ふくらみがあり、複雑な味わい。クリーミーで瑞々しく、包み込むようなタンニンを豊富に感じられる。余韻の長さも素晴らしく、ワイン好きのためのワインである。 グルナッシュは驚くほど濃く、美しく、輝きのある色。豊かで、瑞々しく、とても複雑だが、とても魅力的でもある。まさに極上の味わいです。 ■テクニカル情報■ すべて自社畑より収穫。 醸造:全体の69%を除梗し、上面開放型の発酵槽にて発酵。フレンチオーク樽(新樽率56%)とコンクリートタンクを併用し23ヶ月熟成。 SINE QUA NON DISTENTA IV SYRAH シネ・クア・ノン ディステンタ・フォー シラー 生産地:アメリカ カリフォルニア州 セントラル・コースト サンタ・バーバラ 原産地呼称:Sta. Rita Hills AVA ぶどう品種:シラー82.7% グルナッシュ6.0% プティ・シラー5.0% ムールヴェードル3.3% プティ・マンサン2.2% ゲルバー・ムスカテラー0.8% アルコール度数:15.0% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ JEB DUNNUCK:96-98 ポイント JEB DUNNUCK 96-98 POINTS Incorporating 6% Grenache, 5% Petite Sirah, 3% Mourvedre, and 3% white varieties, the 2022 Syrah Distenta IV is another ripe, layered, full-bodied 2022 that’s going to deliver the goods. Ample blue fruits, kirsch liqueur, pepper, and tons of spicy notes all shine here, and this puppy has a layered, velvety mouthfeel, beautiful tannins, no hard edges, and awesome length. It's going to shine right out of the gate and is a good counterpoint to the more focused, cooler styled 2021s. vinous:96+ ポイント 96+ Drinking Window 2026 - 2037 From: Santa Barbara: California's Undiscovered Jewel (Aug 2024) The 2022 Syrah Distenta IV is a potent, tightly wound wine. Interestingly, the Syrah is also much less accessible than the Grenache in this vintage. Readers will have to be patient with the Distenta IV as it is not all forthcoming, its notable textural richness notwithstanding. I tasted the 2022 from a sample prepared just prior to bottling. I expect the finished wine to be more giving. Dollops of Grenache, Petite Sirah, Mourvedre, Muscat and Petit Manseng round out the blend. The last pick was on October 31. - By Antonio Galloni on July 2024
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【プリムール】シャトー・ラフルール [2024] 750ml / Chateau Lafleur | シャトーオリジナル木箱入
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138,600円
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税抜126,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2024
- 生産者
- シャトー・ラフルール
