スーパータスカンワインの商品一覧
圧倒的な品質の高さを誇るスーパータスカン
その品質の高さからイタリアのワイン法を超越し、世界中から名声を集めるスーパータスカン。
フランスの銘醸地・ボルドーに似たテロワールから、イタリアならではの魅力と技術、こだわりが集約された素晴らしいワインが生み出されます。
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サッシカイア [2021] 750ml / Sassicaia
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33,000円
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税抜30,000円
- 販売者
- 青山ワインマーケット
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2021
- 生産者
- テヌータ・サン・グイド
SASSICAIA(TENUTA SAN GUIDO)サッシカイア(テヌータ・サン・グイド) 圧倒的存在感を放つ、「イタリアワインの至宝」 元祖スーパータスカンとして30年以上にも渡り圧倒的な存在感を放ち続ける「イタリアワインの至宝」サッシカイア。 1978年にイギリスで最も権威あるワイン雑誌、デキャンタ誌が主催するブラインド・テイスティングにて、かのシャトー・マルゴーさえも抑え、サッシカイアがベスト・カベルネの座を獲得。 一躍世界のトップワインへ名乗りを上げ、以降ワインラヴァー垂涎の逸品を生み出し続けています。 サッシカイア SASSICAIA 2021 元祖スーパータスカンであるサッシカイアは、他とは一線を画すスケール感と様々な要素の見事な調和が特徴です。2021年ヴィンテージはワイン・アドヴォケイトにて「非の打ち所のないバランス、素晴らしいフレッシュさがあり、過熟の兆候を全く感じさせない。果実味のバランスが理想的」と称され、デキャンタにおいても「特徴的なフレッシュさと軽やかさとともに、美しい果実味が感じられる。均衡の取れた余韻が長く続き、素晴らしい」とプロが絶賛した優良年。「2064年まで飲み頃が続く」とコメントされるなど、その熟成ポテンシャルに期待が膨らむ圧巻の仕上がりです。 2021年はテヌータ・サン・グイドにおいて、「真のサッシカイア」とでもいうべきワインが造られた超優良ヴィンテージ。 春に新芽を選定したこと、収穫時にも最大限の品質を担保するため厳しい選果を行ったことで、生産量は減少しましたが、素晴らしく幅の広い香りを伴う、骨格とフレッシュさを兼ね備えたブドウを収穫することに成功。 造られたサッシカイアは完璧なバランスとフレッシュさを伴っています。 ワイン・アドヴォケイトではサッシカイアが2016年ヴィンテージ以来、3度目となる100点を見事獲得しています。 味わい 濃い色調のルビーガーネット。西洋スグリやブルーベリー、ザクロなど赤や紫の果実のアロマが重なり合い、シナモンやクローヴなど甘いスパイスやハーブ、ヘーゼルナッツ、シダーなどのニュアンスが幾重もの層を造り上げています。 なめらかなタンニンはボリュームと余韻を与えつつも、一部、ピンと張った緊張感のようなものが感じられ、余韻にかけては多層的なニュアンスが力強く持続。心地よい酸味により本来の活き活きとした快活さがもたらされた、深みのある味わいは十分な長期熟成能力を感じられる仕上がりです。 飲み頃 ~2064年
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ルックス・ヴィティス [2020] 750ml / Lux Vitis
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25,928円
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税抜23,571円
- 販売者
- 青山ワインマーケット
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2020
- 生産者
- ルーチェ・デッラ・ヴィーテ
テヌータ・ルーチェ TENUTA LUCE 20世紀を代表する2人の醸造家が生み出した偉大なスーパータスカン ルーチェは1995年、イタリア人のマルケージ・フレスコバルディとアメリカ人のロバート・モンダヴィの2つの家族によって共同で立ち上げられました。 ロバート・モンダヴィ氏と言えば、ルーチェの前にカリフォルニアでオーパス・ワンを大成功させた、アメリカ最大のワイナリーを所有する天才醸造家。 フレスコバルディ家は総耕作地1000haを抱え、オルネライアなど9軒のワイナリーを所有しているトスカーナの名門です。 トスカーナを代表するフレスコバルディ家(オーナー邸宅訪問時の画像) トスカーナ州の名だたる銘醸地にワイナリーを所有していて、代表的なところで言えば、トスカーナの伝統的なエリアであるルフィナ地区の「カステッロ・ディ・ニポッツァーノ」やポミーノ地区の「カステッロ・ディ・ポミーノ」、高級ワイン産地モンタルチーノ地区の「カステル・ジョコンド」、スーパー・トスカーナワイン「ルーチェ」を生み出す「ルーチェ・デッラ・ヴィーテ」など、その数はなんと9ワイナリーにも及びます。 最近ではトスカーナだけでは飽き足らず、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州を代表する生産者「コンティ・アテムス」を言い値にて買収いたしました。 今やイタリアのみならずヨーロッパ最大規模のワイナリーとなったフレスコバルディですが、富と名誉に甘んじることなく、多大な努力によって常に新しいことへ挑戦し続けるワインナリーでもあり、これまでにも多くの功績を残してきました。 正真正銘の貴族がフレスコバルディ家 フィレンツェを800年間牛耳ってきた名門、フレスコバルディ侯爵家です。 長い歴史の中で、音楽家や作家、詩人、政治家、貿易商など 数多くの著名人を輩出してきた名門中の名門です。 中世から時間が止まったような、トスカーナの景色が広がるこの土地に溜息です。 1100年代からの血筋を引く、本物の貴族が登場! イギリスのチャールズ皇太子とも家族付き合いのある、LAMBERTO FRESCOBALDI ランベルト・フレスコバルディ氏が現在取り仕切っております。 カリフォルニアワインの父と呼ばれる、ロバート・モンダヴィ。 世界中の偉大なワインと肩を並べるワインをカリフォルニアで造るという彼のヴィジョンは、その革命的精神と伝統を尊ぶ精神により見事に結実し、数々のプレミアムワインを世界中の食卓に届けています。 ロバート・モンダヴィは1913年6月18日、ミネソタ州ヴァージニアでイタリアのマルケ州から移民してきた両親チェザーレとローザの長男として生まれました。 父チェザーレは、ワイン用のぶどうを運ぶ仕事でカリフォルニアへ通いつめるうちに、その地に魅せられ、1923年カリフォルニア州ローダイに移住、そこで農園を開きます。 ロバート・モンダヴィは若き日々をローダイで、家族用のワインを造る父の手伝いをしながら過ごします。 「ワインをアメリカ文化の中に浸透させようという私の情熱は、私の両親が中央イタリアから持ち込んだ価値観、伝統、そして日常の楽しみを、この若い国アメリカの地に深く根付かせたいという強い思いによるものであり、おいしい食事とおいしいワイン、加えて家族の愛なのだ」とロバート・モンダヴィは語っています。 1936年、ロバート・モンダヴィはスタンフォード大学を卒業。大学では経済・経営を専攻しましたが、ワイン産業で成功するにはワイン造りの専門知識と同じくらいマーケティングが重要だということを知り、その考えは以降の彼のワイン造りの根幹に大きく関わっていきます。 Lux Vitis Luce Della Vite この最高峰キュヴェは、2004年に植樹されたカベルネソーヴィニョンからスタートしまいた。 「ルックス ヴィティス」はフレスコバルディとモンダヴィによるジョイントベンチャーで誕生したスーパートスカン「ルーチェ」が2004年のカベルネソーヴィニョンの植樹から11年、2015年に満を持して造られたスーパータスカンです。 「ルックス ヴィティス」という、全てのものに命をもたらす“光”への敬意を表した名前が付けられました。 2004年に植樹したカベルネソーヴィニョンが、年を経るごとにその畑の素晴らしさを実感し、ルックス ヴィティスを造ることを決意。 サンジョヴェーゼをほんの僅かに加えることでより豊かで複雑味のあるワインを造り出すことができました。
