信濃屋ネットショップワインの商品一覧|7ページ目
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ヴォーヌ・ロマネ [2020] 750ml / Vosne-Romanee
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15,400円
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税抜14,000円
- 販売者
- 信濃屋ネットショップ
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2020
- 生産者
- ドメーヌ・ミシェル・グロ
『ヴォーヌ・ロマネ屈指の名門"グロ家"』 グロ家の歴史は1804年に生まれたアルフォンス・グロ氏から始まりました。それからこのドメーヌの名声を今日のように高めたのはルイ・グロ氏から畑を分割相続し1963年に独立した、ジャン・グロ氏でした。ジャン・グロ氏は、96年に3人の子供への相続が完了。リシュブールを妹のアンヌ・フランソワーズに譲る代わり、ジャン・グロの看板となるモノポール、ヴォーヌ・ロマネ1級クロ・デ・レアを継承したのが長男のミシェル・グロ。また、ジャン・グロのラベルが消滅するはるか以前から、実質的にジャン・グロのワインを造っていたのもミシェル・グロでした。 【エレガントでクラシックなピノ・ノワール】 ミッシェル氏の造るワインは比較的高温発酵で、ブドウの持つ要素を最大限引き出しています。そのためワインはとてもエレガントな味わいのワインに仕上げられています。濃いめの色調をもち、果実味が前面に出て、オークの香ばしいフレーバーが豊かに香るタイプ。しかしながら、アペラシオンごとのテロワールは、そのテクスチャーの中にきちんと表現され、ニュイは力強く、ヴォーヌは気品があり、シャンボールはシルキーに仕上げテロワールの表現にも定評が高い生産者としても知られています。 3つの村名区画(オー・レア、オー・ドゥシュ・ド・ラ・リヴィエール、ラ・コロンビエール)をアッサンブラージュ。多様なテロワールが生み出すこの村名ヴォーヌ・ロマネは、このアペラシオンらしいしなやかで優雅、かつ果実味豊かなスタイル。完璧に調和のとれたワインはミッシェル・グロとヴォーヌ・ロマネ共通の特徴とも言えるエレガントさと香り高さを楽しむことができます。
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ムッシュ・エタン・カベルネ・ソーヴィニヨン [2019] 750ml / M.Etain Cabernet Sauvignon
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44,000円
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税抜40,000円
- 販売者
- 信濃屋ネットショップ
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2019
- 生産者
- スケアクロウ・ワイン
ムッシュ・エタンはオズの魔法使いの「ブリキ男」の名前を冠したワインでスケアクロウと同じ自社畑の樹齢の若い木のブドウを使用している。 ヴィンヤード・マネージャー:マイケル・ウルフのコメント 2019年はラザフォードに2018年の年間降雨量600mmに比して1140mmと1.8倍の雨に恵まれ、冬は非常に寒く、萌芽は前年より2週間ほど遅かった。5月中旬大雨が降り、6月は開花時の天候が安定せず、作柄は平年並みとなった。気温は穏やかに推移し、8月の熱波で、ブドウ樹の成長は一時的に緩やかになったが、ヴェレゾンは早く均一だった。9月に寒い夜が何度かあり、果実は新鮮さと酸を保つことができた。収穫はオールドメン(樹齢約 70年の古樹の愛称)から始まった。もう一つの非灌漑区画には、サン・ジョルジュのルーツストックにコーンのクローンというオールドメンと同じ組み合わせのルーツストックが植えられている。畑ブロック毎に完熟の適正時期を見定めて、10月21日に収穫を終え、最終的に収量は平均を上回った。 ワインメーカー:セリア・ウェルチのコメント ラザフォードにある J. J. Cohn Estate で栽培され、2019年10月12日から21日の間に手摘みで収穫されたブドウのみを使っている。果実は除梗、選果し、ステンレス製の小型タンクで発酵させた後、仏産樽(新樽75%)で合計17ヶ月間熟成し、無清澄、無濾過で2021年4月にボトリングした。生産量は2700ケース。 クランベリー、プラムのような赤い果実アロマ。ラズベリージャム、チェリーボンボン、ザクロの繊細なニュアンスがあり、さらにクローブ、バニラ、パイプタバコ、マホガニーが感じられる。口に含むと、赤い果実のコクと味わいが広がる。リリースしたてでもタンニンは穏やかだが、熟成を経てタンニンは柔らかく変化していく。今は突出することのない穏やかなタンニンだが、熟成させるとさらに柔らかくなる。 ワインアドヴォケイト誌:95点 2019年のセパージュ カベルネ・ソーヴィニョン 87%/マルベック 8%/メルロ 4%/プティ・ヴェルド 1%