・お届け予定:2027年(2年後)秋から冬 ・WA 93-95点 (パーカーポイント) ・AG 93-96点 (アントーニオ・ガッローニ) ・シャトーオリジナル木箱入り シャトー・ラフルールの2023年がついにリリースです。日本市場ではルグランが唯一の公式パートナーです。小規模なシャトーが点在するポムロールにあって、ひと際小さく強い輝きを放っているのがシャトー・ラフルールです。 ペトリュスから車一台やっと通ることのできる小道を挟み、向かい側徒歩1-2分に位置する僅か4.5ヘクタールのシャトーで、1872年に現オーナーであるギノドー家の祖先がシャトー・ル・ゲイを買収したときに、テロワールに優れたこの区画のみを別シャトーとしたのがラフルールの起源です。1980年代は当時ペトリュスのオーナーでもあったジャン・ピエール・ムエックス社が醸造を手伝っていましたが、2001年から現当主のバプティスト・ギノドー夫妻がすべてを管轄するようになり、ペトリュスと双璧をなす存在であると同時に、ポムロールの地で孤高の存在へとなりつつあります。ペトリュスでは重粘土に植えられたメルローが重要な役割を果たしますが、ラフルールではカベルネ・フランが唯一無二の輝きを放ちます。ラフルールではこれをブーシェ・ド・ラフルールと呼び、何世代にも渡りマッサール・セレクションで優れた遺伝子を持つ株が選別されて、大切に受け継がれてきました。またラフルールには3つの異なるテロワールがパッチワークのように広がり、これが複雑さをもたらします。 また組織が大きく役割分担が明確なボルドーにおいて、ギノドー家は家族経営を大切にし少数精鋭のチームが栽培から醸造、マーケティングまで手掛けているため、細部にまでラフルールのエスプリが吹き込まれています。この孤高のラフルールは、ラズベリー、プラム、ダークチェリー、トリュフ、リキュールなど重層的な香り、タンニンは極めてエレガントで艶やか、冷涼感のあるフィニッシュが長く長く続きます。 【2024年ボルドー総評】 「白は香り高く凛とし、赤はしなやかに魅せる。精緻にして繊細な2024」 2022年の偉大なヴィンテージ、そして2023年のクラシックな美質を備えた年に続く2024年は、近年のヴィンテージとは異なるどこか懐かしいボルドーを体験できるヴィンテージとなりそうです。アルコール度数は12.5-13.5%に抑えられ、最近のヴィンテージで見られるような肉厚なスタイルとは異なるエレガントなスタイルは、1990年代のボルドーを想起させます。生育から収穫に至るまでに幾度となく困難が押し寄せた2024年は、生産者の力量により品質にバラつきが見られます。結果、ボルドー全体で生産量は少なくなりましたが、生産者蔵出価格は2022年対比で大幅に価格が下がった2023年よりもさらに下がり、生産者によっては2022年対比で50-60%減、2023年比で約30%減でのリリースが予想されます。また超円安だった昨年よりも円高に振れている日本市場では、昨年よりも多くの恩恵を受けられるでしょう。 2024年ヴィンテージの生育サイクルを俯瞰してみます。 湿度のある穏やかな冬が明け、生育に理想的な状態で迎えた春。芽吹きは通常より早かったものの、4月初旬の大雨で最初のベト病が発生。平年よりの気温が低かったためにブドウの成長は遅れました。5月後半には乾燥した気候が続き一時的に状況は回復。開花は好条件のもと行われましたが、6月中旬に雷雨が畑を襲い、再びベト病との闘いを強いられました。その後、夏になると状況は一転。乾燥した日が続き、平均的な気温のもとヴェレゾン(色づき)が始まり、適度な水分ストレスはブドウの成熟を助けました。8月後半から収穫終了までは不安定な空模様が続いたため、ブドウの実が適切な段階に熟すまで辛抱したシャトーは良質なブドウの収穫に成功しているでしょう。 白ワインの主要品種となるソーヴィニヨン・ブランとセミヨンは、涼しい夏のおかげでフレッシュでフローラルな仕上がり。いくつかの生産者では2023年に引けを取らない素晴らしい評価を獲得しています。また、甘口ワインは上質な香りと酸を備えた、純度の高い仕上がりです。黒ブドウ品種に関しては、メルロが深刻なダメージを受けたもののグリーン・ハーベスト、除葉、厳しい選果などで収量を絞り対応。濃厚さは控えめながらも、香り高く官能的な深みを持ち合わせた仕上がり。 メドック地方では「カベルネ・ソーヴィニヨンの年」と答える生産者が多く見受けられ、例年よりもカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高くなりました。9月中旬の雨を乗り越え、その後の好天まで収穫を遅らせるリスクを取った生産者では繊細で優雅な気品のあるスタイルに仕上がっています。 2024年の白は全体的に素晴らしい品質に仕上がっていますので安心して購入してください。赤はテロワールと生産者の選択がカギを握るヴィンテージです。サンテミリオンではカベルネの比率が高い生産者が、ポムロルではプラトーに位置する生産者が高い評価を獲得しています。また、ジロンド川に近い砂利質の区画では、クラシックかつ洗練された赤の真価を感じさせる一本に仕上がっています。