酸味バランスの良いワインの商品一覧|33ページ目
-
-
-
アルド・コンテルノ バローロ・チカラ [2018]750ml (赤ワイン)
-
25,828円
-
税抜23,480円
- 販売者
- ワインセラーウメムラ
-
-
- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2018
- 生産者
- ポデーリ・アルド・コンテルノ
「ワインの王」と呼ばれるバローロの頂点に君臨するポデーリ・アルド・コンテルノ。 「王のワイン、ワインの王」と呼ばれるバローロ。多くの優秀な生産者がひしめくが、アルド・コンテルノがその頂点にいることに異議を唱える評論家はいない。 創設者のアルド・コンテルノは、18世紀からの歴史を誇るジャコモ・コンテルノの5代目ですが、跡継ぎとなったのは兄のジョヴァンニで、アルドは1969年に独立し、バローロの代表的な産地であるモンフォルテ・ダルバ村のブッシア地区に自らのワイナリーを設立しました。 ピエモンテの伝統的なスタイルを大切に受け継いできたアルド・コンテルノが作り出すバローロは、極めて熟成力が高く、その出来栄えは本家をも凌ぎ、国内外で確固たる地位と人気を不動のものにしています。 「バローロ・チカラ」の「チカラ」は、フランス語で「セミ」を意味します。この畑は、45-50年前に開墾され、幾度かブドウ樹の植え替えが行われました。主要品種は、ランピアというネッビオーロのクローンで、アメリカ原産のルペストリス種の台木から接ぎ木されました。 チカラは、ミリ単位におよぶ緻密で精巧な輪郭を持つ重厚な味わいが引き立つ。豊かなポリフェノール成分に収斂性のあるミネラル香と深みのある香りを呈した恰幅の良いワイン。力強いタンニンに絶妙にマッチした心地よく旨味のある味わい。 ■テクニカル情報■ 産地:イタリア北部ピエモンテ州バローロ東南部ブッシア地区 (DOCG バローロ) 品種:ネッビオーロ 100% 土壌:粘土・石灰岩質 樹齢:最大45-50年 醸造:ステンレスタンクで30日間、果皮浸漬しながらアルコール発酵。発酵時の温度は最高で32℃。何度か澱引きし、スラヴォニアンオークのキャスクで29か月熟成。 ■2018年ヴィンテージ情報■ 生育期前半は、春霜や初夏の大雨など不安定な気候条件により栽培家の手腕が試されましたが、夏の中盤から終わりにかけて比較的安定した天候に恵まれたため、品質・収穫量ともに2000年以来の近年稀にみる優れたヴィンテージとなりました。ピエモンテ土着品種のペラヴェルガやコルテーゼ、ネッビオーロは特に最高の仕上がりで、収穫量は過去50年間で最低となった前年の2017年に比べるとピエモンテ州全体で30%の収量増となりました。 Poderi Aldo Conterno Barolo Cicala アルド・コンテルノ バローロ・チカラ 生産地:イタリア ピエモンテ バローロ 原産地呼称:DOCG. BAROLO ぶどう品種:ネッビオーロ 100% アルコール度数:15.0% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームス・サックリング:95 ポイント PODERI ALDO CONTERNO BAROLO CICALA 2018 Sunday, October 2, 2022 CountryItaly RegionPiedmont Vintage2018 Score 95 Aromas of very ripe berries, together with touches of earthy spice and licorice and a hint of balsamic. Full-to medium-bodied and focused with firm, grainy but not chewy tannins that push the fruit and oak-spice through the long finish. Very nicely structured for the vintage. Give it a few years for the wine to blossom. Best from 2025. 熟したベリーのアロマにスパイス、リコリス、バルサミコのニュアンスが溶け合う。焦点の定まったフルボディ-ミディアムボディの味わいで、きめ細やかでしっかりとしたタンニンが果実やオーク由来のスパイスの風味を支え、長い余韻を生む。ヴィンテージの割には、しっかりとした構造を持つ。花開くまで2、3年熟成が必要だ。≪飲み頃:2025 年以降|2022/10/2 掲載≫ ■オーストリアの有名ワイン格付け雑誌「Falstaff」で高得点獲得!■
-
-
-
-
【プリムール】シャトー・カンテュス [2025] 750ml / Chateau Quintus | 3本セット・シャトーオリジナル木箱入
-
56,100円
-
税抜51,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
-
-
- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2025