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121,000円
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税抜110,000円
- 販売者
- 青山ワインマーケット
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2019
- 生産者
- テヌータ・デル・オルネライア
三大ボルゲリと呼ばれる「オルネライア」。フィレンツェの名門アンティノリが生み出した、スーパータスカンです。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロのブレンドで造られるオルネライアに対し、メルロのみを使用したもうひとつのオルネライアの伝説的ワインが、マッセートです。 オルネライアの誕生は1981年。「ソライア」や「ティニャネロ」を造ったアンティノリ家の当主ピエロ・アンティノリ氏の弟にあたる、ロドヴィコ・アンティノリ氏は、ワインのセールスのために繰り返しカリフォルニアを訪れており、カリフォルニアでのワイン造りを考え移住しました。しかし、そこでカリフォルニアワイン造りの重鎮アンドレア・チェリチェフ氏から、故郷ボルゲリの可能性に気付かされ、母から受け継いだボルゲリの土地へ戻ることとなります。 まっさらな土地に、イタリアの伝統品種ではなく、ボルドー品種を植樹し、オルネライアが誕生しました。ボルドーブレンドながら、イタリアらしい気軽さと滑らかさを備えたワインは一躍スターダムに昇り詰めます。そして、オルネライアと同じメルロを100%使用した、このマッセートが誕生しました。 伝説的な生産者、オルネライアが手掛けるイタリア最高峰のメルロ。 力強く、官能的な、唯一無二の味わい。 年間を通じて、温暖な地中海性気候はカリフォルニアに良く似ています。 夏は40℃を超えることもありますが、海からの冷気のおかげで、一年中穏やかな陽気が保たれます。 1984年に植樹されたブドウの樹の畝は、夏季の激しい雨に備え、水はけをよくするため、斜面に等高線を描くような向きで植えられています。 これにより適度な水分量を保つ土壌が、果実をゆっくりと成熟させてくれます。 Masseto 2019年は、例年より収穫時期がやや遅くなったことで、9月上旬の晴天で穏やかな天候の恩恵を受け、濃厚で絶妙のバランスをそなえたワインになりました。色調は若々しく、豊潤で力のあるワインの外見をしています。香りは、熟したチェリー、スミレ、甘草、ダークチョコレートなど、マッセートらしさを感じます。 口に含むと、スケールが大きくて濃厚で、ビードロのように滑らかで洗礼されたタンニンが口の中に広がります。余韻には、フレッシュ感があり、生き生きとしています。
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フォントディ フラッチャネッロ デッラ・ピエヴェ [2019]750ml (赤ワイン)
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19,030円
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税抜17,300円
- 販売者
- ワインセラーウメムラ
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2019
- 生産者
- フォントディ
サンジョヴェーゼの真髄を極めるトスカーナのトップ生産者「フォントディ」の名を一躍世界に轟かせたワインこそ、この「フラッチャネッロ」に他なりません! フォントディは、トスカーナ州キアンティ・クラッシコ地区の中心部にあるパンザノの街の南側に位置しています。「コンカドーロ(金の貝殻)」と呼ばれる円形劇場の形をした盆地が広がるこの地は、暖かく乾燥したミクロクリマのお陰で、伝統的な高級ワイン産地として何世紀にも渡り名声を馳せてきました。葡萄畑は、130ヘクタールにわたり有機栽培認定を受けており、その内70ヘクタールが葡萄栽培に使用されています。化学肥料や農薬を使用せず、極力余分な干渉を加える必要がないよう、土地本来の力を最大限に生かした葡萄栽培を行っています。 「フラッチャネッロ デッラ・ピエヴェ」は、ジョヴァンニ・マネッティが「私の息子」と形容する思い入れの強いワインで、フォントディの全てが集約された秀逸なる「スーパータスカン」です。ラベルの十字架は人と大地の繋がりを象徴するもので、テロワールとワイナリーの歴史を尊重する気持ちが込められています。 ■2019年ヴィンテージ情報■ トスカーナの2019年は、極めて良好なヴィンテージであると多方面から報告されている。この年の特徴は、何と言っても夏の極端な猛暑にある。この年の高い気温は、気候変動を直接的な原因とするものであると考えられ、時にうだるような蒸し暑さを伴い、トスカーナ全土にわたり数多くのブドウ畑に脅威をもたらしたが、7 月末頃に降ったにわか雨が恵みの雨となり、数多くのブドウ畑で干ばつの猛威を凌ぐことが出来た。その後は 9月いっぱいまで穏やかな気候に恵まれ、キアンティでは卓越したワインが生産された素晴らしい当たり年となった。 ■テクニカル情報■ 産地:トスカーナ(IGTコッリ・トスカーナ・チェントラーレ) 品種:サンジョヴェーゼ100%(有機栽培) 樹齢:30年以上 畑:南西向き 畑の標高450-500M 土壌:石灰・粘土・片岩質 植樹密度:6000株/ha アルコール:14.5% 醸造:完熟した健全なブドウだけを手摘みで収穫し、土着酵母を使い温度管理されたステンレスタンクで3週間自然発酵。マロラクティック発酵は樽を使用。熟成には、アリエ産とトロンセ産の樽(新樽80%以上)を使用。バリックで18ヶ月熟成させた後、キャスクに移して更に6ヶ月熟成。 年間生産量:6万本 FONTODI FLACCIANELLO DELLA PIEVE フォントディ フラッチャネッロ デッラ・ピエヴェ 生産地:イタリア トスカーナ チェントラーレ 原産地呼称:IGT Toscana ぶどう品種:サンジョヴェーゼ 100% アルコール度数:14.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ファルスタッフ:99 ポイント 99 Tasting from 10.02.2023: Othmar Kiem & Simon Staffler Bright ruby red in colour. On the nose, subtle cranberry, some cherry and a noble savouriness; overall, it holds back. On the palate, tightly and densely woven yet very polished, very juicy in the course, very long and punchy on the finish. Finishes on slightly earthy notes and will age excellently. MORE ABOUT THE TASTING ≫TASTING & TROPHY TOSCANA CENTRALE 2023 ワインアドヴォケイト:98 ポイント 2019年もヴィンテージの特徴が集約された秀逸なワインで、トスカーナ地方の美しい陽射しを彷彿とさせる。ジョヴァンニ・マネッティと彼が率いるチームは新たに2つのワインをポートフォリオに加えているが、フラッチャネッロは長年に渡って親しまれてきたワインであり、ヴィンテージを重ねるごとにその品質の安定性が高く評価されている。このワインを100点満点の2016年ヴィンテージと比較試飲したが、おそらく主な違いは、このボトル(2019年)はタンニンがよりきめ細やかで、より親しみやすいところだろう。リッチな凝縮感と幾重にも層を成すダークフルーツの風味が厚く広がり、心地良さを生む。タンニンの強さは、綿密に調整されており、バリックでの熟成期間を年々短縮し、最終的にオークの大樽で6ヶ月間熟成させている。実際、樽が置いてあるセラーは、大樽を置くスペースを確保するために最近、拡張された。2019年は、2001年のバランスの良さと2013年のフレッシュ感を思い起こさせる。いずれにせよ、2019年にはさらなる深みを感じる。 