Bordeaux, ボルドーワインの商品一覧
ボルドー
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シャトー・グロリア [2018]750ml (赤ワイン) 【2018ボルドー】
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11,000円
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税抜10,000円
- 販売者
- ワインセラーウメムラ
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2018
- 生産者
- シャトー・グロリア
「Gloria = 栄光の賛歌」と名付けれた芳醇でまろやかな果実味を備えた贅沢な赤ワイン! メドック・サンジュリアン村にある1940年代に設立されたシャトー。その歴史はわずか6ha程の小さな畑から始まりました。その後、少しずつ畑を拡大していきます。有名シャトーが多く存在しているメドックでは、新しくシャトーを造る事や畑を増やす事はとても困難ですが、シャトー・グロリアは各シャトーとの信頼関係を築き上げ、少しずつ畑を譲ってもらう事に成功しました。 そのシャトーはサンジュリアンのグランクリュ格付けのデュクリュ・ボーカイユ、レオヴィル・ラス・カーズ、レオヴィル・バルトン、グリュオ・ラローズなど歴史が長く、サンジュリアンを代表するシャトーばかりです。これらの畑の歴史を背景に、毎ヴィンテージ完成度が高く安定した品質のワインを生み出しています。 「シャトー・グロリア」は、格付け認定外ですが、格付けワインと同様、もしくはそれ以上のポテンシャルを秘めています。活き活きとしたフレッシュな果実の風味とやさしいオークやスパイスのアクセントがあり、ボリューム感たっぷりの赤ワインです。力強いタンニンもワインに綺麗に溶け込み、穏やかな酸味と果実味が一体となり、バランスが非常に整った贅沢な赤ワインです。 Chateau Gloria シャトー・グロリア 生産地:フランス ボルドー サン・ジュリアン 原産地呼称:AOC. SAINT JULIEN ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 60%、メルロ 32%、プティ・ヴェルド 5%、カベルネ・フラン 3% アルコール度数:14.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームスサックリング:94 ポイント シャトー・グロリア サン・ジュリアン 2018 2025年8月12日(火) 色:赤、国:フランス、産地:ボルドー、ヴィンテージ:2018 スパイシーなカシスやベリーの深みがあり、ココアパウダーやグラファイトのニュアンスも感じられる、若々しいボルドーワイン。ほぼフルボディで、熟したながらもフレッシュな果実味と、しっかりとしていながらもシルキーなタンニンが、ワインに素晴らしいテクスチャーをもたらしている。余韻は長く、実に長い。オーク樽の風味や高アルコール度数にも果実味がしっかりと対抗しているグロリア。カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー32%、プティ・ヴェルド5%、カベルネ・フラン3%。現在でも飲めるが、3~5年後がより良い。今後15年間は問題なく熟成を続けるだろう。ワイナリーでの垂直テイスティングより。 シニアエディター:Zekun Shuai VINOUS:93 ポイント 飲み頃:2024年~2050年 出典:『The Future’s Definitely Not What It Was: Bordeaux 2018』(2021年3月) 2018年ヴィンテージのグロリアは、ブラックベリー、ブライアリー、杉、タバコの香りが豊かに調和した素晴らしいブーケを持ち、その香りは実に…自然で気取らない印象を与えます。非常に調和の取れた味わいは、グラファイトのニュアンスを帯びた純粋なブラックフルーツを呈しています。適度なボディと繊細な酸味を備え、フィニッシュは極めて直線的で集中力があり、これは非常に上品なグロリアであり、将来的にはより高い評価に値するかもしれません。 - ニール・マーティン著(2021年1月) VINOUS:93 ポイント 飲み頃:2026年~2043年 出典:『ボルドー2018:Not Back in Black』(2021年3月) 2018年産のグロリアは見事に仕上がりました。ミディアムボディで、素晴らしいバランスと格調の高さを兼ね備えたこのグロリアは、2018年産の多くのワインに見られるような、あまりに奔放な味わいを求めていない読者に特に好まれるでしょう。明るい花の香り、ブラッドオレンジ、そして赤いベリーの果実味が、この素晴らしく表現力豊かなサン・ジュリアン全体に広がっています。タンニンが柔らかくなるまで、少なくとも数年は寝かせてください。 - アントニオ・ガローニ著(2021年3月) ワインアドヴォケイト:91 ポイント レビュー:William Kelley 飲み頃:2022年~2038年 2018年産のグロリアは、果実味が豊かで力強いこのボルドーのヴィンテージにおいて、傑出した出来栄えです。ブラックベリー、カシス、リコリスの香りを放ち、ミディアムからフルボディで、豊かで肉厚な味わいです。果実味、熟した酸味、そして甘みのあるタンニンがしっかりと芯を成しています。純粋主義者なら2019年や2016年を好むでしょうが、この表現力豊かで快楽的な2018年は、すでに愉しんで味わうことができます。 公開日:2022年11月1日