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・JS 97-98点(ジェームス・サックリング) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 ボルドー第一級格付けであるシャトー・オー・ブリオン、そしてシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンを所有するクラレンス・ディロンが、サンテミリオンで手掛けるシャト、それがシャトー・カンテュスです。以前は「シャトー・テルトル・ドゲイ」として知られていましたが、2011年にクラレンス・ディロンが取得し、“5番目”を意味するラテン語からカンテュスと命名されました。その名の通り、クラレンス・ディロンが所有する5番目のワイナリーであり、オー・ブリオンの哲学を右岸へと持ち込む壮大なプロジェクトでもあります。取得後、栽培から醸造に至るすべての工程は、オー・ブリオンとラ・ミッション・オー・ブリオンと同じ基準へと刷新されました。収量を極端に抑え、初ヴィンテージである2011年には、全収穫量の僅か28%のみをグラン・ヴァンとして使用。さらに区画ごとの再評価、最新設備の導入、そして経験豊富なスタッフによる徹底した管理によって、カンテュスは短期間でサンテミリオン屈指の注目シャトーへと飛躍を遂げています。現在は、クラレンス・ディロンが掲げる“偉大なテロワールを長期的視点で磨き上げる”という哲学のもと、区画ごとの精密な栽培とアグロエコロジーへの取り組みも進められています。畑はサンテミリオン南西部、シャトー・アンジェリュスやシャトー・ベレール・モナンジュに囲まれた高台に位置し、360度に広がる斜面を見渡すことができます。メルローに理想的な粘土石灰質土壌に加え、斜面には砂利や石灰岩を含む複雑な土壌が広がり、カベルネ・フランにも素晴らしい個性を与えています。シャトー自身も、このテロワールを「サンテミリオンでも特に多様性に富む丘陵地」と表現しています。 そして2025年。シャトーはこのヴィンテージを、「太陽とテロワールの融合」と表現しました。暑さに形作られたヴィンテージでありながら、長年の経験と日々の畑仕事によって、小粒で凝縮した果実が見事なバランスを備えて成熟。シャトー自身は、この2025年を「カンテュスの新たな基準となるヴィンテージ」と位置づけています。収穫は9月8日から22日まで行われました。2025年のアッサンブラージュは、メルロー73.2%、カベルネ・フラン26.8%。新樽比率は40%、アルコール度数は14%。グラスから立ち上がるのは、カシスやブラックチェリーを思わせる濃密な果実、スパイス、そしてサンテミリオンらしい石灰由来のミネラル。口に含むと、ワインは非常に滑らかで官能的、豊かな果実味が口中を満たしながらも、フィニッシュには塩味を伴うような冷涼感と緊張感が長く続きます。シャトー自身も「深み、広がり、フレッシュさが見事な均衡を描く、完成されたワイン」と表現しています。シャトー・カンテュス2025、それは、オー・ブリオンの哲学とサンテミリオンの偉大なテロワールが融合した、気品と現代性に満ちた一本です。 【2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
-
-
-
-
【プリムール】シャトー・レオヴィル・バルトン [2025] 750ml / Chateau Leoville Barton | 3本セット・シャトーオリジナル木箱入
-
49,500円
-
税抜45,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
-
-
- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2025
- 生産者
- シャトー・レオヴィル・バルトン
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・JS 95-96点(ジェームス・サックリング) ・AG 94-96点 (アントーニオ・ガッローニ) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 シャトー・レオヴィル・バルトンは、1855年にメドック第二級へ格付けされた、サン・ジュリアンを代表する名門シャトーです。その歴史は1821年、アイルランド系のバルトン家がまずシャトー・ランゴア・バルトンを取得し、その後1826年にドメーヌ・レオヴィルの一部を購入したことから始まります。以来約200年にわたり、一度も他家へ渡ることなく、同じバルトン家によって受け継がれてきた、ボルドーでも極めて稀有な存在です。1983年にはアントニー・バルトンが、2010年にはその娘リリアン・バルトンがシャトーを継承。そして現在は、バルトン家初の女性醸造家となったメラニー・バルトンと、10代目当主となるダミアン・バルトンの姉弟が、この歴史あるシャトーを指揮しています。