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ドメーヌ・ロベール・シリュグ ブルゴーニュ・アリゴテ [2021]750ml (白ワイン)

酸味
甘み
ボディ

商品説明

元々所有していたヴォーヌ・ロマネ南側にある1haの畑に1991年、1992年植樹。徐々に畑を拡大の方向ですが、今は生産数が少なく、地元で消費されている稀少なキュヴェ。

1960年創業の非常に小規模なワイン生産者。化学薬品を使用しない害虫対策など人為的で化学的な介入を厳しく制限することで、地球環境に配慮した高品質ワインを生み出す為の真摯な取り組みが随所に見られます。近年、クラシックなスタイルからエレガンス感溢れるスタイルへと見事な変貌を遂げ、新たなファンの獲得につながっています。

数年前からDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)が使用しているものと同じ選別機械を導入したことにより、ヴィンテージの出来に関わらず、雑味や青味のない甘く熟した果実だけを選別できるようになり、品質が飛躍的に向上しました。その味わいはワイン評価誌などで高く評価されており、今後、目の離せない造り手として注目を集めています。

「ブルゴーニュ・アリゴテ」は、アリゴテ・ヴェール種。国道74号下ヴォーヌ・ロマネとGilly les Citeauxのコミューンでシャンボル村国道を挟む向かいに、1.1ha所有。1991年、1992年 植樹。石灰分の強い白い泥灰岩。 石灰と粘土質が同程度。収穫後、テーブル選果後即プレス。 果汁をタンクで自然発酵。マスト固形分除去、樽に移し、9~10ヵ月間熟成。瓶詰前一度澱引。

美しい酸と心地よくフィネスある余韻。主に地元消費の稀少キュヴェ。ワインとしての完成度も高く、キレのある酸と適度な熟度がとても均整が取れています。ピュアな熟度とフレッシュな酸とミネラル感が楽しめます。アリゴテだけラベル表記が筆記体なのはフレッシュさを前面に押し出してアリゴテの持つキュヴェをイメージして欲しいからとの事です。

Domaine ROBERT SIRUGUE & SES ENFANTS Bourgogne Aligote
ドメーヌ・ロベール・シリュグ ブルゴーニュ・アリゴテ
生産地:フランス ブルゴーニュ
原産地呼称:AOC. BOURGOGNE
ぶどう品種:アリゴテ 100%
アルコール度数:12.5%
味わい:白ワイン 辛口

■WINE REPORT評 (2022.06.24 WINEREPORT抜粋)■
ロベール・シリュグは2世代が働きながら、クラシックからエレガントに品質を向上させている。2020は乾燥した夏で糖度が上がり気味だったが、控えめな抽出と新樽減少で、凝縮感とフレッシュ感を保っている。ワイン造りは1986年生まれの5代目アルノー・シリュグと父のジャン・ルイが担って、ジャン・ルイの姉妹マリー・フランスが経理を担当している。アルノーはミシェル・ノエラ家から来た妻ソフィーと共に、ミクロネゴスのアルノー・エ・ソフィー・シリュグ・ノエラも始めた。

[地縁、血縁が形成するテロワール]
ロベール・シリュグは、ジャイエ家やベルトー家との姻戚関係に加えて、今やミシェル・ノエラ家ともつながっている。ヴォーヌ・ロマネを軸にしたポートフォリオは、ソフィーの将来の相続によりさらに充実する可能性がある。小さなヴォーヌ・ロマネ村の狭い道を走っていると、似たような名前のドメーヌによく出くわす。

その多くは相続による畑の分割や、近隣の家族の結婚から生まれている。ドメーヌのルーツをさかのぼると、思いがけないつながりを発見する。日本の農村の集落と似ている。そうした地縁や血縁も、ブルゴーニュの聖地のテロワールを形成しているのだろう。アルノーはボーヌの醸造学校で学び、モレ・サン・ドニのトプノ・メルムやコート・ド・プロヴァンスの名門シャトー・ミニュティ(Chateau Minuty)で経験を積んだ。