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ピション・コンテス・レゼルヴ [2018]750ml (赤ワイン) 【2018ボルドー】
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12,100円
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税抜11,000円
- 販売者
- ワインセラーウメムラ
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2018
「ポイヤックの貴婦人」と形容される女性的で優しいスタイル、ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドのセカンドラベル! ピション・ラランドの歴史は、1689年に、当時有名なワイン業者だった、ピエール・ドムジュール・ド・ローザン(Pierre Desmezures de Rauzan)氏がラトゥール近くの区画を購入した事に始まります。そして、その娘テレーズが1694年にバロン・ジャック・ピション・ド・ロングヴィル氏と結婚際する際に持参金としてその畑を持参し、同一族がシャトーを運営していきます。 1850年にシャトーは二つに分割され、ラウル男爵の区画が現在のピション・バロンに、3姉妹が所有していたもう一つの区画が、現在のピション・コンテス・ド・ラランドとなりました。3姉妹の一人、マリー・ラウルがシャトー・ラトゥールの当主、ボーモン伯爵の愛人となり、ラトゥールの土地の一角にシャトーを建て、シャトーはシャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドと名付けました。 1978年にはエドゥアール・ミアイエ氏の娘であるメイ=エリアーヌ・ド・ラングザン氏がこのシャトーを引き継ぎ、ワイン造りに身を捧げました。彼女の造る安定した品質は国際的な名声を得る事に成功しました。2007年1月、シャンパーニュ・メーカーのルイ・ロデレールがシャトーを購入し、さらなら品質の向上に努めています。 「ピション・コンテス レゼルヴ」は、メドック格付け第二級シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドが手掛けるセカンドラベルです。ファーストと同じ畑の若樹で造られています。ファースト譲りの気品溢れる造りで人気が高く、入荷数も限られる貴重な銘柄です。2016年まではレゼルヴ・ド・ラ・コンテスでしたが2017年から改称されています。早くから楽しめる王道のメドックです。 2018VTは、カベルネ・ソーヴィニヨン53%、メルロー42%、プティ・ヴェルド4%、カベルネ・フラン1%のブドウを使用します。非常にバランスの取れたワインで、各要素がしっかりと調和しており、美しい清澄さと果実のストレートな表現が感じられます。香りは比較的しっかりとしていますが、程よい控えめさも感じられます。この洗練されたエレガンスは、ここ数年、コンテス・ド・ラランドのワインに一貫して見られる特徴です。しっかりとした土台の上に、カシスの果実味が美しく広がっています。 Pichon Comtesse Reserve ピション・コンテス レゼルヴ 生産地:フランス ボルドー ポイヤック 原産地呼称:AOC. PAUILLAC ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 53%、メルロ 42%、プティ・ヴェルド 4%、カベルネ・フラン 1% アルコール度数:14.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームス・サックリング:94 ポイント レゼルヴ・ド・ラ・コンテス ポイヤック 2018 2021年1月24日(日) 色:赤 国:フランス 産地:ボルドー ヴィンテージ:2018 乾燥したスミレ、ブラックカラント、牡蠣の殻、インク、ビターチョコレートの香りが漂う。ミディアムからフルボディで、しっかりとしたきめ細やかなタンニンが感じられる。凝縮感があり、引き締まった味わいで、上品な渋みが残る余韻が特徴だ。まろやかになるには数年を要する。ピション・ラランドのセカンドワイン。2025年頃から試すのがおすすめ。 DECANTER:93 ポイント Jane ANSON 2019年4月4日 コンテスのファーストと同様、2018年産の注目すべき1本です。魅惑的でありながら、口中に広がるミネラル感と引き締まった味わいに、ふっくらとしたラズベリーやダムソンの果実味が加わっています。深みがありながらも、実に美しい仕上がりです。タンニンが締まるにつれ、フィニッシュは中盤よりも少し引き締まった印象になりますが、ファーストワインを試飲した後で再び味わうと、果実味に加えリコリスやほのかな木煙のニュアンスが加わり、実に美味です。2018年はファーストワインとセカンドワインが50対50の割合でブレンドされており、総生産量の90%以上が使用されています。ブレンドには1%のカベルネ・フランが含まれています。プレスワインは9%。pH 3.85、IPT 87。 ワインアドヴォケイト:92 ポイント レビュー:Lisa Perrotti-Brown 飲み頃:2023年~2040年 このセカンドワインは、収穫量の41%を占めています。カベルネ・ソーヴィニヨン53%、メルロー42%、プティ・ヴェルド4%、カベルネ・フラン1%で構成された、深みのあるガーネット・パープル色の2018年「レゼルヴ・ド・ラ・コンテス」は、グラスから熟したブラックカラント、ブラックラズベリー、焼きプラムの活き活きとした香りが立ち上り、さらに鉛筆の芯、杉のチェスト、挽いたクローブ、ライラックのニュアンスも感じられます。ミディアムボディの口当たりは、きめ細やかなタンニンと心地よいフレッシュさが繊細な果実味を見事に引き立て、エレガントに仕上げられており、土の香りを帯びた余韻が長く続きます。 公開日:2021年4月1日