伝統を守りながらも、時代に合わせた進化を恐れない姿勢こそ、レオヴィル・バルトン最大の魅力と言えるでしょう。約50ヘクタールの畑は、サン・ジュリアン中心部のジロンド河を望む高台に位置し、深い砂利層と粘土質下層土から成る理想的なテロワールに恵まれています。栽培比率はカベルネ・ソーヴィニヨン77%、メルロー20%、カベルネ・フラン3%。2012年からはオーガニック栽培への転換を進め、さらに2010年代からはアグロフォレストリーにも積極的に取り組むなど、生物多様性を重視した畑作りを行っています。2021年には最新の醸造設備が完成。より小型の発酵タンクを導入することで、区画ごとの醸造精度が飛躍的に向上し、レオヴィル・バルトンの持つフィネスと緻密さはさらに磨き上げられました。伝統的なクラシック・ボルドーのスタイルを守りながらも、現代的な精密さを兼ね備えたシャトーとして、近年その評価はますます高まっています。 そして2025年。歴史的な早熟ヴィンテージとなったこの年、収穫は9月4日から18日にかけて行われました。アッサンブラージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン86%、メルロー12%、カベルネ・フラン2%。近年でも特にカベルネ主体の比率が高く、サン・ジュリアンらしい気品と緊張感が際立つ仕上がりとなっています。アルコール度数は13.5%、新樽比率は60%。グラスから立ち上がるのは、カシス、ブラックチェリー、杉、葉巻、黒鉛、そしてサン・ジュリアン特有の気品あるスパイス。口に含むと、果実は驚くほどピュアで精密、タンニンは極めて細やかで、力強さを備えながらも決して重さを感じさせません。クラシックな構造美と冷涼感を備えたそのスタイルは、まさに“古き良きボルドー”を現代に体現する存在です。レオヴィル3兄弟はいずれも品質に対して非常に良心的な価格を維持していますが、その中でもレオヴィル・バルトンは特に謙虚なシャトーとして知られています。派手なマーケティングに頼ることなく、ただ真摯に偉大なワインを造り続ける、2025年もまた、その誠実な哲学が見事に表現された、サン・ジュリアンを代表する一本と言えるでしょう。 【2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
-
-
-
-
ヴィエッティ バローロ・リゼルヴァ・ヴィレッロ [2016]750ml 箱入り (赤ワイン)
-
125,400円
-
税抜114,000円
- 販売者
- ワインセラーウメムラ
- 木箱保管可能
-
-
- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2016
- 生産者
- ヴィエッティ
最高のヴィンテージにのみ造られる、ヴィエッティのフラッグシップワイン! ヴィエッティは1800年代末にカルロ・ヴィエッティによりランゲの中心部に位置する中世の村、カスティリオーネ・ファッレットの高台に設立されました。バローロで初となるクリュワインを生産し、低迷していたアルネイスを復興させ、革新と成長を続けてきました。2016年よりアメリカのクラウゼ家の所有となり、創業当初からのレガシーを引き継ぎつつ、バローロとバルバレスコのエリアに焦点を当て更なる発展を目指しています。また芸術への関心も高く、1974年から秀逸なヴィンテージにのみ特別にデザインしたアーティストラベルのワインをリリースしています。 「バローロ・リゼルヴァ・ヴィレッロ」は、カスティリオーネ・ファッレットのクリュである、ヴィレロの畑のブドウを使用し、リゼルヴァに必要な熟成を経て造られます。リリース前に5年以上セラーで熟成させます。エチケットは、ヴィンテージごとに、特別な芸術作品が選ばれます。2016年ヴィンテージは1980年生まれのアイルランド人アーティストであるリチャード・モッセの作品を使用。 赤い果実やプラムに様々なニュアンスが加わった複雑でエレガントなアロマ。タンニンは良く溶け込み、シルキーでバランスの取れたテクスチャーと共に長い余韻が続きます。数時間前にデキャンタージュをしてお楽しみ下さい。 ■テクニカル情報■ 醸造:カスティリオーネ・ファッレットのクリュ。約1ha、平均樹齢47年。パンピングオーバーを行いながらステンレスタンクで4ヶ月発酵後、30ヶ月大樽で熟成。 VIETTI BAROLO RISERVA VILLERO ヴィエッティ バローロ・リゼルヴァ・ヴィレッロ 生産地:イタリア ピエモンテ 原産地呼称:DOCG. BAROLO ぶどう品種:ネッビオーロ 100% アルコール度数:15% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:98 ポイント RP 98 Reviewed by: Monica Larner Release Price: $645 Drink Date: 2027 - 2055 I spent a good amount of time huddled over this fantastic bottle over the course of a few days. This is