Rating 98 Release Price $200 Drink Date 2024 - 2050 Reviewed by Monica Larner Issue Date 10th Feb 2023 Source February 2023 Week 1, The Wine Advocate The 2019 Flaccianello della Pieve is another stunning wine that sums up the character of the vintage and reflects the sun-drenched beauty of its quintessentially Tuscan surroundings. Giovanni Manetti and his team have two new important wines in the works, but Flaccianello remains an old love and a wine that hits the highest marks for quality consistency vintage after vintage. I tasted this wine next to the 100-point 2016 vintage for friendly comparison, and perhaps the main difference is that the tannins are finer and more accessible in this bottle. It offers rich concentration and layers of dark fruit that wrap thickly over the senses. Tannin management is an active pursuit. Time in barrique has been reduced over the years in favor of a final six-month resting period in larger oak casks. In fact, the barrel room was recently enlarged to give more room to these bigger vessels. The 2019 vintage recalls the balance of 2001 with the freshness of 2013. However, 2019 is more profound. ジェームス・サックリング:96 ポイント FONTODI COLLI DELLA TOSCANA CENTRALE FLACCIANELLO DELLA PIEVE 2019 Monday, August 8, 2022 CountryItaly RegionTuscany Vintage2019 Score 96 Blackberry, black-cherry, bark and ink aromas follow through to a full body with tight, integrated tannins and a solid core of fruit at the same time. A little hard and tight now. From organically grown grapes. Needs time to open. Try after 2025.
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テヌータ・サン・グイド サッシカイア [2021]750ml (赤ワイン)
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38,500円
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税抜35,000円
- 販売者
- ワインセラーウメムラ
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2021
30年以上に渡りイタリアの頂点に君臨し、 なおも進化を続ける 元祖スーパータスカン。 2016年ヴィンテージにおいて1985年以来、実に34年ぶりとなるワイン・アドヴォケイト誌にて100点を獲得したことに沸いたサッシカイアですが、その歴史は一筋縄ではいきませんでした。リリースされた当時、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が85%を超えるワインはイタリアのD.O.C.G法上、トスカーナで認められている原産地呼称を名乗ることはできなかったものの、そのクオリティは突出。トスカーナの規定を超越したという意味でスーパータスカンと称され、1980年代には熱狂的なブームが全世界へ広がりました。1985年ヴィンテージには、イタリアワインで初めてワイン・アドヴォケイト誌にて100点を獲得。そして、1994年にはついにボルゲリ・サッシカイアとしてイタリアでは唯一、単独ワイナリーでのD.O.C昇格を果たしましたことからも、まさにサッシカイアは法律さえも変えてしまう程偉大な銘柄と言えます。 近年では2013年に、イタリアで最も権威あるワインガイド、ガンベロ・ロッソ誌において最優秀赤ワインに選出。2018年にはワイン・スペクテーター年間トップ100において、フラッグシップ・キュヴェのサッシカイアが見事世界第1位を獲得するなど、他の追随を許さず実に30年以上もの間圧倒的な存在感を放ち、トスカーナワインのみならずボルドーワインにいたるまで強烈な影響を与え続けています。 1971年にトスカーナの地で育ったカベルネ・ソーヴィニョンとカベルネ・フランをバリックで仕立てるという型破りなスタイルで登場(1968年ヴィンテージ)。以降、試行錯誤、幾多のヴィンテージ、洗練につぐ洗練を重ね、そのスタイルは完成の域へ。 元祖スーパータスカンとして20年以上にも渡り圧倒的な存在感を放ち続ける「イタリアワインの至宝」サッシカイア。 サッシカイアの目指すスタイルとは、フィネス、バランス、酸を備えた古き良きボルドーの味わい。それでいて、厳格なボルドーのグラン・ヴァンとはどこか違った、イタリアワインらしい肩の力の抜けた優雅で堂々たる品格を感じることができます。 元祖スーパートスカーナ“サッシカイア”。「サッシ=石、カイア=~な場所」と名前が表すとおり、その土地はまさにボルドー・メドックに似た、石ころだらけの畑であり、カベルネ・ソーヴィニヨンに最適の地質! 濃い色調のルビーガーネット。西洋スグリやブルーベリー、ザクロなど赤や紫の果実のアロマが重なり合い、シナモンやクローヴなど甘いスパイスやハーブ、ヘーゼルナッツ、シダーなどのニュアンスが幾重もの層を造り上げています。なめらかなタンニンはボリュームと余韻を与えつつも、一部、ピンと張った緊張感のようなものが感じられ、余韻にかけては多層的なニュアンスが力強く持続。心地よい酸味により本来の活き活きとした快活さがもたらされた、深みのある味わいは十分な長期熟成能力を感じられる仕上がりです。 ■ロゴについて■ 元々は羅針盤を示したロゴですが、13世紀にインチーザ家の篆刻としてヤコポ&エンリコ・インチーザ・デッラ・ロケッタによって封蝋などに使用されていました。その後長きにわたって、この刻印はインチーザ家のアイデンティティを表してきました。マリオ・インチーザ侯爵は、サッシカイアというワインが誕生したとき、この刻印をインチーザ家の象徴としてラベルに採用しました。 ■2021年ヴィンテージ情報■ 2021年はテヌータ・サン・グイドにおいて、「真のサッシカイア」とでもいうべきワインが造られた超優良ヴィンテージ。春に新芽を選定したこと、収穫時にも最大限の品質を担保するため厳しい選果を行ったことで、生産量は減少しましたが、素晴らしく幅の広い香りを伴う、骨格とフレッシュさを兼ね備えたブドウを収穫することに成功。造られたサッシカイアは完璧なバランスとフレッシュさを伴っています。ワイン・アドヴォケイトではサッシカイアが2016年ヴィンテージ以来、3度目となる100点を見事獲得しています。 ■テクニカル情報■ 原産地呼称:DOC BOLGHERI SASSICAIA / DOC ボルゲリ・サッシカイア 使用品種:カベルネ・ソーヴィニヨン85%、カベルネ・フラン15% 土壌:様々な生態学的特徴が合わさった、石灰石を含む、石が多い粘土質の土壌。標高は100-400m、西、南西向きの畑。 栽培方法:コルドン(垣根)仕立て。古樹は植樹密度が3600-5550本/ha、新樹は6200本/ha。 