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【プリムール】クロ・デュ・マルキ [2025] 750ml / Clos du Marquis | 3本セット・シャトーオリジナル木箱入
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33,000円
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税抜30,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2025
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・WA 点 (ワイン・アドヴォケイト) ・JS 94-95点(ジェームス・サックリング) ・AG 点 (アントーニオ・ガッローニ) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 1902年にラスカズ侯爵(マルキ)の居住地に隣接していたこの小さなクロに葡萄が植えられたのがクロ・デュ・マルキの起源です。 レオヴィル・ラス・カーズのチームが手掛けるこのクロ・デュ・マルキは、長らくセカンドワイン見なされてきましたが、レオヴィル・ラスカーズとは異なるテロワールを持つ独立したワインというのが真実です。レオヴィル・バルトンとレオヴィル・ポワフェレに囲まれるクロ・デュ・マルキは、サンジュリアンで最高のテロワールのひとつと見なされています。 そして2025年。このヴィンテージは、温暖で日照に恵まれた気候の中で生まれた「構造とバランス」を体現する年となりました。生育期を通じて暖かく安定した気候が続き、畑ではキャノピーを高く保つことで果実を直射日光から守り、熟度とフレッシュさの両立が図られました。この丁寧な栽培管理により、過度な成熟を避けつつ、ブドウは理想的なバランスで成熟。カベルネ系品種は精密さと骨格を、メルローはしなやかさと豊かな果実味をもたらしています。収穫は9月8日から20日にかけて行われ、区画ごとに最適なタイミングで丁寧に摘み取られました。 2025年のアッサンブラージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン73%、メルロー21%、カベルネ・フラン6%。アルコール度数は13.6%、pHは3.57。熟成は新樽比率約55%で16か月行われます。グラスから立ち上がるのは、ブラックチェリーやカシス、ブルーベリーといった黒系果実に、スミレやアイリスのフローラルノート、さらにグラファイトやスパイスのニュアンスが重なる複雑なアロマ。香りは開放的でありながら繊細さを保ち、サン・ジュリアンらしい気品が感じられます。口に含むと、果実はジューシーで層を成し、テクスチャーはしなやかで滑らか。タンニンは細やかに織り込まれ、ほのかにチョーキーなミネラル感とともに構造を支えています。フィニッシュには塩味を帯びたニュアンスとフレッシュさが長く続き、全体に活力と精密さを与えています。 クロ・デュ・マルキ2025。それは、凝縮とフレッシュさ、構造としなやかさという対照的な要素が調和したヴィンテージ。 【2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
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【プリムール】シャトー・マルゴー [2025] 750ml / Chateau Margaux | 3本セット・シャトーオリジナル木箱入
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283,800円
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税抜258,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2025
- 生産者
- シャトー・マルゴー