another masterpiece in a long line of masterpieces from the Villero site in Castiglione Falletto that is definitely a personal MGA favorite. The Vietti 2016 Barolo Riserva Villero can be summed up in a single word: seamless. You immediately recognize the strong personalized style of the wine despite the Vietti ownership changes, although in truth this vintage was still under the guide of Luca and Elena Penna-Currado because the estate was sold in July 2016 and they stayed on to make wines for a few more years to follow. The smoothness of the wine represents a continuum across various chapters of dark fruit, roasted chestnut, iron ore, blood orange, aniseed and white truffle. It does not have the weightlessness of some of today's top Barolo; in fact, quite the opposite: this is a wine of depth, full-bodied texture and smooth transitions. Production is exactly 5,146 bottles, 330 magnums and 15 double magnums. Published: Jan 31, 2025
-
-
-
-
エリオ・アルターレ バローロ ウノ・ペル・ウノ [2021]750ml (赤ワイン)
-
57,200円
-
税抜52,000円
- 販売者
- ワインセラーウメムラ
-
-
- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2021
- 生産者
- エリオ・アルターレ
1948年に植樹の樹齢70年の区画の葡萄を使用し、従業員全員で葡萄を1粒1粒手で除梗して腐敗果を完全に取り除いて発酵させた、1粒も腐敗果が入っていない完璧を追求したワイン! かつては「王のワイン」と称されたバローロですが農民と仲買人のシステムも悪く、ブドウが安価で買いたたかれる時代でした。そうして廃れていたランゲの復興を成し遂げたのがエリオでした。 エリオの名刺にはVITICOLTORE(農民)と記されています。モダンというイメージのエリオですが、1979年より除草剤や殺虫剤、化学肥料は一切使用しません。摘芯もカッターではなくハサミで切るなど、様々な工夫を行いました。当時としては短期間マセラシオンやバリックの導入は衝撃的でした。同時にエリオが重要視していたのは農民のワイン(自然な醸造)である事でした。 エリオの大きな特徴は、4日間という超短期間のマセラシオンです。早く回転させれば強い抽出が可能ですが、あえてゆっくり回転させ、果帽が常時ワインに浸かっている状態にすることで、質の高いタンニンだけを取り出すことができるのです。短期間マセラシオンでも、アルコールがスムーズに生成されれば色素は安定し、色合いも十分なワインが生まれます。 「バローロ ウノ・ペル・ウノ」は、1948年にエリオのお父さんが植えた樹齢70年の区画の葡萄を使用。収穫後、従業員全員で葡萄を1粒1粒手で除梗して腐敗果を完全に取り除いて発酵させた、1粒も腐敗果が入っていない完璧を追求したワイン。一方で除梗に3日間かかるので酸化のニュアンスも出ている。4~5日のマセラシオン。熟成はバリックで24ヶ月(30%新樽)。 輝くガーネットとライトルビーレッドの色合い。味わいは、暖かくエレガント、滑らかで柔らかい絹のようなタンニン。新鮮な果物とバラの花びらや花の香り。 ■2021年ヴィンテージ情報■ 2021年は全ラインナップを通じて一貫して優雅さを保っています。どのワインも非常に個性的で、葡萄畑の特徴を正確に表現しています。単一畑の個性が輝くヴィンテージと言えるでしょう。アルボリーナとカンヌビは豊かで丸みを帯びた味わい。一方、バローロ・クラシコはカスティリオーネ・ファッレット/ペルナンノ、バローロ/サルマッサ、ロッディ/ブリッコ・アンブロージョ、セッラルンガ/ソラーノという伝統的な葡萄畑のブレンドが持つ力強さとエネルギーを備えています。ウノ・ペル・ウノは、厳選された果実を一粒ずつ手作業で除梗した、当社最高級グラン・クリュのブレンドであり続けています。また、カンヌビ畑の賃貸契約を更新できたことに誇りをもってご報告します。