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バローロ ファレット ヴィーニャ レ・ロッケ リゼルヴァ [2017] 750ml / Barolo Falletto Vigna Le Rocche Riserva
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148,500円
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税抜135,000円
- 販売者
- 信濃屋ネットショップ
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2017
ピエモンテの静かなる巨匠、ブルーノ・ジャコーザ ピエモンテ・ランゲ地区で3世代にわたりワインに携わってきたブルーノ・ジャコーザ。蔵の名前でもある故ブルーノ・ジャコーザ氏は1929年生まれ。13歳から祖父のカルロ・ジャコーザ氏の指導の下でワイン造りに携わり始めました。その後、父親の代では第二次世界大戦中であったため、経済的にボトルワインの市場がなく主に量り売りをしていました。その後、自分の名前を冠したブランド「ブルーノ・ジャコーザ」を1961年にファースト・ヴィンテージとしてリリースしました。 今では半世紀以上に渡りワイン造りへその人生を捧げ、ランゲ地区の畑については誰よりも知り尽くしていると言っても過言ではありません。畑と醸造におけるピエモンテの伝統に敬意を払い、単純にして明瞭な哲学の下に造られるワインは一貫したスタイルを持っています。確固たるスタイルを持ったワインは世代を超えて、時に「バローロのロマネ・コンティ」と称賛され、世界中からイタリアを代表する偉大なワイナリーとして認知されています。 果実由来の甘味だけでなく、ミントなどのハーブ、スパイスなどの要素が複雑に絡み合います。滑らかな舌触り。極めて綺麗な果実味の奥に、実に複雑な味の要素が現れる偉大な1本です。
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カベルネ・ソーヴィニヨン パソ・ロブレス [2019] 750ml / Cabernet Sauvignon Paso Robles
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60,500円
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税抜55,000円
- 販売者
- 信濃屋ネットショップ
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2019
レバノンからパリを経て、カリフォルニアに渡ったダニエルとジョルジュ・ダオ兄弟は、IT系ビジネスで成功を収めた後、世界最高のカベルネ・ソーヴィニヨンを造るという大胆不敵な目標を実現するために定めた土地はパソ・ロブレスの西アデレイダ・ディストリクツにある標高600mの高地、複雑な起伏、希少な粘土石灰岩が広がる畑を開墾し「パトリモニー」を2007年に創立。 オーナー/ワインメーカーのダニエルは、優秀なエンジニアの創意工夫と芸術家の心を併せ持つ先見性のある 人物。ナパ・ヴァレーに似た気候を持ち、ボルドー右岸を思わせる希少な石灰質粘土質土壌という稀有な要素の相乗効果、標高600mの「山カベ」の特徴である堅牢なタンニンと、冷たい海風が吹き込み酸が落ちず、力強さとエレガンスの両方を兼ね備える世界最高峰ワイン造りを目指しています。 国道より西側アデレイダ・ディストリクツにある標高600m山頂近くパトリモニー・エステート(自社畑)ダオ・ヴィンヤード。カリフォルニアで数か所しかない、粘土石灰岩土壌 仏産新樽100%で30ヶ月熟成(特別樽プロジェクトにより複数メーカーの最高品質のものを使う)リッチで濃厚なだけでなく、スパイス感、ハーブ、硬い石のニュアンスなどの深みと複雑味があり、口当たりは非常にしなやか、調和の取れた酸と硬いタンニンの全てが高い次元でバランスの取れたワインです。
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シャペル・シャンベルタン グラン・クリュ [1995] 750ml / Chapelle Chambertin Grand Cru
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165,000円