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・WA 97-100点 (ワイン・アドヴォケイト) ・JS 98-99点(ジェームス・サックリング) ・AG 97-99点 (アントーニオ・ガッローニ) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 シャトー・マルゴーは、メドック格付け第1級です。5大シャトーの中で"最もエレガント"と言われ、「女王」と呼ばれ愛される偉大なワイン。華やかで優美な香り、力強いタンニンをともなったボディとエレガントさが魅力です。 ルイ15世の愛妾デュ・バリー、アーネスト・ヘミングウェイ、チャップリンを始め、歴史の舞台や小説にも登場するほど世界から愛されるシャトー・マルゴー。1855年のパリ万博から名声を博したマルゴーですが、19世紀後半にはべと病被害、1930年代の世界大恐慌をはじめ、苦難の歴史もありました。しかし、1976年にシャトーを買い取ったメンツェロプーロス家が大改革を行います。ボルドー大学の醸造学者エミール・ペイノーを技術顧問に迎え、1978年ヴィンテージはシャトー・マルゴーの名声を取り戻しました。アンドレ・メンツェロプロス氏から継承したコリーヌが1980年からマルゴーを牽引し、2023年には若きアレクシスがCEOにつきました。醸造責任者はマルゴーの飛躍に多大なる貢献を果たした故ポール・ポンタリエの下で学び、ナパのイングルヌックから復帰したフィリップ・バスコール。気候変動によりワイン造りが刻々と変化して行く中で、新世界で培った経験とシャトーマルゴーの叡智を融合させて、シャトー・マルゴーの新しい歴史を刻んでいます。 華やかで優美な香り、力強いタンニンをともなった滑らかなボディが世界のワイン愛好家を魅了し続けます。熟成により、さらに豊かでバランスのとれた深みのある味わいになるマルゴーは、飲み頃を待つ楽しみも広がります。 そして2025年。このヴィンテージは、歴史的に優れた年とされる“5の付く年”(1985、1995、2005、2015)に連なる、卓越した品質を示す年となりました。春は穏やかでバランスに優れ、過不足のない理想的なスタートを切り、萌芽および開花はいずれも例年より約1週間早く進行。開花は非常に均一かつ迅速で、不作要因となる花振るいやミルランダージュも見られず、極めて健全な生育が維持されました。初夏以降は降雨量が少なく乾燥した状態が続き、水分ストレスが徐々に進行。8月には顕著な熱波が到来し、成熟は加速しましたが、8月末から9月初旬にかけて約60mmの降雨がもたらされ、水分バランスが回復。この降雨が気温の低下とともに成熟を整え、フレッシュさと均整のとれたスタイルを形成する重要な要素となりました。収穫は早めず、完熟、特にフェノール成熟の到達を待つという判断のもとで行われ、結果として理想的な熟度のブドウが丁寧に摘み取られました。 2025年は極端な乾燥により収量が22hl/haと過去100年でも最低水準のひとつとなり、生産量は平年の半分強にとどまりました。当初はグラン・ヴァンへの比率が高まると見込まれていましたが、最良区画の品質があまりにも際立っていたため、厳格な選別が行われ、最終的にシャトー・マルゴーに使用されたのは全体のわずか37%にとどまりました。アッサンブラージュはカベルネ・ソーヴィニヨン89%、メルロー6%、カベルネ・フラン4%、プティ・ヴェルド1%。グラスからは、力強く複雑なアロマが広がり、果実の純度と奥行きが際立ちます。口に含むと、クリーミーかつベルベットのような質感を伴った凝縮した果実が広がり、きめ細かく密度の高いタンニンが骨格を形成。タンニンはシルキーでありながら深く、ワインに独自の個性と卓越した長さを与えています。 シャトー・マルゴー2025。それは、凝縮と繊細さ、力強さとエレガンスという相反する要素が極めて高次元で融合したヴィンテージ。 【2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
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【プリムール】シャトー・マルゴー [2025] 750ml / Chateau Margaux | シャトーオリジナル木箱入
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94,600円
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税抜86,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2025
- 生産者
- シャトー・マルゴー
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・WA 97-100点 (ワイン・アドヴォケイト) ・JS 98-99点(ジェームス・サックリング) ・AG 97-99点 (アントーニオ・ガッローニ) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 シャトー・マルゴーは、メドック格付け第1級です。5大シャトーの中で"最もエレガント"と言われ、「女王」と呼ばれ愛される偉大なワイン。華やかで優美な香り、力強いタンニンをともなったボディとエレガントさが魅力です。 ルイ15世の愛妾デュ・バリー、アーネスト・ヘミングウェイ、チャップリンを始め、歴史の舞台や小説にも登場するほど世界から愛されるシャトー・マルゴー。1855年のパリ万博から名声を博したマルゴーですが、19世紀後半にはべと病被害、1930年代の世界大恐慌をはじめ、苦難の歴史もありました。しかし、1976年にシャトーを買い取ったメンツェロプーロス家が大改革を行います。ボルドー大学の醸造学者エミール・ペイノーを技術顧問に迎え、1978年ヴィンテージはシャトー・マルゴーの名声を取り戻しました。アンドレ・メンツェロプロス氏から継承したコリーヌが1980年からマルゴーを牽引し、2023年には若きアレクシスがCEOにつきました。醸造責任者はマルゴーの飛躍に多大なる貢献を果たした故ポール・ポンタリエの下で学び、ナパのイングルヌックから復帰したフィリップ・バスコール。