これは私の中でずっと気にかかっていたことでした。この名高い畑での作業を継続できることが分かり、今は安堵しています。 Elio Altare Barolo Unoperuno エリオ・アルターレ バローロ ウノ・ペル・ウノ 生産地:イタリア ピエモンテ州 バローロ 原産地呼称:D.O.C.G BAROLO ぶどう品種:ネッビオーロ 100% アルコール度数:15.0% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ vinous:97 ポイント 97 Drinking Window 2026 - 2041 From: 2021 Barolo: Changing Times, Changing Wines (Jan 2025) The 2021 Barolo Unoperuno is fabulous. Silky tannins and lifted, beautifully articulated aromatics give the 2021 tons of allure. Deep and yet also translucent, the 2021 is an absolute delight. It is one of the best editions of this wine I have tasted. Cedar, blood orange, new leather and rose petal add an exotic flair. Unoperuno is a rare Barolo made from hand-destemmed fruit. It remains among the most distinctive wines in all of Piedmont. - By Antonio Galloni on January 2025 ワインアドヴォケイト:96+ ポイント The Wine Advocate RP 96+ Reviewed by: Monica Larner Release Price: $390 Drink Date: 2027 - 2045 The Elio Altare 2021 Barolo Unoperuno shows a distinctive bouquet with aromas of cola, balsam herb and candied cherry. The wine's intensity is especially bright and vertical. The name Unoperuno refers to the grapes that are sorted "one by one." This is a blend of fruit from Arborina (La Morra), Cannubi (Barolo), Pernano (Castiglione Falletto), Sarmassa (Barolo) and Cerretta (Serralunga d'Alba). The wine sees 24 months in barrique with 20% new oak. There is muscle and power at the back, and that high 15% alcohol content does not go unnoticed. This is a release of 1,100 bottles. Published: Jun 20, 2025
-
-
-
-
【プリムール】シャトー・クレール・ミロン [2025] 750ml / Chateau Clerc Milon | 3本セット・シャトーオリジナル木箱入
-
46,200円
-
税抜42,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
-
-
- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2025
- 生産者
- シャトー・クレール・ミロン
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・WA 93-95点 (ワイン・アドヴォケイト) ・JS 94-95点(ジェームス・サックリング) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 歴史的にラフィットの一部であり、ミロンの丘に位置していた畑を、フランス革命後にクレール家が取得したことからシャトー・クレール・ミロンの歴史は始まります。1855年にはポイヤック第五級格付けに選出されましたが、その後長らく低迷の時代を迎えます。そして1970年、このシャトーを取得したのが、シャトー・ムートン・ロートシルトを所有するバロン・フィリップ・ド・ロートシルト社でした。バロン・フィリップ・ド・ロートシルトは、このテロワールの偉大な可能性を確信し、直ちに大規模な改革へ着手します。