軽やかな果実味と美しい酸、緻密なタンニンをもつ繊細なスタイルの2024年は、ブルゴーニュ的な要素を備えた注目すべきヴィンテージです。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2024年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この困難に立ち向かい見事に成功を収めたワインを厳選して皆さまのもとへお届けいたします。この特別なヴィンテージの魅力を是非ご体験ください。 ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します ※価格は、フランスからの各種輸入費用を含めた総額表示です。 詳しくはショップページを確認ください。 ※写真はイメージです。ヴィンテージは商品名にてご確認ください。
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【プリムール】レ・ペリエール [2024] 750ml / Les Perrieres | 3本セット・シャトーオリジナル木箱入
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39,600円
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税抜36,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2024
- 生産者
- シャトー・ラフルール
・お届け予定:2027年(2年後)秋から冬 ・WA 91-93点 (パーカーポイント) ・AG 90-92点 (アントーニオ・ガッローニ) ・シャトーオリジナル木箱入り ポムロールの地ではペトリュスと双璧をなすと同時に、孤高の存在へとなりつつあるシャトー・ラフルール。日本市場ではルグランが唯一、シャトー・ラフルールの公式パートナーに選ばれました。 レ・ペリエールは、ラフルールに植えられたブーシェと呼ばれるカベルネ・フランの一種を粘土石灰質土壌に植えたらどうだろうかという疑問から始まったギノドー家のプロジェクトです。2009年に植樹され、最初に仕上がったワインが「アクト1」、そして9年目の2017年に生まれたのが「アクト9」と名づけられました。プロジェクトから10年目の2018年、その名前が改められてレ・ペリエール・ド・ラフルールとなりました。石灰質由来のエレガントで滑らかなテクスチュアが特徴で、透明感のある優雅なスタイルです。ラフルールのチームが同じ情熱と哲学を持って管理し、その希少性からも世界中の愛好家にとって垂涎のレアワインとして注目を集めています。 【2024年ボルドー総評】 「白は香り高く凛とし、赤はしなやかに魅せる。精緻にして繊細な2024」 2022年の偉大なヴィンテージ、そして2023年のクラシックな美質を備えた年に続く2024年は、近年のヴィンテージとは異なるどこか懐かしいボルドーを体験できるヴィンテージとなりそうです。アルコール度数は12.5-13.5%に抑えられ、最近のヴィンテージで見られるような肉厚なスタイルとは異なるエレガントなスタイルは、1990年代のボルドーを想起させます。生育から収穫に至るまでに幾度となく困難が押し寄せた2024年は、生産者の力量により品質にバラつきが見られます。結果、ボルドー全体で生産量は少なくなりましたが、生産者蔵出価格は2022年対比で大幅に価格が下がった2023年よりもさらに下がり、生産者によっては2022年対比で50-60%減、2023年比で約30%減でのリリースが予想されます。また超円安だった昨年よりも円高に振れている日本市場では、昨年よりも多くの恩恵を受けられるでしょう。 2024年ヴィンテージの生育サイクルを俯瞰してみます。 湿度のある穏やかな冬が明け、生育に理想的な状態で迎えた春。芽吹きは通常より早かったものの、4月初旬の大雨で最初のベト病が発生。平年よりの気温が低かったためにブドウの成長は遅れました。5月後半には乾燥した気候が続き一時的に状況は回復。開花は好条件のもと行われましたが、6月中旬に雷雨が畑を襲い、再びベト病との闘いを強いられました。その後、夏になると状況は一転。乾燥した日が続き、平均的な気温のもとヴェレゾン(色づき)が始まり、適度な水分ストレスはブドウの成熟を助けました。8月後半から収穫終了までは不安定な空模様が続いたため、ブドウの実が適切な段階に熟すまで辛抱したシャトーは良質なブドウの収穫に成功しているでしょう。 白ワインの主要品種となるソーヴィニヨン・ブランとセミヨンは、涼しい夏のおかげでフレッシュでフローラルな仕上がり。いくつかの生産者では2023年に引けを取らない素晴らしい評価を獲得しています。また、甘口ワインは上質な香りと酸を備えた、純度の高い仕上がりです。