TENUTA SAN GUIDO SASSICAIA テヌータ・サン・グイド サッシカイア 生産地:イタリア トスカーナ ボルゲリ 原産地呼称:DOC. BOLGHERI SASSICAIA ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 85%、カベルネ・フラン 15% アルコール度数:14.0% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:100 ポイント The Wine Advocate RP 100 Reviewed by: Monica Larner Release Price: $300 Drink Date: 2028 - 2060 vinous:98+ ポイント 98+ Drinking Window 2029 - 2051 From: 2024 Tuscany Preview (Feb 2024) Decanter:99-100 ポイント In 2021, ‘we had a nicely paced harvest... surely a very fortunate vintage for us, for Bolgheri,’ said Priscilla Incisa della Rocchetta at the launch in London of the 2021 vintage of Sassicaia. ジェームス・サックリング:98 ポイント TENUTA SAN GUIDO BOLGHERI-SASSICAIA SASSICAIA 2021 Thursday, February 1, 2024 CountryItaly RegionTuscany Vintage2021 Score 98
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フォントディ フラッチャネッロ デッラ・ピエヴェ [2018]750ml (赤ワイン)
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21,120円
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税抜19,200円
- 販売者
- ワインセラーウメムラ
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2018
- 生産者
- フォントディ
【マネッティのご厚意により100点獲得・価格高騰中の偉大な2018年が2023年再蔵出し】 サンジョヴェーゼの真髄を極めるトスカーナのトップ生産者「フォントディ」の名を一躍世界に轟かせたワインこそ、この「フラッチャネッロ」に他なりません! フォントディは、トスカーナ州キアンティ・クラッシコ地区の中心部にあるパンザノの街の南側に位置しています。「コンカドーロ(金の貝殻)」と呼ばれる円形劇場の形をした盆地が広がるこの地は、暖かく乾燥したミクロクリマのお陰で、伝統的な高級ワイン産地として何世紀にも渡り名声を馳せてきました。葡萄畑は、130ヘクタールにわたり有機栽培認定を受けており、その内70ヘクタールが葡萄栽培に使用されています。化学肥料や農薬を使用せず、極力余分な干渉を加える必要がないよう、土地本来の力を最大限に生かした葡萄栽培を行っています。 「フラッチャネッロ デッラ・ピエヴェ」は、ジョヴァンニ・マネッティが「私の息子」と形容する思い入れの強いワインで、フォントディの全てが集約された秀逸なる「スーパータスカン」です。ラベルの十字架は人と大地の繋がりを象徴するもので、テロワールとワイナリーの歴史を尊重する気持ちが込められています。 ■2018年ヴィンテージ情報■ 前年の2017年は非常に収穫量が少なかったため、平年並みの収穫量にまで回復した2018年ヴィンテージにトスカーナのワイン生産者らは歓喜した。この年は温暖ながらも、ヨーロッパの他の地域と同様、さほど酷暑とはならず、シルキーさ、エレガンス、驚くほどのフレッシュ感を特徴とするヴィンテージとなった。 ■テクニカル情報■ 産地:トスカーナ(IGTコッリ・トスカーナ・チェントラーレ) 品種:サンジョヴェーゼ100%(有機栽培) 樹齢:30年以上 畑:南西向き 畑の標高450-500M 土壌:石灰・粘土・片岩質 植樹密度:6000株/ha アルコール:15% 醸造:完熟した健全なブドウだけを手摘みで収穫し、土着酵母を使い温度管理されたステンレスタンクで3週間自然発酵。マロラクティック発酵は樽を使用。熟成には、アリエ産とトロンセ産の樽(新樽80%以上)を使用。バリックで18ヶ月熟成させた後、キャスクに移して更に6ヶ月熟成。 年間生産量:6万本 FONTODI FLACCIANELLO DELLA PIEVE フォントディ フラッチャネッロ デッラ・ピエヴェ 生産地:イタリア トスカーナ チェントラーレ 原産地呼称:IGT Toscana ぶどう品種:サンジョヴェーゼ 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ vinous:100 ポイント 100pts Drinking Window 2025 - 2048 From: Chianti Classico and Beyond - 2018 & 2019 (Sep 2021) The 2018 Flaccianello della Pieve is another stellar wine from Fontodi. It is the richest Flaccianello ever made (in terms of dry extract), with elevated acidity that trails the 2016 by just a touch, but it does not taste like that at all. Dark cherry, violet, lavender, spice, mocha and graphite build with a bit of time in the glass. Like the Sorbo, the 2018 Flaccianello is not a wine of size, as in most previous years, but rather a wine that exudes vibrancy, energy and class from start to finish. I absolutely loved it. - By Antonio Galloni on September 2021 ヴィノス100点:2018年のフラッチャネッロ・デッラ・ピエヴェは、フォントディのもう一つの素晴らしいワインです。乾燥抽出物の点でこれまでに作られた中でもっとも豊かなフラッチャネッロであり、ほんの少しのタッチで2016年に続く高い酸度を備えておりますが、そのような味は全くありません。ダークチェリー、バイヨレット、ラベンダー、スパイス、モカ、グラファイトはグラスの中で少し時間をかけてきます。2018年のフラッチャネッロは最初から最後まで活気、エネルギー、クラスを醸し出すワインです。私はこのようなタイプを好みとしております。≪飲み頃:2025-2048年|2021/9掲載≫ ワインアドヴォケイト:98 ポイント Rating 98 Release Price $140 Drink Date 2023 - 2050 Reviewed by Monica Larner Issue Date 8th Oct 2021 Source October 2021 Week 1, The Wine Advocate Generally speaking, I have reservations concerning the 2018 vintage that saw intermittent periods of hot and cold with some rain thrown in at the end of the growing cycle. The 2018 Flaccianello della Pieve blasted straight through any lingering doubt and is the result of a deft winemaking hand. This is a phenomenal and proudly confident vintage of the estate's top Sangiovese, which represents a blend of organic fruit from the best parcels. The wine's personality reveals brooding darkness and austerity, and