畑の拡張、排水設備の整備、テロワールに適した品種への改植、そしてムートンと同じ哲学による精密な区画管理――長年にわたる惜しみない投資によって、クレール・ミロンは見事な復活を遂げました。さらに2007年には新たな醸造施設、2011年には最新の熟成庫とレセプション施設が完成し、現在では第五級という格付けを大きく超える存在として世界的に高く評価されています。現在41ヘクタールの畑は、ムートンとラフィットという二つの第一級シャトーに挟まれた、ポイヤック屈指のテロワールに位置しています。深い砂利層と粘土石灰質土壌を備えたミロンの丘には、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、メルロー、カベルネ・フラン、カルメネール、プティ・ヴェルドという5品種が植えられ、ムートンらしい華やかさとポイヤックならではの気品を兼ね備えたワインを生み出しています。 そして2025年。暖冬と乾燥した夏によって葡萄は急速に成熟し、収穫は9月3日から19日までという歴史的な早さで行われました。小粒で凝縮した果実から生まれたワインは、豊かさとフレッシュさを兼ね備えた、極めて完成度の高い仕上がりとなっています。2025年のアッサンブラージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン62%、メルロー28%、カベルネ・フラン8%、カルメネール1%、プティ・ヴェルド1%。クレール・ミロンの特徴である5品種すべてが見事に調和し、このシャトーならではの複雑性を表現しています。アルコール度数は13.1%。グラスから立ち上がるのは、カシスやブラックベリーといった黒系果実、メルロー由来の赤果実の瑞々しさ、カベルネ・ソーヴィニヨンの杉や黒胡椒、さらにカベルネ・フランとカルメネールがもたらすフローラルなニュアンスとほのかなチョコレート香。タンニンは極めてシルキーで精密、凝縮感を備えながらも、ワイン全体には繊細さと優雅さが支配しています。またクレール・ミロンを象徴する“二人の踊り子”のラベルは、17世紀ドイツの金細工による装飾芸術作品をモチーフとしており、芸術を愛したバロネス・フィリピーヌ・ド・ロートシルトの精神を今に伝えています。ワインだけでなく、芸術と文化を重んじるロートシルト家の哲学が、このシャトーには色濃く息づいているのです。 【2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
-
-
-
-
【プリムール】シャトー・グリュオ・ラローズ [2025] 750ml / Château Gruaud Larose| 3本セット・シャトーオリジナル木箱入
-
42,900円
-
税抜39,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
-
-
- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2025
- 生産者
- シャトー・グリュオ・ラローズ
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・WA 94-96点 (ワイン・アドヴォケイト) ・AG 95-97点 (アントーニオ・ガッローニ) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 シャトー・グリュオ・ラローズは、1725年にジョゼフ・スタニスラス・グリュオがサン・ジュリアンに畑を築いたことから始まる、300年の歴史を誇る名門シャトーです。後にシュヴァリエ・ド・ラローズがその名を継承し、幾多の時代と所有者を経ながら、1855年には第二級格付けに選出されました。シャトーに刻まれた有名な言葉、「ル・ヴァン・デ・ロワ、ル・ロワ・デ・ヴァン(王のワイン、ワインの王)」は、19世紀当時からこのワインがヨーロッパの貴族たちに愛されていたことを今に伝えています。長い歴史の中で、サルジェ家、ベトマン家、コルディエ家など数々の名家がシャトーの発展に貢献してきました。1997年にはメルロー家が取得し、現当主ジャン・メルローのもと、グリュオ・ラローズは再び本来の輝きを取り戻しつつあります。彼は約30年にわたりカベルネ・ソーヴィニヨン主体の畑へと再構築を進める一方、生物多様性を重視したアグロエコロジーを推進。2018年からは歴史へのオマージュとして、再び蝋封仕様のボトルを復活させています。サンジュリアン南部に広がる82ヘクタールの単一畑は、1855年の格付け当時からほとんど姿を変えていません。ジロンド河口に近いこの地は、深いガロンヌ砂利層と粘土を備えた理想的なテロワールで、穏やかな海洋性気候に守られながら、力強さと気品を兼ね備えたワインを生み出します。 そして2025年。シャトー・グリュオ・ラローズにとって、このヴィンテージは特別な意味を持ちます。1725年の創設から数えて、記念すべき300回目のヴィンテージとなるのです。シャトーはこの年を「300であり、同時に“1”でもあるヴィンテージ」と表現しています。歴史への敬意と、未来への新たな出発――その両方を象徴する年なのです。