黒ブドウ品種に関しては、メルロが深刻なダメージを受けたもののグリーン・ハーベスト、除葉、厳しい選果などで収量を絞り対応。濃厚さは控えめながらも、香り高く官能的な深みを持ち合わせた仕上がり。 メドック地方では「カベルネ・ソーヴィニヨンの年」と答える生産者が多く見受けられ、例年よりもカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高くなりました。9月中旬の雨を乗り越え、その後の好天まで収穫を遅らせるリスクを取った生産者では繊細で優雅な気品のあるスタイルに仕上がっています。 2024年の白は全体的に素晴らしい品質に仕上がっていますので安心して購入してください。赤はテロワールと生産者の選択がカギを握るヴィンテージです。サンテミリオンではカベルネの比率が高い生産者が、ポムロルではプラトーに位置する生産者が高い評価を獲得しています。また、ジロンド川に近い砂利質の区画では、クラシックかつ洗練された赤の真価を感じさせる一本に仕上がっています。軽やかな果実味と美しい酸、緻密なタンニンをもつ繊細なスタイルの2024年は、ブルゴーニュ的な要素を備えた注目すべきヴィンテージです。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2024年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この困難に立ち向かい見事に成功を収めたワインを厳選して皆さまのもとへお届けいたします。この特別なヴィンテージの魅力を是非ご体験ください。 ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します ※価格は、フランスからの各種輸入費用を含めた総額表示です。 詳しくはショップページを確認ください。 ※写真はイメージです。ヴィンテージは商品名にてご確認ください。
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【プリムール】レ・パンセ [2024] 750ml / Les Pensees | シャトーオリジナル木箱入
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30,800円
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税抜28,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2024
- 生産者
- シャトー・ラフルール
・お届け予定:2027年(2年後)秋から冬 ・WA 92-94 (パーカーポイント) ・AG 90-92点 (アントーニオ・ガッローニ) ・シャトーオリジナル木箱入り ポムロールの地ではペトリュスと双璧をなすと同時に、孤高の存在へとなりつつあるシャトー・ラフルール。日本市場ではルグランが唯一、シャトー・ラフルールの公式パートナーに選ばれました。 このワインは、パンセ・ド・ラフルールという名前で1987年にシャトー・ラフルールのセカンドワインとして誕生しました。2019年からはセカンドワインではなく、ラフルールの中にあり特にポムロール的な土壌を持つ僅か0.7ヘクタールから生まれる独立したワインとして、レ・パンセと名づけられました。生産量はラフルールよりも少なく、粘土土壌由来の豊潤なスタイルです。ラフルールのチームが同じ情熱と哲学を持って管理し、その希少性からも世界中の愛好家にとって垂涎のレアワインとして注目を集めています。 【2024年ボルドー総評】 「白は香り高く凛とし、赤はしなやかに魅せる。精緻にして繊細な2024」 2022年の偉大なヴィンテージ、そして2023年のクラシックな美質を備えた年に続く2024年は、近年のヴィンテージとは異なるどこか懐かしいボルドーを体験できるヴィンテージとなりそうです。アルコール度数は12.5-13.5%に抑えられ、最近のヴィンテージで見られるような肉厚なスタイルとは異なるエレガントなスタイルは、1990年代のボルドーを想起させます。生育から収穫に至るまでに幾度となく困難が押し寄せた2024年は、生産者の力量により品質にバラつきが見られます。結果、ボルドー全体で生産量は少なくなりましたが、生産者蔵出価格は2022年対比で大幅に価格が下がった2023年よりもさらに下がり、生産者によっては2022年対比で50-60%減、2023年比で約30%減でのリリースが予想されます。また超円安だった昨年よりも円高に振れている日本市場では、昨年よりも多くの恩恵を受けられるでしょう。 2024年ヴィンテージの生育サイクルを俯瞰してみます。 湿度のある穏やかな冬が明け、生育に理想的な状態で迎えた春。芽吹きは通常より早かったものの、4月初旬の大雨で最初のベト病が発生。