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税抜150,000円
- 販売者
- 信濃屋ネットショップ
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 1995
- 生産者
- ドメーヌ・ポンソ
モレ・サン・ドニにおける新興ドメーヌがデュジャックなら、伝統的ドメーヌはポンソとモレ・サン・ドニの双璧をなす大ドメーヌ。その歴史はデュジャックより100年も遡ります。 2017年、モレ・サン・ドニ村長も務めたジャン・マリー・ポンソの息子ローラン・ポンソがドメーヌを去り、現在、ローランの妹ローズ・マリーが5代目の当主を務めます。ローズ・マリーは、1997年からドメーヌ参画しています。醸造に関しては支配人代理も務めるアレクサンドル・アベルが醸造責任者を務め、ローラン・ポンソと同じ哲学をもち、スタイルに変化はありません。 ポンソのワインは非常に個性的で、若いうちはとくに理解しづらい印象を受けますが、理想の状態で熟成させたワインは驚くべき色香を放ち、その状態は20年も30年も保たれます。そんな熟成を経た傑作ワインです。 単に醸造施設のスペースが足りないという理由で、1989年までシャペル・シャンベルタンのブドウは他所に売られていたという逸話があります。しかしながら、ポンソのシャペルは堅牢なスタイルで、これぞジュヴレ・シャンベルタンのグラン・クリュというべき1本です。 輸入代理店:土浦鈴木屋 熟成ワインのコルクは柔らかく折れやすいです。開栓時はご注意下さい。 経年により、ボトルやキャップシール、ラベルなどに多少の汚れなどの付着があるものがございます。 ご了承の上、お買い求め下さい。 注意事項 こちらの商品の特性上(外観・コルク・状態)に関連する返品や返金は承っておりません。 ご質問やご不明点などにつきましては、ご購入前にお問い合わせ頂けますようお願い申し上げます。 画像など、ご希望に応じて可能な限り商品の情報を提供させて頂きます。 発送後の返品や返金は対応いたしかねますので、ご理解ご了承の旨お買い求めください。
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ミュジニィ・グラン・クリュ [2008] 750ml / Musigny Grand Cru
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143,000円
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税抜130,000円
- 販売者
- 信濃屋ネットショップ
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2008
- 生産者
- ドメーヌ・ドルーアン・ラローズ
所有する畑15haのうち、約半分がグラン・クリュという「ミスター・グラン・クリュ」にして、その高い品質に対して非常に価格がリーズナブルなため「ブルゴーニュの良心」とも称される人気ブルゴーニュ生産者がドルーアン・ラローズ。 ジュヴレ・シャンベルタン村を本拠地とするドールアン・ラローズは1850年創立。 ボンヌ・マール、クロ・ド・ヴージョ、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ、ラトリシエール・シャンベルタン、シャペル・シャンベルタン、さらに1996年にわずか0.12haのグラン・クリュ、ミュジニーを当時としては異例の金額で競り落としています。この執念からもわかるように、ただグラン・クリュを多く保有するだけでなく、その中でも優れた区画を保有。優れた区画のブドウをできるだけ素直に表現し、エレガントさとパワーを兼ね備えた魅力的な味わいが特徴的です。 1996年より出荷を始めた「ミュジニィ」は畑が小さく、収穫は2樽~4樽の間しかない為、市場に出回ることが少ない貴重なワインです。2008年が出たての頃は酸がたっていて、天候も雨が多く気温も低くという年だったので、ヴィンテージの評価としてはあまり期待できませんでしたが、15年の熟成を経て、まさに今が飲み頃を迎えています。 輸入代理店:土浦鈴木屋 熟成ワインのコルクは柔らかく折れやすいです。開栓時はご注意下さい。 経年により、ボトルやキャップシール、ラベルなどに多少の汚れなどの付着があるものがございます。 ご了承の上、お買い求め下さい。 注意事項 こちらの商品の特性上(外観・コルク・状態)に関連する返品や返金は承っておりません。 ご質問やご不明点などにつきましては、ご購入前にお問い合わせ頂けますようお願い申し上げます。 画像など、ご希望に応じて可能な限り商品の情報を提供させて頂きます。 発送後の返品や返金は対応いたしかねますので、ご理解ご了承の旨お買い求めください。