気候変動によりワイン造りが刻々と変化して行く中で、新世界で培った経験とシャトーマルゴーの叡智を融合させて、シャトー・マルゴーの新しい歴史を刻んでいます。 華やかで優美な香り、力強いタンニンをともなった滑らかなボディが世界のワイン愛好家を魅了し続けます。熟成により、さらに豊かでバランスのとれた深みのある味わいになるマルゴーは、飲み頃を待つ楽しみも広がります。 そして2025年。このヴィンテージは、歴史的に優れた年とされる“5の付く年”(1985、1995、2005、2015)に連なる、卓越した品質を示す年となりました。春は穏やかでバランスに優れ、過不足のない理想的なスタートを切り、萌芽および開花はいずれも例年より約1週間早く進行。開花は非常に均一かつ迅速で、不作要因となる花振るいやミルランダージュも見られず、極めて健全な生育が維持されました。初夏以降は降雨量が少なく乾燥した状態が続き、水分ストレスが徐々に進行。8月には顕著な熱波が到来し、成熟は加速しましたが、8月末から9月初旬にかけて約60mmの降雨がもたらされ、水分バランスが回復。この降雨が気温の低下とともに成熟を整え、フレッシュさと均整のとれたスタイルを形成する重要な要素となりました。収穫は早めず、完熟、特にフェノール成熟の到達を待つという判断のもとで行われ、結果として理想的な熟度のブドウが丁寧に摘み取られました。 2025年は極端な乾燥により収量が22hl/haと過去100年でも最低水準のひとつとなり、生産量は平年の半分強にとどまりました。当初はグラン・ヴァンへの比率が高まると見込まれていましたが、最良区画の品質があまりにも際立っていたため、厳格な選別が行われ、最終的にシャトー・マルゴーに使用されたのは全体のわずか37%にとどまりました。アッサンブラージュはカベルネ・ソーヴィニヨン89%、メルロー6%、カベルネ・フラン4%、プティ・ヴェルド1%。グラスからは、力強く複雑なアロマが広がり、果実の純度と奥行きが際立ちます。口に含むと、クリーミーかつベルベットのような質感を伴った凝縮した果実が広がり、きめ細かく密度の高いタンニンが骨格を形成。タンニンはシルキーでありながら深く、ワインに独自の個性と卓越した長さを与えています。 シャトー・マルゴー2025。それは、凝縮と繊細さ、力強さとエレガンスという相反する要素が極めて高次元で融合したヴィンテージ。 【2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
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【プリムール】シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ [2025] 750ml / Chateau Leoville Las Cases | 3本セット・シャトーオリジナル木箱入
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95,700円
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税抜87,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2025
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・WA 96-98点 (ワイン・アドヴォケイト) ・JS 98-99点(ジェームス・サックリング) ・AG 96-98点 (アントーニオ・ガッローニ) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 シャトー・レオヴィル・ラス・カーズはボルドー格付第二級のシャトーです。現在のレオヴィル・ポワフェレ、レオヴィル・バルトンとこのレオヴィル・ラス・カーズは元々は一つの敷地にあり、ドメーヌ・レオヴィルと呼ばれていました。フランス革命後にこのドメーヌは3分割され、中心部分を含む60%の敷地がレオヴィル・ラス・カーズの領地となりました。この中心部分こそが、シャトー・ラトゥールに隣接するアンクロと呼ばれる55ヘクタールのパーセルで、今日のレオヴィル・ラス・カーズの中核となっています。温度調節機能を果たすジロンド川に近いこの区画では、春先の遅霜が回避され、夏の酷暑の際には気温が下がるため、葡萄が天候に左右されずに健全に生育します。また蓄えらてた地下水脈にも近いので、近年頻発している旱魃の際にも、葡萄は見事に対応するのです。レオヴィル・ラスカーズを現在所有するドロン家は、左岸にクロ・デュ・マルキとポタンサックを、右岸にネナンを合わせて所有しており、厳格なジャン・ユベール・ドロンが社長として長年率いていますが、2022年にはコス・デストゥルネルで長年総支配人を率いたジャン・ギョーム・プラッツが副社長に就任。2023年夏には最新式の醸造設備が稼働。メドック最上のテロワールに、最新技術と最高の才能が加わり、スーパーセカンドを遥かに超えたシャトーへと変貌を遂げています。 そして2025年。このヴィンテージは、温暖で非常に日照に恵まれた生育環境の中で生まれた「密度と精密さの共存」を体現する年となりました。ジロンド河の影響を強く受けるテロワールによって、微気候は成熟を早めつつ霜害から守られ、安定した生育が可能となります。生育期は一貫して温暖で乾燥しており、ブドウは早い段階から成熟を進めました。畑ではキャノピー管理を調整し、果実への直射日光を和らげることでバランスを維持。結果として、例年よりも非常に早い収穫となり、9月5日から20日にかけて実施されました。