平年よりの気温が低かったためにブドウの成長は遅れました。5月後半には乾燥した気候が続き一時的に状況は回復。開花は好条件のもと行われましたが、6月中旬に雷雨が畑を襲い、再びベト病との闘いを強いられました。その後、夏になると状況は一転。乾燥した日が続き、平均的な気温のもとヴェレゾン(色づき)が始まり、適度な水分ストレスはブドウの成熟を助けました。8月後半から収穫終了までは不安定な空模様が続いたため、ブドウの実が適切な段階に熟すまで辛抱したシャトーは良質なブドウの収穫に成功しているでしょう。 白ワインの主要品種となるソーヴィニヨン・ブランとセミヨンは、涼しい夏のおかげでフレッシュでフローラルな仕上がり。いくつかの生産者では2023年に引けを取らない素晴らしい評価を獲得しています。また、甘口ワインは上質な香りと酸を備えた、純度の高い仕上がりです。黒ブドウ品種に関しては、メルロが深刻なダメージを受けたもののグリーン・ハーベスト、除葉、厳しい選果などで収量を絞り対応。濃厚さは控えめながらも、香り高く官能的な深みを持ち合わせた仕上がり。 メドック地方では「カベルネ・ソーヴィニヨンの年」と答える生産者が多く見受けられ、例年よりもカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高くなりました。9月中旬の雨を乗り越え、その後の好天まで収穫を遅らせるリスクを取った生産者では繊細で優雅な気品のあるスタイルに仕上がっています。 2024年の白は全体的に素晴らしい品質に仕上がっていますので安心して購入してください。赤はテロワールと生産者の選択がカギを握るヴィンテージです。サンテミリオンではカベルネの比率が高い生産者が、ポムロルではプラトーに位置する生産者が高い評価を獲得しています。また、ジロンド川に近い砂利質の区画では、クラシックかつ洗練された赤の真価を感じさせる一本に仕上がっています。軽やかな果実味と美しい酸、緻密なタンニンをもつ繊細なスタイルの2024年は、ブルゴーニュ的な要素を備えた注目すべきヴィンテージです。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2024年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この困難に立ち向かい見事に成功を収めたワインを厳選して皆さまのもとへお届けいたします。この特別なヴィンテージの魅力を是非ご体験ください。 ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します ※価格は、フランスからの各種輸入費用を含めた総額表示です。 詳しくはショップページを確認ください。 ※写真はイメージです。ヴィンテージは商品名にてご確認ください。
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【プリムール】シャトー・グラン・ヴィラージュ [2024] 750ml / Chateau Grand Village | 6本セット
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26,400円
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税抜24,000円
- プリムール
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2024
- 生産者
- シャトー・グラン・ヴィラージュ
・お届け予定:2027年(2年後)秋から冬 ・WA 90-92点 (パーカーポイント) ・AG 89-91点 (アントーニオ・ガッローニ) シャトー・グラン・ヴィラージュはシャトー・ラフルールを所有するギノドー家の原点となるシャトーです。現当主のジャック・ギノドーの先祖にあたるジャック・ヴェルドリーが1650年にカノン・フロンサックのムイヤック村に移り住んだのが始まりです。約50ヘクタールの敷地のうち13ヘクタールに葡萄が植えられ、生物的多様性に恵まれた牧歌的なシャトーでもあります。2000年代当初からグラン・ヴィラージュのコンセプトを見直し、シャトー・ラフルールのチームが同じ哲学の下に、テロワールの個性を表現した独自のスタイルへと舵を切りました。シャトー・ラフルールのDNAを手ごろに感じることのできるワインとして、パリの名だたるレストランでバイザグラスとして提供されています。赤は粘土石灰質土壌に植えられたメルロー91%、ブーシェ9%の構成。 【2024年ボルドー総評】 「白は香り高く凛とし、赤はしなやかに魅せる。精緻にして繊細な2024」 2022年の偉大なヴィンテージ、そして2023年のクラシックな美質を備えた年に続く2024年は、近年のヴィンテージとは異なるどこか懐かしいボルドーを体験できるヴィンテージとなりそうです。