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シャルム・シャンベルタン・グラン・クリュ [1995] 750ml / Charmes-Chambertin Grand Cru
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132,000円
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税抜120,000円
- 販売者
- 信濃屋ネットショップ
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 1995
- 生産者
- ドメーヌ・アンリ・ペロ・ミノ
濃密かつ複雑・深みとスケール違いの可能性を持っている1995年の傑作ワイン モレ・サン・ドニに本拠を構えて家族4代に渡りワイン造りを行っており、1973年、現当主の父アンリ氏によりドメーヌ ペロ・ミノが設立されました。 1993年、現当主のクリストフ氏がドメーヌを相続、父から引き継いだ畑のワインは「ドメーヌ アンリ ペロ・ミノ」、クリストフ氏が入手した畑のワインは「ドメーヌ クリストフ ペロ・ミノ」でリリースしていましたが、2005年から自社畑のワインは「ドメーヌ ペロ・ミノ」に統一しており、1999年から自社畑の生産に加え買いブドウによる生産も開始し、「ペロ・ミノ」の名でリリースしています。 2002年以前は凝縮感のあるスタイルでしたが、近年はテロワールの個性を重んじ、繊細で複雑、調和の取れたワイン造りを行っています。 輸入代理店:土浦鈴木屋 熟成ワインのコルクは柔らかく折れやすいです。開栓時はご注意下さい。 経年により、ボトルやキャップシール、ラベルなどに多少の汚れなどの付着があるものがございます。 ご了承の上、お買い求め下さい。 注意事項 こちらの商品の特性上(外観・コルク・状態)に関連する返品や返金は承っておりません。 ご質問やご不明点などにつきましては、ご購入前にお問い合わせ頂けますようお願い申し上げます。 画像など、ご希望に応じて可能な限り商品の情報を提供させて頂きます。 発送後の返品や返金は対応いたしかねますので、ご理解ご了承の旨お買い求めください。
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121,000円
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税抜110,000円
- 販売者
- 信濃屋ネットショップ
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2019
- 生産者
- ダラ・ヴァレ・ヴィンヤーズ
1988年、イタリア人のグスタフ・ダラ・ヴァレ氏と兵庫県出身の日本人のナオコ女史の娘の名をとった畑 “マヤ”から、カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランのブレンドによるスーパープレミアムワインが 誕生しました。 銘柄名も“マヤ”と名付けられ、1992年、2002年、2013年、2016年の4度にわたりロバート・パーカー氏が 100点を献上する等、今に至るまで最高級の評価を受け続けています。しかも1992年のパーカー100点は 「アメリカ産ワイン史上初の快挙」として、アメリカ・ワインの歴史に刻まれることとなりました。 創設者グスタフ氏は1995年に他界しましたが、ダラ・ヴァレ・ヴィンヤーズの伝統と品質は未亡人の ナオコ女史に引き継がれ、素晴らしいワインが作られ続けています。 セパージュ:カベルネ・ソーヴィニヨン 60% / カベルネ・フラン 40% ワインアドヴォケイト誌:100点 / ジェブ・ダナック氏:100点 ジェームズ・サックリング氏:98点 / ヴィノス誌:98点 / ワインスペクテーター誌:96点
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パウダー・ハウス・ヴィンヤード・シャルドネ [2021] 750ml / Powder House Vineyard Chardonnay
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35,200円
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税抜32,000円
- 販売者
- 信濃屋ネットショップ
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- タイプ
- White wine
- ヴィンテージ
- 2021
- 生産者
- オーベール