these impressions are reinforced by savory tones of cigar smoke and earthy leather. The core of the wine is tight and richly concentrated with generous blackberry and plum. The velvety tannins are integrated but still youthful and grippy. You'll definitely need to give this elegant wine more time in the bottle. Production is an ample 60,000 bottles. ジェームスサックリング:95 ポイント FONTODI COLLI DELLA TOSCANA CENTRALE FLACCIANELLO DELLA PIEVE 2018 Tuesday, October 5, 2021 Country Italy Region Tuscany Vintage 2018 Score 95 This is a solid red with plenty of fruit and a dense, intense palate with hints of wood and spice. Full-bodied and very structured. Plenty of tannins here. Needs three to four years to soften and come together. From organically grown grapes. Best after 2024. ≪他誌評価≫ ★ワインスペクテーター96点
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フォントディ フラッチャネッロ デッラ・ピエヴェ [2017]750ml
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19,800円
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税抜18,000円
- 販売者
- ワインセラーウメムラ
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2017
- 生産者
- フォントディ
サンジョヴェーゼの真髄!フォントディの全てが集約された偉大なる「スーパータスカン」! 一躍フォントディの名を世界に轟かせたワインこそ、このフラッチャネッロに他なりません。 ジョヴァンニ・マネッティが「私の息子」と形容する思い入れの強いワインで、フォントディの全てが集約された秀逸なる「スーパータスカン」です。ラベルの十字架は人と大地の繋がりを象徴するもので、テロワールとワイナリーの歴史を尊重する気持ちが込められています。 言わずと知れたフォントディのフラッグシップワイン。フラッチャネッロは香りはとても凝縮感と深みのあるもので、スパイスのニュアンスも感じます。味わいは力強さの中にもエレガントさが感じられ、特に大変バランスの良いものに仕上がっています。 ペルゴール・トルテは柔らかさが突出しますが、フラッチャネッロはそれに骨格が伴います。サンジョヴェーゼによってこんなに変わるのは本当に面白いワインです。 ■テクニカル情報■ 産地:トスカーナ(IGTコッリ・トスカーナ・チェントラーレ)品種:サンジョヴェーゼ100% (有機栽培) 樹齢:30年以上 畑:南西向き畑の標高450~500m 土壌:石灰・粘土・片岩質 植樹密度:6000株/ha アルコール:15% 醸造:完熟した健全なブドウだけを手摘みで収穫し、土着 酵母を使い温度管理されたステンレスタンクで3週間自然発酵。マロラクティック発酵は樽を使用。熟成には、アリエ産とトロンセ産の樽(新樽80%以上)を使用。バリックで18ヶ月熟成させた後、キャスクに移して更に6ヶ月熟成。年間 生産量:6万本 ■2017年ヴィンテージ情報■ 多くの地域で霜、干ばつ、猛暑に見舞われたため、ブドウがしなびたり、熟し過ぎたりすることが多く、極めて低収量の年となったが、その分果実味が凝縮して濃厚さを増し、特にサンジョヴェーゼは、くっきりとしたタンニンが感じられるワインに仕上がった。 FONTODI FLACCIANELLO DELLA PIEVE 生産地:イタリア トスカーナ チェントラーレ 原産地呼称:IGT Toscana ぶどう品種:サンジョヴェーゼ 100% (有機栽培) 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ヴィノス:97ポイント 2017年のフラッチャネッロ・デッラ・ピエヴェは、珠玉の逸品である。ダークで包容力のある官能的なスタイルを持つ2017年ヴィンテージは、フォントディの真髄とも言えるリッチなテクスチャーと、バリトン歌手の歌声のようなどっしりした抑揚を感じさせる。ブラックチェリーやプラム、スパイス、卸したてのなめし皮、リコリス、チョコレートの香りが豊かに香る。2017年は、バリックで18ヶ月熟成させた後、キャスクで更に6ヶ月熟成。熟成方式は、ヴィーニャ・デル・ソルボと同様だが、若干新樽率を高くしている。それが功を奏して、この年のフラッチャネッロは、この上なくエレガントなテクスチャーとフィネスが際立つ紛れもない絶品に仕上がっている。≪飲み頃:2025-2042年|2020/9掲載≫ ワインアドヴォケイト:96ポイント Rating 96 Release Price $144 Drink Date 2021 - 2045 Reviewed by Monica Larner Issue Date 14th Aug 2020 Source August 2020 Week 2, The Wine Advocate The Fontodi 2017 Flaccianello della Pieve is a standout wine of the dry vintage. This pure Sangiovese opens to a dark garnet color with more visible concentration and density compared to recent past editions. This is a beautiful wine with pliant tannins, dark fruit richness, balanced acidity and a fruit-forward 15% alcohol content. The wine is big and bold when weighed on the Flaccianello scale (and even more so when weighed on the Sangiovese scale) with dark cherry, plum, spice, violet, chalk and campfire ash. Despite that power and inner opulence, this wine adds that zesty Sangiovese character with fresh acidity and an energized approach. This Flaccianello is whole and complete with the natural firmness and structure to hold it steady during the aging process. A small part of amphorae-aged fruit is added to the blend. ジェームス・サックリング:95 ポイント Tuesday, July 7, 2020 CountryItaly RegionTuscany Vintage2017 Score 95 Very high-toned and muscular red with crushed cherries, blackberries and walnuts. Some dried earth. It’s full-bodied and chewy with solid tannins that form the wine. Beautiful ripe fruit in the center palate. Needs time to soften. Try after 2022.
