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ザ・コースト・シャルドネ [2019] 750ml / The Coast Chardonnay

  • 35,200
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銘柄 ザ・コースト・シャルドネ The Coast Chardonnay
タイプ White wine
ヴィンテージ 2019
品種
生産者 ボアーズ・ヴュー Boars View
生産地 アメリカ > カリフォルニア
容量 750ml
酸味
甘み
ボディ

商品説明

このプロジェクトが始まった理由はなんといっても、大きな可能性を秘めた「ボアズ・ヴュー」と名付けた
ソノマ・コーストの16haの畑を2007年に取得したことから。
現在のオーナーはフレッド&キャロル・シュレイダー夫妻とデヴィッド&ジュディ・ステイナー夫妻。
シュレイダー・セラーズの傘下では無く単独のワイナリーとなっています。
冷たい海からの霧が届く遥か上に位置し、海岸から二つ目の起伏の穏やかな斜面にあります。
十分な日照量が確保出来ながら、海岸からの冷涼な風や空気が上がってきて畑を包みます。
夏の熱波にも、この冷たい空気が葡萄畑を十分に冷やす事ができ、この立地条件がもたらすものは
非常に早い芽吹きから、収穫までの長く一定した気温の生育期間を確保できます。
そのため十分に熟し、成熟した葡萄を収穫できます。

土壌の構成は、ピノ・ノワールに最適と言われる細かい砂を含むゴールド・リッジ土壌に、
小石が含まれ水はけが非常に良い。一部の土壌には粘土質が混じる為、
そこには少量のシャルドネを植えています。
ピノ・ノワールはクラッシック・クローンのカレラ、マウント・エデン、スワンを採用。
シャルドネにはウェンテ。

ソノマ・コーストAVAの中のサブ・アペラシオン「フォート・ロス - シーヴュー/ Fort Ross-Seaview」
綺羅星のように輝く著名な畑が林立する。その中でも超レア・ワイン/ヘレン・ターリー女史の自社畑
「マーカッシン・ヴィンヤード」を上から望むような位置にある畑を「ボアズ・ヴュー」と命名。

2019年は、冬にたっぷりと雨が降り、涼しい春から、
大きな熱波の無い、長く順調な生育期間を経て、ヴィンヤード・チーム
もワインメーカー・チームも安堵した最良年となった。

今や引く手あまたのワインメーカーである「トーマス・リヴァース・ブラウン」は、
シュレイダー・プロジェクトには欠かせない存在。
自らのブランド「リヴァース・マリー」でもピノ・ノワールを作り、シュレイダーから始まり
今では自社畑となっている「アストン」ブランドでピノ・ノワールを造っています。
トーマスの手腕を持って、このソノマ・コーストのフォート・ロスーシーヴュー地区の
最大の特徴を表現する畑から究極のピノ・ノワールと少量のシャルドネが造り出されます。
トーマスはこの畑の開拓初期から、全ての畑での選択に関わっています。
彼の類いまれなる手腕を持って、この特徴的で伝説的な畑から、自然の産物としての
輝かしい葡萄を育て上げ、偉大なワイン造りへの最大の要素を導き出しています。

2019年は、冬にたっぷりと雨が降り、涼しい春から、大きな熱波の無い、
長く順調な生育期間を経て、ヴィンヤード・チームもワインメーカー・チームも安堵した最良年となりました。
醸造は天然酵母のみ、仏産のフランソワ・フレールの樽にて16ヶ月をかけ発酵・熟成(新樽 100%)
フィルター、人工的な清澄なしに瓶詰。

2019年は長い順調な生育期間を経て、収穫のタイミングを自分たちの判断で
ピンポイントに決めることができた為、濃厚さと味わいの複雑性と酸の質が抜き出たものとなりました。
色合いは、古美術品を磨き上げた真鍮思わせる深い黄金色を示し、香りはジャスミンの花、レモンクリーム
パイ、白胡椒、ライラックの花などが波打つように現れてきます。
口に含むと官能的な味わいが広がり、ウールワックスの濃厚さ、クレームブリュレの香ばしさ、
スイカズラ、ライチ、ライムの果皮、白桃のニュアンスが調和しています。
豊かなシャルドネの果実味と仏産樽の新樽の香りが特徴的な個性となり、
非常になめらかにコーティングされたような仕上がりです。
今飲むにはデカンタージュがオススメで、今後更に長い瓶熟成が楽しめる1本。

ジェブ・ダナック氏 : 96点