アルコール度数は12.5-13.5%に抑えられ、最近のヴィンテージで見られるような肉厚なスタイルとは異なるエレガントなスタイルは、1990年代のボルドーを想起させます。生育から収穫に至るまでに幾度となく困難が押し寄せた2024年は、生産者の力量により品質にバラつきが見られます。結果、ボルドー全体で生産量は少なくなりましたが、生産者蔵出価格は2022年対比で大幅に価格が下がった2023年よりもさらに下がり、生産者によっては2022年対比で50-60%減、2023年比で約30%減でのリリースが予想されます。また超円安だった昨年よりも円高に振れている日本市場では、昨年よりも多くの恩恵を受けられるでしょう。 2024年ヴィンテージの生育サイクルを俯瞰してみます。 湿度のある穏やかな冬が明け、生育に理想的な状態で迎えた春。芽吹きは通常より早かったものの、4月初旬の大雨で最初のベト病が発生。平年よりの気温が低かったためにブドウの成長は遅れました。5月後半には乾燥した気候が続き一時的に状況は回復。開花は好条件のもと行われましたが、6月中旬に雷雨が畑を襲い、再びベト病との闘いを強いられました。その後、夏になると状況は一転。乾燥した日が続き、平均的な気温のもとヴェレゾン(色づき)が始まり、適度な水分ストレスはブドウの成熟を助けました。8月後半から収穫終了までは不安定な空模様が続いたため、ブドウの実が適切な段階に熟すまで辛抱したシャトーは良質なブドウの収穫に成功しているでしょう。 白ワインの主要品種となるソーヴィニヨン・ブランとセミヨンは、涼しい夏のおかげでフレッシュでフローラルな仕上がり。いくつかの生産者では2023年に引けを取らない素晴らしい評価を獲得しています。また、甘口ワインは上質な香りと酸を備えた、純度の高い仕上がりです。黒ブドウ品種に関しては、メルロが深刻なダメージを受けたもののグリーン・ハーベスト、除葉、厳しい選果などで収量を絞り対応。濃厚さは控えめながらも、香り高く官能的な深みを持ち合わせた仕上がり。 メドック地方では「カベルネ・ソーヴィニヨンの年」と答える生産者が多く見受けられ、例年よりもカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高くなりました。9月中旬の雨を乗り越え、その後の好天まで収穫を遅らせるリスクを取った生産者では繊細で優雅な気品のあるスタイルに仕上がっています。 2024年の白は全体的に素晴らしい品質に仕上がっていますので安心して購入してください。赤はテロワールと生産者の選択がカギを握るヴィンテージです。サンテミリオンではカベルネの比率が高い生産者が、ポムロルではプラトーに位置する生産者が高い評価を獲得しています。また、ジロンド川に近い砂利質の区画では、クラシックかつ洗練された赤の真価を感じさせる一本に仕上がっています。軽やかな果実味と美しい酸、緻密なタンニンをもつ繊細なスタイルの2024年は、ブルゴーニュ的な要素を備えた注目すべきヴィンテージです。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2024年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この困難に立ち向かい見事に成功を収めたワインを厳選して皆さまのもとへお届けいたします。この特別なヴィンテージの魅力を是非ご体験ください。 ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します ※価格は、フランスからの各種輸入費用を含めた総額表示です。 詳しくはショップページを確認ください。 ※写真はイメージです。ヴィンテージは商品名にてご確認ください。
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【プリムール】レ・シャン・リーブル [2024] 750ml / Les Champs Libres | 3本セット・シャトーオリジナル木箱入
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39,600円
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税抜36,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
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- タイプ
- White wine
- ヴィンテージ
- 2024
- 生産者
- レ・シャン・リーブル