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テヌータ・サン・グイド サッシカイア [2020]750ml (赤ワイン)
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38,500円
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税抜35,000円
- 販売者
- ワインセラーウメムラ
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2020
30年以上に渡りイタリアの頂点に君臨し、 なおも進化を続ける 元祖スーパータスカン。 2016年ヴィンテージにおいて1985年以来、実に34年ぶりとなるワイン・アドヴォケイト誌にて100点を獲得したことに沸いたサッシカイアですが、その歴史は一筋縄ではいきませんでした。リリースされた当時、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が85%を超えるワインはイタリアのD.O.C.G法上、トスカーナで認められている原産地呼称を名乗ることはできなかったものの、そのクオリティは突出。トスカーナの規定を超越したという意味でスーパータスカンと称され、1980年代には熱狂的なブームが全世界へ広がりました。1985年ヴィンテージには、イタリアワインで初めてワイン・アドヴォケイト誌にて100点を獲得。そして、1994年にはついにボルゲリ・サッシカイアとしてイタリアでは唯一、単独ワイナリーでのD.O.C昇格を果たしましたことからも、まさにサッシカイアは法律さえも変えてしまう程偉大な銘柄と言えます。 近年では2013年に、イタリアで最も権威あるワインガイド、ガンベロ・ロッソ誌において最優秀赤ワインに選出。2018年にはワイン・スペクテーター年間トップ100において、フラッグシップ・キュヴェのサッシカイアが見事世界第1位を獲得するなど、他の追随を許さず実に30年以上もの間圧倒的な存在感を放ち、トスカーナワインのみならずボルドーワインにいたるまで強烈な影響を与え続けています。 1971年にトスカーナの地で育ったカベルネ・ソーヴィニョンとカベルネ・フランをバリックで仕立てるという型破りなスタイルで登場(1968年ヴィンテージ)。以降、試行錯誤、幾多のヴィンテージ、洗練につぐ洗練を重ね、そのスタイルは完成の域へ。 元祖スーパータスカンとして20年以上にも渡り圧倒的な存在感を放ち続ける「イタリアワインの至宝」サッシカイア。 サッシカイアの目指すスタイルとは、フィネス、バランス、酸を備えた古き良きボルドーの味わい。それでいて、厳格なボルドーのグラン・ヴァンとはどこか違った、イタリアワインらしい肩の力の抜けた優雅で堂々たる品格を感じることができます。 元祖スーパートスカーナ“サッシカイア”。「サッシ=石、カイア=~な場所」と名前が表すとおり、その土地はまさにボルドー・メドックに似た、石ころだらけの畑であり、カベルネ・ソーヴィニヨンに最適の地質! 香りは、ワインが若く最初は閉じているように思われるが、グラスの中で数分後に開いてくる。官能的に非常に複雑で、腐葉土、土、地中海の低木のニュアンスがある。それらが融合して第一アロマと第二アロマを開かせ、どことなく2009年または2007年ヴィンテージを思わせる。味わいはすぐにフルボディと骨格を表現する(平均エキス分31.5g/l)。同時に、若いうちでも既に非常に親しみやすく、楽しめる味わいになっている。酸味とタンニンのバランスが適切で、しっかりと感じられるが大げさではなく、繊細で熟した果実味を表現しているため、エレガントさが備わっている。長期熟成によって真のポテンシャルを示すことのできるヴィンテージである。 ■ロゴについて■ 元々は羅針盤を示したロゴですが、13世紀にインチーザ家の篆刻としてヤコポ&エンリコ・インチーザ・デッラ・ロケッタによって封蝋などに使用されていました。その後長きにわたって、この刻印はインチーザ家のアイデンティティを表してきました。マリオ・インチーザ侯爵は、サッシカイアというワインが誕生したとき、この刻印をインチーザ家の象徴としてラベルに採用しました。 ■2020年ヴィンテージ情報■ エレガンスが最大限引き出され、若いうちからも愉しめると賞賛を受ける2020年。2020年のサッシカイアはデキャンタやジェームス・サックリングにて97点を獲得した優良ヴィンテージ。2020年のボルゲリ地区は2018年などと同様に、涼しい春が続きましたが、夏の終わりに向けて暑く乾燥しました。サッシカイアにおいては、1月~3月の雨で十分な水分を保持できた土壌と穏やかな気温によって、春先から芽の発育が促進。一部のカベルネ・フランが霜害によって収量を落としましたが、6月には暖かい晴天に恵まれ、健やかに成長を続けました。7月には数日雨がありましたが、8月に入ると成熟が急激に加速。そのため、例年よりも早い9月の第1週から収穫を開始することで、凝縮感と高い糖度を備えた、高品質のブドウを収穫することができました。また、午前5時という早い時間に収穫を行ったことで、ブドウはフレッシュな酸を保持した状態であったことが特徴です。 生産者によると、「サッシカイアの美しいヴィンテージで、若いうちから酸とフレッシュさが際立ち、香りも風味にも素晴らしい複雑味が感じられる。サッシカイアの典型的なエレガントなスタイルをよく表している。」と説明されています。 各評価誌からの評価も高く、ジェームス・サックリングでは、「ふくよかでとてもジューシー。全体的にとてもサッシカイアらしさが表れている。3~4年後にはもっと良くなると思うが、若々しく生き生きとしていて、今でもとても魅力に溢れている。」とコメント。ワイン・アドヴォケイトでは、「より官能的で豊満、そしてより親しみやすいワインである。」と絶賛され、若いうちから愉しめることが示唆されています。 ■テクニカル情報■ 原産地呼称:DOC BOLGHERI SASSICAIA / DOC ボルゲリ・サッシカイア 使用品種:カベルネ・ソーヴィニヨン85%、カベルネ・フラン15% 土壌:様々な生態学的特徴が合わさった、石灰石を含む、石が多い粘土質の土壌。標高は100-400m、西、南西向きの畑。 栽培方法:コルドン(垣根)仕立て。古樹は植樹密度が3600-5550本/ha、新樹は6200本/ha。 TENUTA SAN GUIDO SASSICAIA テヌータ・サン・グイド サッシカイア 生産地:イタリア トスカーナ ボルゲリ 原産地呼称:DOC. BOLGHERI SASSICAIA ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 85%、カベルネ・フラン 15% アルコール度数:14.0% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ vinous:97 ポイント 97 Drinking Window 2028 - 2050 From: Exploring New Releases from Coastal Tuscany (Aug 2023) ジェームス・サックリング:97 ポイント TENUTA SAN GUIDO BOLGHERI-SASSICAIA SASSICAIA 2020 Monday, March 6, 2023 CountryItaly RegionTuscany Vintage2020 Score 97 ワインアドヴォケイト:96 ポイント The Wine Advocate RP 96 Reviewed by: Monica Larner Release Price: $300 Drink Date: 2024 - 2042 The Tenuta San Guido 2020 Bolgheri Sassicaia speaks to those who seek a more voluptuous, opulent and, ultimately, more accessible wine. This vintage is a precise reflection of Coastal Tuscany, as opposed to a more generic "Tuscan" wine from elsewhere in this large central Italian region. You taste the ripeness and soft fruit weight that comes from a coastal appellation with especially bright luminosity and warm Mediterranean offshore breezes.