こうした条件のもと、豊かな成熟と同時に酸とフレッシュさが保たれ、力強さと緊張感を兼ね備えたヴィンテージに仕上がっています。 2025年のアッサンブラージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン82%、カベルネ・フラン12%、メルロー6%。アルコール度数は13.65%、pHは3.56。熟成はフレンチオーク樽(新樽比率約80%)で約18か月行われます。グラスから立ち上がるのは、カシスやブラックベリー、プラムといった濃密な黒系果実に、スミレやバラのフローラルノート、さらにグラファイトや杉、スパイスといった複雑でクラシックなニュアンス。香りは抑制的でありながら奥行きがあり、時間とともに幾層にも展開していきます。口に含むと、果実は非常に凝縮していながらも緊張感を保ち、テクスチャーはシルキーで洗練。タンニンは豊富かつ精緻に織り込まれ、構造の骨格を形作りながらエネルギーと持続性を与えています。フィニッシュにはミネラルや塩味、わずかなスパイスのニュアンスが長く続き、力強さと冷涼感が見事に調和しています。 シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ2025。それは、凝縮と緊張感、パワーと気品という相反する要素を高度に昇華させたヴィンテージ。 【2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
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【プリムール】パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー [2025] 750ml / Pavillon Rouge du Chateau Margaux | 3本セット・シャトーオリジナル木箱
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85,800円
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税抜78,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2025
- 生産者
- シャトー・マルゴー
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・WA 91-93点 (ワイン・アドヴォケイト) ・JS 点(ジェームス・サックリング) ・AG 92-94点 (アントーニオ・ガッローニ) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 パヴィヨン・ルージュは、シャトー・マルゴーが造るセカンドワインです。現在ではほぼ全てのシャトーでセカンドワインが造られていますが、このパヴィヨン・ルージュのファーストヴィンテージは1908年とパイオニア的な存在です。現在はセカンドワインの品質向上の為にサードワイン導入され、その品質はかつてのファーストラベルと同等にまで高められています。 そして2025年。このヴィンテージは、厳格な選果と卓越した気候条件によって生まれた「精密さと張り」を体現する年となりました。春は穏やかでバランスに優れ、萌芽および開花はいずれも例年より約1週間早く進行。開花は均一かつ迅速で、極めて良好な状態が維持されました。初夏から夏にかけては乾燥した気候が続き、水分ストレスが徐々に進行。8月には熱波の影響で成熟が加速しますが、8月末から9月初旬にかけての降雨がブドウ樹に潤いを与え、成熟のバランスを回復させました。その後は安定した天候が続き、収穫はあえて急がず、フェノール成熟の最適なタイミングを見極めて実施されています。この判断により、完熟した健全な果実が揃い、ヴィンテージのポテンシャルが最大限に引き出されました。 2025年は特に厳格な選別が行われ、収穫のうちパヴィヨン・ルージュに使用されたのはわずか28%。こうした選果の徹底が、ワインの精度と個性を際立たせています。アッサンブラージュはカベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロー16%、プティ・ヴェルド10%、カベルネ・フラン4%。グラスから立ち上がるのは、黒系果実を中心とした凝縮したアロマに、フローラルやスパイスのニュアンスが重なる洗練された香り。口に含むと、果実は引き締まった印象を持ちながらもピュアで、テクスチャーは滑らか。特にグラン・ヴァンと比較して、より力強いタンニンが骨格を形成しており、ワイン全体に構造とエネルギー、そして優れた持続性をもたらしています。フィニッシュには長く続くフレッシュさと緊張感が感じられます。 パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー2025。それは、凝縮とフレッシュさ、力強さと精密さが見事に調和したヴィンテージ。 【2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
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【プリムール】シャトー・リフ [2025] 750ml / Chateau L'If | 3本セット・シャトーオリジナル木箱入
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56,100円