カリフォルニアのシャルドネ&ピノ・ノワールの頂点に位置する10年以上熟成の可能性を持つワイン マーク・オーベール氏は25年以上にわたり、カルトワインのワインメーカーとして活躍し、ピーター・マイケル、スローン、コルギン、ブライアント・ファミリーなど名実ともに有名ブランドを手がけてきました。 オーベール・ワインズは1999年設立。2010年に自身の醸造設備を持ち、ナパ・ヴァレー、カーネロス、ソノマ・コーストの単一畑から、シャルドネとピノ・ノワールを造っています。彼が求めるシャルドネとは100%仏産樽発酵・熟成(高い新樽率)贅沢なフルボディながらバランスがとれ、フィネスとエレガンスを体現するワインです。マーカッシン、コングスガード、ピーター・マイケル、キスラーと並び、カリフォルニアのシャルドネの頂点に位置し、10年の熟成の可能性を持つワインとの評価を受けています。 パウダー・ハウスはオーベールの4番目の自社畑でフォレストヴィルの旧市街にあり、地形学的にはすり鉢状や円形劇場(古代ローマの円形闘技場)の形状をしています。徐々に湾曲するこの畑からエレガントながら力強いシャルドネが生まれます。
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オルネライア [2020] 750ml / ORNELLAIA
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36,300円
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税抜33,000円
- 販売者
- 信濃屋ネットショップ
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- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2020
- 生産者
- テヌータ・デル・オルネライア
2020年のセパージュ カベルネ・ソーヴィニヨ 50%/メルロ 32%/カベルネ・フラン 13%/プティ・ヴェルド 5% オルネライア 2020の色調は、例年通りの深いルビー色で、香りには熟した赤い果実が明確に出ており、繊細なバニラの香りや柔らかい刻みタバコのニュアンスも感じます。口に含むと、円熟したビロードの舌触りがあり、非常に心地よく、もっと味わいたい気分になります。タンニンは、凝縮感があると同時に非常にエレガントで、香り高い余韻がいつまでも続きます。 by 醸造責任者 オルガ・フザーリ 2022年7月 2020年の天候 温かく雨の多い冬に続き、3月には一時的に気温が下がり、発芽直前となった最終週には氷点下となる夜が何日かありました。幸い発芽した芽は、芽の中の綿状組織に守られ、霜害を受けませんでした。 以降の春の気候は温暖で、降雨量も例年並みだったためブドウが順調に生育ち、5月20日から25日にかけて開花 しました。6月中旬に激しい雨が降りましたが、その後8月末まで雨がほとんど降らず、気温も高く非常に乾燥した気候が長期間続きました。7月20日から25日にかけて、ブドウの実が色づくヴェレゾンが急速にかつ、均一に始まり、豊かな陽光のもとでブドウの熟成が進みます。8月末に恵みの雨が降りました。この雨で気温が下がって昼夜の寒暖差が大きくなり、夜間の最低気温は13°C まで下がってメルロの成熟に理想の条件となりました。 収穫は、果実味とフレッシュ感を最大限に保つため、わずか2週間で完了します。 収穫直後、突然、熱波が襲って 1 週間も続いたので、絶妙のタイミングでの収穫となりました。この猛暑で気温が37度に達し、収穫が終わっていない品種の糖度が上がり、樹勢の弱い畑のカベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンは早くも 9月17日に収穫します。9月末に待望の雨が降り、天候が例年に戻りました。この雨で糖度が下がってアルコール度数が例年の値となり、10月3日にカベルネ・ソーヴィニヨンとプティ・ヴェルドの収穫が完了しました。 ブドウは手摘みして、容量が15kgの小型コンテナーに入れて醸造所へ運びます。除梗の前と後の2回、選果台の両側で職人が並び、健全なブドウを選別した後、柔らかく破砕します。これまで、選果は人手に頼っていましたが、2016年からは、精度を上げるため、人手に加えて光学的選果機を導入しました。 ブドウは品種ごと、区画ごとに分けて醸造します。発酵にはステンレス・タンクとコンクリート・タンクを使い、26°C から30°Cで1週間かけます。その後15日間、果皮とマセレーションさせ、合計で3週間、発酵槽に入 れます。マロラクティック発酵は、主に木樽を使い、木樽の比率は、新樽70%/1年使用の旧樽が30%です。 その後、ワインはバリックに入れ、温度管理したセラーで18ヵ月間熟成します。12ヵ月熟成させた時点でワインをブレンドしてから樽に戻し、さらに 6ヵ月樽熟を続けます。瓶詰め後、ボトルで12ヵ月間熟成させてから、市場に出荷します。