・お届け予定:2027年(2年後)秋から冬 ・AG 91-94点 (アントーニオ・ガッローニ) ・シャトーオリジナル木箱入り 日本で唯一の公式パートナーに選ばれたルグランより、ラフルールが作る希少なキュヴェを限定リリース。 ラフルールを所有するギノドー家は近年次々と野心的な挑戦を続けています。レ・シャン・リーブルはラフルールを作るチームが手掛ける白ワインです。オーナー家であるギノドー家が、ラフルールの前に楽しむことができ、ラフルールの名に恥じない白ワインを作りたいと2013年に始めたプロジェクトで、サンセールに起源を持つソーヴィニヨン・ブランを石灰質土壌に植えたのが始まりです。ラフルールのチームが同じ情熱と哲学を持って管理し、その希少性からも世界中の愛好家にとって垂涎のレアワインとして注目を集めています。ラフルールの哲学を感じることのできる価値ある1本です。 【2024年ボルドー総評】 「白は香り高く凛とし、赤はしなやかに魅せる。精緻にして繊細な2024」 2022年の偉大なヴィンテージ、そして2023年のクラシックな美質を備えた年に続く2024年は、近年のヴィンテージとは異なるどこか懐かしいボルドーを体験できるヴィンテージとなりそうです。アルコール度数は12.5-13.5%に抑えられ、最近のヴィンテージで見られるような肉厚なスタイルとは異なるエレガントなスタイルは、1990年代のボルドーを想起させます。生育から収穫に至るまでに幾度となく困難が押し寄せた2024年は、生産者の力量により品質にバラつきが見られます。結果、ボルドー全体で生産量は少なくなりましたが、生産者蔵出価格は2022年対比で大幅に価格が下がった2023年よりもさらに下がり、生産者によっては2022年対比で50-60%減、2023年比で約30%減でのリリースが予想されます。また超円安だった昨年よりも円高に振れている日本市場では、昨年よりも多くの恩恵を受けられるでしょう。 2024年ヴィンテージの生育サイクルを俯瞰してみます。 湿度のある穏やかな冬が明け、生育に理想的な状態で迎えた春。芽吹きは通常より早かったものの、4月初旬の大雨で最初のベト病が発生。平年よりの気温が低かったためにブドウの成長は遅れました。5月後半には乾燥した気候が続き一時的に状況は回復。開花は好条件のもと行われましたが、6月中旬に雷雨が畑を襲い、再びベト病との闘いを強いられました。その後、夏になると状況は一転。乾燥した日が続き、平均的な気温のもとヴェレゾン(色づき)が始まり、適度な水分ストレスはブドウの成熟を助けました。8月後半から収穫終了までは不安定な空模様が続いたため、ブドウの実が適切な段階に熟すまで辛抱したシャトーは良質なブドウの収穫に成功しているでしょう。 白ワインの主要品種となるソーヴィニヨン・ブランとセミヨンは、涼しい夏のおかげでフレッシュでフローラルな仕上がり。いくつかの生産者では2023年に引けを取らない素晴らしい評価を獲得しています。また、甘口ワインは上質な香りと酸を備えた、純度の高い仕上がりです。黒ブドウ品種に関しては、メルロが深刻なダメージを受けたもののグリーン・ハーベスト、除葉、厳しい選果などで収量を絞り対応。濃厚さは控えめながらも、香り高く官能的な深みを持ち合わせた仕上がり。 メドック地方では「カベルネ・ソーヴィニヨンの年」と答える生産者が多く見受けられ、例年よりもカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高くなりました。9月中旬の雨を乗り越え、その後の好天まで収穫を遅らせるリスクを取った生産者では繊細で優雅な気品のあるスタイルに仕上がっています。 2024年の白は全体的に素晴らしい品質に仕上がっていますので安心して購入してください。赤はテロワールと生産者の選択がカギを握るヴィンテージです。サンテミリオンではカベルネの比率が高い生産者が、ポムロルではプラトーに位置する生産者が高い評価を獲得しています。また、ジロンド川に近い砂利質の区画では、クラシックかつ洗練された赤の真価を感じさせる一本に仕上がっています。軽やかな果実味と美しい酸、緻密なタンニンをもつ繊細なスタイルの2024年は、ブルゴーニュ的な要素を備えた注目すべきヴィンテージです。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2024年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この困難に立ち向かい見事に成功を収めたワインを厳選して皆さまのもとへお届けいたします。この特別なヴィンテージの魅力を是非ご体験ください。 ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します ※価格は、フランスからの各種輸入費用を含めた総額表示です。 詳しくはショップページを確認ください。 ※写真はイメージです。ヴィンテージは商品名にてご確認ください。
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