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税抜51,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2025
- 生産者
- シャトー・リフ
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・WA 点 (ワイン・アドヴォケイト) ・JS 97-98点(ジェームス・サックリング) ・AG 97-99点 (アントーニオ・ガッローニ) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 サンテミリオンの「リフ」は、ポムロールの伝説的ワイン「ル・パン」を生んだジャック・ティエンポンの手によるシャトー。ル・パン同様、リフも限られた生産量で、卓越したテロワールと細やかな造りを追求し、毎年のヴィンテージごとにその真価を高めています。元は無名だったリフの畑も、ル・パンの誕生に先駆けて見出された卓越したポテンシャルが光り、現在では14区画に及ぶ畑を丁寧に管理。ティエンポン家の血統を継ぐシリル・ティエンポンがその指揮を執り、ワインの仕上がりは洗練を極めています。2022年には若き女性醸造家ダイアナ・ベルーエ・ガルシアが、ル・パンの支配人となり、シリルとともにリフを新たな高みへと導いています。ル・パンに心を奪われた愛好家なら、リフもまた必ずや手に入れたい、唯一無二の逸品です。 そして2025年。このヴィンテージは、温暖で乾燥した気候の中で生まれた「凝縮とクラシシズム」を体現する年となりました。冬は穏やかで降雨量が少なく、平年よりも約5日早い萌芽を迎えます。春は全体として好条件に恵まれ、4月は乾燥と温暖な気候が続きブドウ樹の生育は順調に進行。5月には適度な降雨と気温上昇により健全な開花が進み、結実も均一で小粒かつ凝縮した果房が形成されました。6月以降は乾燥と気温上昇により穏やかな水分ストレスが生じ、早い段階からタンニンの成熟が促されます。7月は非常に高温で乾燥し、8月初旬には熱波と昼夜の寒暖差が重なり、色素とアロマの形成が飛躍的に進みました。月末には気温低下と降雨が訪れ、よりボルドーらしい成熟環境へと回帰。9月は穏やかで理想的な天候に恵まれ、均整の取れた成熟を経て収穫は9月11日から19日にかけて迅速に行われました。 2025年のアッサンブラージュは、メルロー75%、カベルネ・フラン25%。アルコール度数は13.6%、pHは3.28。熟成はフレンチオーク樽(新樽50%)で12〜16か月行われます。グラスから立ち上がるのは、ブラックチェリーやカシスといった凝縮した黒系果実に、フローラルなニュアンスと繊細なスパイスが重なるアロマ。香りはピュアで透明感があり、石灰質土壌由来のミネラル感が印象を引き締めます。口に含むと、果実は密度を伴いながらも均整が取れており、テクスチャーは緻密で滑らか。タンニンは成熟していながら張りを保ち、フレッシュな酸が全体に立体感とエネルギーを与えています。フィニッシュにはミネラルとともに長い余韻が続き、構造とエレガンスが美しく調和しています。 リフ2025。それは、凝縮と緊張感、力強さとエレガンスという相反する要素が見事に融合したヴィンテージ。 【2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
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【プリムール】シャトー・デュクリュ・ボーカイユ [2025] 750ml / Chateau Ducru-Beaucaillou | 3本セット・シャトーオリジナル木箱入
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79,200円
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税抜72,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2025
- 生産者
- シャトー・デュクリュ・ボーカイユ
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・WA 点 (ワイン・アドヴォケイト) ・JS 96-97点(ジェームス・サックリング) ・AG 点 (アントーニオ・ガッローニ) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 山吹色のエチケットがトレードマークのデュクリュ・ボーカイユ。誰でも一度目にしたら忘れられない印象的なこのボトルは、今昔問わずワイン通に愛されてきたシャトーです。 美しい石(ボーカイユ)と呼ばれ、水はけが良く、葡萄が良く熟する素晴らしいテロワールを持つこのシャトーは、1795年にベルトラン・デュクリュが買い取ってから品質が飛躍的に向上し、1855年にはメドック第二級に格付けされました。1866年にはボルドー液の開発で多大なる貢献を果たしたナサ二エル・ジョンストンがオーナーとなり、現在の山吹色のエチケットが考案されました。1941年には現オーナーのボリー家がシャトーを継承し、フランスを代表する醸造学者故エミール・ペイノー教授をコンサルタントと迎え入れ、デュクリュ・ボーカイユは2級ながら1級シャトーに匹敵する品質を持つスーパーセカンドの地位を確立しました。偉大なワイン評論家ロバート・パーカーは「ワイン通が好んで買うワイン。