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アンティノリ ティニャネロ [2021]750ml (赤ワイン)
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17,800円
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税抜16,182円
- 販売者
- ワインセラーウメムラ
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2021
- 生産者
- アンティノリ
Wine Spectator's Top 100 Wines for 2024において第3位! 2021年ヴィンテージは、ピエロ・アンティノリが故ジャコモ・タチスとボルドーのエノロジスト、エミール・ペイノーの協力のもと考案した、この象徴的なスーパータスカンの50周年にあたる。トスカーナとイタリアを大きく変えたティニャネッロは、イタリアで最も偉大な赤ワインのひとつであり続け、この素晴らしい収穫により、さらなるフィネスとピュアさが明らかになった。アンティノリCEO兼醸造責任者のレンツォ・コタレッラは、2021年が自身の輝かしいキャリアの中で最高のヴィンテージだと考えている。彼とアンティノリのチームはオーク樽の処理に磨きをかけ続け、使用するブドウ品種(サンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン)のブレンドを早めたことで、ティニャネッロの畑の正確さと表現力の両方が向上した。 ピュアなチェリー、ストロベリー、黒鉛、タバコのアロマとフレーヴァーを持つこの赤ワインは、生き生きとした酸と張りのある洗練されたタンニンの骨格に見事に支えられている。全てがバニラとトースティーなオークに縁取られ、良い意味で調和を見せ、オレンジがかった長い余韻があり、現段階では飲みやすささえ感じる。ボトルであと数年熟成させるのがベスト。 名家アンティノリが誇る伝説的スーパータスカン。サンジョヴェーゼとカベルネ・ソーヴィニヨンの黄金比が生む、凝縮感としなやかさを兼備した逸品! 品質、一貫性、価格において、ティニャネロに匹敵するワインは、世界中どこを探しても他に思いつかない。By.アントニオ・ガッローニ イタリアワインの名門アンティノリ。その歴史は1385年、ジョンバンニ=ディ・ピエロ・アンティノリ氏がフィレンツェのワインギルドに加盟したことから始まります。1970年代にはスーパータスカン「ティニャネロ」と「ソライア」を生み出し、その実力を世界に知らしめました。 現在はトスカーナ、ウンブリア、ピエモンテなどイタリア全土に10以上のワイナリーを所有。「土地とのつながりに感謝する」という理念の下、その土地のテロワールと歴史を反映した多彩なワインを造り出しています。イタリアワインの伝統と歴史を牽引してきた、まさにイタリアのトップ・ワインメーカーです。 「ティニャネロ」は、ワイナリーの名声を世界中に知らしめたフラッグシップ・キュヴェで、イタリアで初めてサンジョヴェーゼの熟成に小樽を使用し、国際品種をブレンドしたワインでもあります。肉付きの良いスタイルで、圧倒的なストラクチャーと凝縮感が魅力。余韻に長く続く複雑でエレガントな風味が、このワインの偉大さを象徴しています。 ■味わい■ 外観は深みのあるルビーレッドの色調。ブラックチェリーやラズベリー、スミレ、ラベンダーを想わせる華やかなアロマが溢れ出します。トーストしたアーモンドやシナモンなどのスパイス、モカのニュアンスが重なり、親しみやすい香り。口当たりは滑らかで、豊かな果実味と繊細なタンニンがワインにしっかりとした骨格とフィネスを与えています。洗練された酸とのバランスが絶妙で、美しく上品な印象。今飲んでもお楽しみいただけますが、熟成よる変化も期待できる出来栄えです。 ■テクニカル情報■ テヌータ・ティニャネロの畑は、キャンティ・クラシコの中心に位置し、標高は350~400haという高地で、319haのうち、127haもの広大な面積がブドウ畑として広がっています。トスカーナらしい丘陵地帯に日当たりのよい、非常に急な斜面を這うようにブドウの畝が続きます。ティニャネロの畑は52ha。粘土石灰岩の土壌が特徴で、約500万年前から約250万年前の石灰岩や片岩に富んだ土壌から成ります。 ブドウ造りでは、世界でアンティノリだけが取り入れている「アルベレーゼ・システム」という、白い石を使用したサンジョヴェーゼの栽培方法が最大の特徴。アルベレーゼ・システムは大変な手間とコストが必須のため、アンティノリでも最高品質ワインを生み出すテヌータ・ティニャネロのみがこの方法を取り入れています。 ティニャネロのために2008年に完成した最新鋭の醸造施設があります。 ティニャネロの畑は24個の区画に分けられ管理されていますが、収穫後も24個のタンクを使用し、別々に醸造と樽熟成が行われます。フレンチオークやハンガリアンオークの小樽を使用し、ティニャネロは15~18カ月熟成を経た後、その中の最上のキュヴェだけが初めてブレンドされ、その年の味わいが完成。最後の瓶熟成を経てリリースされます。 TENUTA TIGNANELLO (ANTINORI) アンティノリ ティニャネロ 生産地:イタリア トスカーナ キャンティエリア 原産地呼称:IGT. TOSCANA ぶどう品種:サンジョヴェーゼ 79%、カベルネ・ソーヴィニヨン 13%、カベルネ・フラン 8% アルコール度数:14.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:98 ポイント RP 98 Reviewed by: Monica Larner Release Price: $135 Drink Date: 2025 - 2048 First made in 1971, this legendary Italian wine now celebrates its 50th birthday. Happy Birthday, Tignanello! The Marchesi Antinori 2021 Tignanello (made with 79% Sangiovese, 13% Cabernet Sauvignon and 8% Cabernet Franc) pulls on all the heartstrings. To be released in May, the wine shows a quintessentially pretty taste profile with tart fruit flavors, redcurrant, tea leaf, heritage rose, crushed white pepper, licorice, nutmeg, clove and chopped mint. It opens slowly to reveal more richness and exuberance with time, becoming downright voluptuous and heady a short while later. The through line, however, remains the bright freshness and minerality of Sangiovese. Compared to the 2018 vintage (which I also loved), this vintage has more overall fruit weight and volume. VINOUS:98 ポイント 98pts From: Chianti Classico: The Magnificent 2021s (Jul 2024) The 2021 Tignanello is every bit as impressive