ドメーヌ・タタン カンシー キュヴェ・ヴィエーユ・ヴィーニュ [2023]750ml (白ワイン)
- 4,950円
- 税抜4,500円
- 配送料 あり
銘柄 | ドメーヌ・タタン カンシー キュヴェ・ヴィエーユ・ヴィーニュ Domaines Tatin Quincy Cuvee Vieilles Vignes |
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タイプ | ホワイトワイン |
ヴィンテージ |
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品種 | |
生産者 | ドメーヌ・タタン カンシー キュヴェ・ヴィエーユ・ヴィーニュ Domaines Tatin Quincy Cuvee Vieilles Vignes |
生産地 | フランス > ローヌ |
容量 | 750ml |
商品説明
シャルドネとはまた違った個性!
透明感に満ち溢れ、まるで最上級の白桃をかじっているかのような美味しさ!
ドメーヌ・タタンは、カンシー地区とルイィ地区に畑を所有している生産者で、1950年代までは自家消費用のワインのみを生産していました。1988年に農業エンジニアであったJean TATINが妻とJeanの父親Raymond TATINが所有するTremblay(トランブレ/ドメーヌの所在地)の畑(当時は農業用地)を継ぎドメーヌを設立しました。
1990年にDomaine des Ballandor(現在10ha/4区画)名義のキュヴェをリリースし、1994年にはDomaine du Tremblay(現在11ha / 7区画)名義のキュヴェをリリースしました。2002年にはReuillyに植えられたブドウからLes Demoiselles Tatin名義のキュヴェをリリースしました。このAOCには カンシーには認められていない赤ワイン用のピノ・ノワールを始め、その他にピノ・グリやソーヴィニヨン等が植えられています。
2010年頃からは娘のマルシア・タタンもドメーヌの運営に加わり、現在ではマルシアがドメーヌの中心になっています。彼女はさらなる品質の向上に尽力しながら、新たにスパークリングの開発やピノ・グリやピノ・ブランの植樹など生産するキュヴェの幅を増やす事や天然酵母への切り替えにも挑戦しています。彼女の夫は料理人でもある為、互いに日頃から料理とワインとの相性を追及しており、それがワイン造りにも活かされているのです。
「カンシー キュヴェ・ヴィエーユ・ヴィーニュ」は、年産約1万本。ソーヴィニヨン・ブランのフレッシュさとフルーティさを楽しむために5年以内に楽しむことが良いですが、熟成によってより深みのある表情も楽しむことが出来ます。アロマに奥行と深みがあります。シトラス系の爽やかさがあり、特にグレープフルーツの要素が強く感じられます。
その他にミント等の新鮮なハーブ、パプリカ、青リンゴ、アンズ、アカシアなどの要素がとても豊富です。酸もしっかりとありますが、果実味も高いレベルで備わっており、バランスが秀逸です。骨格がしっかりとしており熟成向きのポテンシャルの高さも感じられます。ミネラル感豊富で厚みがある上品な仕上がりになっています。
■テクニカル情報■
畑:4つの異なるテロワールの畑で栽培
農法:リュット・レゾネ
※畝間に自然な草生を残して樹勢管理、雑草は土壌を掘り起こして緑肥として利用している。
土壌:砂・砂利・石灰岩・泥灰・粘土など ※畑によって異なる
樹齢:約60~70年 (2025年時)
年産:約2.7万本 (2023)
有機認証:Terra VITIS
収穫:区画ごとに収穫日を分けそれぞれ最良のタイミングで行う。空気圧でやさしくプレス。
発酵槽:ステンレスタンク
発酵温度管理:実施
熟成:シュール・リー ※バトナージュ実施
■テロワール■
Gatebourse(ガットブールス): 1960年代後半に植樹されたブドウ畑。深い砂質と黄褐色の砂利のテラス。
Nouzats(ヌザ): 1950年代後半に植樹されたブドウ畑。深い赤みを帯びた砂利質・砂質のテラス。
Chaumoux(ショムー): 1960年代後半に植樹されたブドウ畑。粘土質の砂利が堆積し、その下に湖成石灰岩と泥灰が広がる。
Victoires(ヴィクトワール): 1960年代後半に植樹されたブドウ畑。砂質シルトの土壌に、部分的に粘土層が混じる。
■AOCカンシーについて■
カンシーは、フランスのロワール地方サントル・ニヴェルネ地区にあります。総面積でも200ha強と近隣の産地と比べてとても小規模な産地です。1936年8月6日、ロワール地方で初めてAOCに指定(アペラシオン発祥地シャトーヌフ・デュ・パプに次ぎ仏で2番目)された地域で、この地区の土壌は砂や粘土質や石灰が多く、年間降水量も一定している為、特にソーヴィニヨンブランに適した産地であることが古くから知られています。
12世紀にはシトー派の修道院で高品質なワインが造られており、その後のアンリ4世時代には宮廷御用達となるなど古くから品質と知名度が高かった産地でもあり、実際にほとんどがフランス国内で消費されています。このAOCの最大の特徴は白ワインだけ認められているという事です。南西に約20キロ程離れたサンセールにも共通する味わいを持っているとも言われています。
Domaines Tatin Quincy Cuvee Vieilles Vignes
ドメーヌ・タタン カンシー キュヴェ・ヴィエーユ・ヴィーニュ
生産地:フランス ロワール カンシ―
原産地呼称:AOC. QUINCY
ぶどう品種:ソーヴィニョン・ブラン 100%
アルコール度数:13.0%
味わい:白ワイン 辛口
■2023年ヴィンテージ情報■
豊かな収穫、9月の陽光のもとでじっくり熟した驚きのミレジム! 開花は順調に進み、6月は暑さと適度な降水に恵まれ、しっかりとした房が形成された。夏の間には適度な雷雨があり、果実の肥大は理想的に進行。そして、ふくよかなブドウは、晩夏から初秋にかけての温暖で晴れた気候のもと、じっくりと完熟した。
9月11日から10月9日まで続いた長く熱狂的な収穫。自然が味方してくれるときは、ただ手を合わせて感謝するしかない。霜、ベト病、雹といったブドウ畑の災厄を免れることができた。ただし、6月19日、プレイユの村とそのブドウ畑は「スーパーセルストーム」と名付けられた突風により壊滅的な被害を受けた。それでも、この年もまた陽光に恵まれたヴィンテージ。バランスの取れた仕上がりが期待できそうだ。
■2017ヴィンテージの感想です■
ロワールのワインでこのカンシーがこの地方での最初のAOCを獲得したことは今まで知りませんでした。また赤ワインには認められておらず白ワインのみこのAOCが認められています。このドメーヌ・タタンの存在も僕は全く知りませんでした。そしてここがかなり素晴らしいワインを生産しているということを耳にしたので、早速ここの最高キュヴェのヴィーユ・ヴィーニュを取り寄せました。
暑い夏の時期ですので、冷蔵庫でしっかりと冷やし飲み始めました。薄いイエロー、そして様々なフルーツの香りが感じられます。特に甘みたっぷりの最上級の白桃を食しているような印象です。決して甘いワインではありません。上質な辛口ワインに仕上がっていますが、甘い香りと厚みのある酒質でありながらスルッと口中で広がりながら喉を滑っていく様は、さすが高級ワインの要素を持ち合わせている事がはっきりと判ります。少々価格は高いかもしれませんが十分に納得して頂けると思います。2020.07.15
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