品質に対するコストパフォーマンスの点で、スーパーセカンドで最も興味深いワインの1つ。」と高く評価しています。 そして2025年。このヴィンテージは、凝縮とフレッシュさが見事に調和した「気品と躍動感」を体現する年となりました。収穫は9月2日から23日にかけて行われ、区画ごとに最適な熟度を見極めながら丁寧に実施。生育期の特徴であるフレッシュさと軽やかさはそのままに、果実には十分な熟度と奥行きが備わりました。ワイン造りにおいては100%新樽を使用しながらも、過度な抽出を避けることで、タンニンや果実のバランスが的確に整えられています。pHは3.74と、豊かな熟度を感じさせつつも調和の取れた数値に収まっています。 2025年のスタイルは、デュクリュ・ボーカイユらしい広がりとスケール感に、ヴィンテージ特有のフレッシュさとリフト感が融合したもの。グラスからは、ブルーベリーやラズベリー、カシス、ザクロといった多層的な果実のアロマに、トーストしたクミンやカプチーノを思わせるスパイスとローストのニュアンスが重なります。口に含むと、果実は控えめな凝縮を持ちながらも均整が取れており、テクスチャーはしなやかで滑らか。タンニンは細やかで静かな自信を感じさせる構造を形成し、時間とともにその複雑さがゆっくりと広がります。全体として落ち着きと品格を感じさせるスタイルで、長い余韻が持続します。 デュクリュ・ボーカイユ2025。それは、凝縮と繊細さ、スケールと軽やかさが高い次元で調和したヴィンテージ。 【2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
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【プリムール】ル・パン&リフ [2025] 750ml / Le Pin & L'IF | 4本セット・シャトーオリジナル木箱入
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501,600円
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税抜456,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2025
- 生産者
- シャトー・ル・パン
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・WA 点 (ワイン・アドヴォケイト) ・JS 97-98点(ジェームス・サックリング) ・AG 97-99点 (アントーニオ・ガッローニ) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 サンテミリオンの「リフ」は、ポムロールの伝説的ワイン「ル・パン」を生んだジャック・ティエンポンの手によるシャトー。ル・パン同様、リフも限られた生産量で、卓越したテロワールと細やかな造りを追求し、毎年のヴィンテージごとにその真価を高めています。元は無名だったリフの畑も、ル・パンの誕生に先駆けて見出された卓越したポテンシャルが光り、現在では14区画に及ぶ畑を丁寧に管理。ティエンポン家の血統を継ぐシリル・ティエンポンがその指揮を執り、ワインの仕上がりは洗練を極めています。2022年には若き女性醸造家ダイアナ・ベルーエ・ガルシアが、ル・パンの支配人となり、シリルとともにリフを新たな高みへと導いています。ル・パンに心を奪われた愛好家なら、リフもまた必ずや手に入れたい、唯一無二の逸品です。 そして2025年。このヴィンテージは、温暖で乾燥した気候の中で生まれた「凝縮とクラシシズム」を体現する年となりました。冬は穏やかで降雨量が少なく、平年よりも約5日早い萌芽を迎えます。春は全体として好条件に恵まれ、4月は乾燥と温暖な気候が続きブドウ樹の生育は順調に進行。5月には適度な降雨と気温上昇により健全な開花が進み、結実も均一で小粒かつ凝縮した果房が形成されました。6月以降は乾燥と気温上昇により穏やかな水分ストレスが生じ、早い段階からタンニンの成熟が促されます。7月は非常に高温で乾燥し、8月初旬には熱波と昼夜の寒暖差が重なり、色素とアロマの形成が飛躍的に進みました。月末には気温低下と降雨が訪れ、よりボルドーらしい成熟環境へと回帰。9月は穏やかで理想的な天候に恵まれ、均整の取れた成熟を経て収穫は9月11日から19日にかけて迅速に行われました。 2025年のアッサンブラージュは、メルロー75%、カベルネ・フラン25%。アルコール度数は13.6%、pHは3.28。熟成はフレンチオーク樽(新樽50%)で12〜16か月行われます。グラスから立ち上がるのは、ブラックチェリーやカシスといった凝縮した黒系果実に、フローラルなニュアンスと繊細なスパイスが重なるアロマ。香りはピュアで透明感があり、石灰質土壌由来のミネラル感が印象を引き締めます。口に含むと、果実は密度を伴いながらも均整が取れており、テクスチャーは緻密で滑らか。タンニンは成熟していながら張りを保ち、フレッシュな酸が全体に立体感とエネルギーを与えています。フィニッシュにはミネラルとともに長い余韻が続き、構造とエレガンスが美しく調和しています。 リフ2025。それは、凝縮と緊張感、力強さとエレガンスという相反する要素が見事に融合したヴィンテージ。 【2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
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