from bottle as it was from barrel and then just after bottling. Silky and polished, with exceptional finesse, the 2021 has all the pedigree to become a modern benchmark for Tignanello and Italian wine more broadly. Bright dark red fruit, blood orange, spice, cedar and sweet pipe tobacco all soar out of the gals, framed by a discreet touch of French oak that adds raciness. In some vintages, the elements are discernible. In 2021, it is the total harmony of the wine that makes the strongest and deepest impression. The 2021 spent 17 months in wood, three months in neutral oak during the malolactic fermentation and then 14 months (50% new) for the rest of its aging. Superb.- By Antonio Galloni on June 2024
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テヌータ・ディ・トリノーロ [2021]750ml(赤ワイン)
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66,000円
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税抜60,000円
- 販売者
- ワインセラーウメムラ
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2021
- 生産者
- テヌータ・ディ・トリノーロ
イタリアワイン界の鬼才、アンドレア・フランケッティが造る最高傑作品! 無名の地“サルテアーノ”で生み出された至極のトスカーナワイン。 名もない荒地に過ぎなかったトスカーナ・サルテアーノの地を、一気に世界レベルへと一躍有名にしたテヌータ・ディ・トリノーロ。1980年頃にここを訪れ、「今では見ることのない100年以上前のトスカーナの田舎を感じた」と語るオーナーの故アンドレア・フランケッティ氏が独自で設立したワイナリーです。(2021年お亡くなりになりました。) 2.5haからはじめたワイン造りは独学で開始。ボルドーのシュヴァル・ブランやヴァランドローといった名立たる生産者の友人から学び、栽培ではフランスの経験豊かな専門チームを呼び寄せたりしました。出来るだけ小さい房、実をつけさせるため植密度を1haあたり10,000株まで上げるなど改革を進め、今では葉の色を見るだけで、ブドウが今何をしているかわかるといいます。そうして生まれたワインは、学んだボルドーのトップ・シャトーにも負けない品質にまで高められました。自然と一体となった生活を営みつつ、独自のワインの世界観を持つ彼は、いつしかイタリアワイン界を代表する存在になったと言えます。 「テヌータ・ディ・トリノーロ」は、カシスやイチジク、紫の花に黒コショウやコーヒー等の様々な香りは非常に奥深い。柔らかい口当たり。見た目からは意外な程、果実味と酸のバランスがとれ、滑らかな舌触りは秀逸。 ■2021年ヴィンテージ情報■ 暑く乾燥し、重層的なアロマと奥行きを感じさせるヴィンテージ冬は非常に寒く、2月に大雪がふりました。3月になり暖かい春が訪れ、ブドウの生育活動が平年より約2週間程度早く開始しました。しかし4月上旬に突然寒波が到来し、霜害を抑えるため畑に約4000ヵ所にも及ぶカンデラを焚くことにより空気対流を作り凍結を防止させました。翌月から記録的な高温に見舞われましたが、冬季の雨や雪のおかげでしばらくは水分ストレスなく生育が進みました。しかし記録的な高温が続き水分ストレスが見られ始めたため、通常よりも多めのグリーンハーベスト強い日照からのブドウ焼け防止のためキャノピーマネジメントを行いました。その後も降雨はなく、8月後半になると山からの冷たい空気が夜朝に流れてくるようになり、ブドウの生育が進みました。そして9月17日待望の雨が降り、その後猛暑が再来しましたが、10月に入り降雨と気温低下によりブドウの成熟が進みました。 Tenuta di Trinoro テヌータ・ディ・トリノーロ 生産地:イタリア トスカーナ 原産地呼称:Toscana IGT ぶどう品種:メルロー 60%、カベルネ・フラン 40% アルコール度数:15.5% 味わい:白ワイン 辛口 ワインアドヴォケイト:96 ポイント RP 96 Reviewed by: Monica Larner Release Price: $490 Drink Date: 2025 - 2040 Made with Cabernet Franc and a smaller part Merlot, the 2021 Tenuta di Trinoro has a very generous and open-knit character with thick layers of dark fruit, blackberry confit, rhubarb, sweet earth and toasted spice. The wine's appearance is inky dark, and like the other wines in this portfolio of new releases, the alcohol is recorded at a high 15.5%. I have adored recent vintages of this wine, especially the 2019, and this 2021 feels a little more open and accessible in comparison. Published: Mar 22, 2024 ジェームス・サックリング:95 ポイント 95pts Tenuta di Trinoro Toscana Rosso 2021 Friday, Mar 01, 2024 Color Red Country Italy Region Tuscany Vintage 2021 Super clean and rich with ripe currants on the nose, together with floral notes of violets and bright spices, such as nigella seeds and cardamom. Medium- to full-bodied with a very focused drive through the palate. The bright spices latch onto the firm tannins and combine with the fruit to give a long, vibrant finish. This is very tight and brimming with life. Needs a year or two to soften the tannins, but already showing class. Best from 2027.
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