2025年は極度の乾燥に見舞われ、年間降水量はわずか700mm。暖冬の影響で萌芽は早く、その後の夏の暑さによって成熟は急速に進み、“今世紀最も早い収穫”となりました。収穫は9月3日にメルローから始まり、9月20日にはすべて終了しています。アッサンブラージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン77%、メルロー21%、カベルネ・フラン2%。近年ジャン・メルローが進めてきた“カベルネ主体への回帰”が、この2025年に見事な形で結実しました。グラスから立ち上がるのは、カシス、ブラックチェリー、杉、葉巻、黒鉛、そしてサン・ジュリアンらしい品格あるスパイス。口に含むと、果実は驚くほどピュアで緻密。凝縮感がありながらも決して重くなく、シルキーなタンニンと冷涼感のある余韻が長く続きます。シャトーが300年守り続けてきた“エレガンスと静かな力強さ”が、この一本には見事に表現されています。シャトー・グリュオ・ラローズ2025、それは、300年という歴史を背負いながら、次の100年へ向けて新たな歩みを始めた、極めて象徴的なヴィンテージです。 【2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
-
-
-
-
【プリムール】ラフルール・ヴァン・ド・フランス [2025] 750ml / Lafleur Vin de France | シャトーオリジナル木箱入
-
151,800円
-
税抜138,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
-
-
- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2025
- 生産者
- ラフルール
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・WA 96-98点 (ワイン・アドヴォケイト) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 シャトー・ラフルール2025年が、ついにリリースとなりました。日本市場における唯一の公式パートナーとして、この歴史的ヴィンテージをご案内できることを、ルグランとして大きな誇りに感じています。 小規模なシャトーが点在するポムロールにあって、ひと際小さく、そしてひと際強い輝きを放つ存在、それがシャトー・ラフルールです。ペトリュスから、車一台がやっと通れるほどの細い小道を挟み、徒歩わずか1〜2分。僅か4.45ヘクタールという極小の畑から、世界最高峰のワインが生み出されています。その起源は1872年。現オーナー、ギノドー家の祖先がシャトー・ル・ゲイを取得した際、ひときわ優れたこの区画だけを独立したシャトーとして世に送り出したことから、ラフルールの歴史は始まりました。1980年代には、当時ペトリュスを所有していたジャン・ピエール・ムエックス社が醸造を支援。そして2001年以降、現当主バティスト・ギノドーとジュリー夫妻がすべてを掌握し、ラフルールはペトリュスと双璧を成す存在であると同時に、ポムロールで最も孤高な存在へと進化を遂げています。そして2025年、ラフルールは新たな歴史の一歩を刻みました。気候変動への真摯な向き合いの末、伝統的なアペラシオンの枠を超え、すべてのワインをヴァン・ド・フランスとしてリリース。名称ではなく、純粋に“テロワールそのもの”を語るワインへと昇華したのです。 2025年のボルドーは、41.5℃に達する記録的熱波と深刻な干ばつに見舞われました。しかしギノドー家は、ラフルールとレ・パンセの古樹一本一本の根元に、6月以降わずかな水を5度に渡って手作業で与えるという、気の遠くなるような細やかな対応でこの極限を乗り越えました。その結果、バティスト自身が「これまでで最高」と語る、歴史的ヴィンテージが誕生しました。ペトリュスでは重粘土に植えられたメルローが主役ですが、ラフルールで唯一無二の輝きを放つのは、彼らが“ブーシェ・ド・ラフルール”と呼ぶ特別なカベルネ・フラン。何世代にも渡るマッサール・セレクションによって受け継がれてきたこの遺伝子こそ、ラフルールの魂そのものです。2025年はメルロー49%、ブーシェ51%という象徴的なブレンドとなり、このテロワールの個性がかつてなく鮮明に表現されています。また、組織化と分業が進む現代ボルドーにおいて、ギノドー家は今なお家族経営を貫き、少数精鋭のチームが栽培から醸造、マーケティングまで一貫して手掛けています。だからこそ、このワインには細部のひとつひとつにラフルールのエスプリが吹き込まれているのです。グラスから立ち上がるのは、ブラックベリー、ダークチェリーのリキュール、ラベンダー、トリュフ、タバコ、砕いた岩、そしてほのかな潮のニュアンス。タンニンは驚くほどシルキーでありながら芯は揺るぎなく、深海へと潜り込むような奥行きと、冷涼感を伴った塩味のあるフィニッシュが、いつまでも、いつまでも続きます。2025年ラフルール、それは単なる偉大なヴィンテージではなく、変わりゆく時代の中で、ラフルールが未来に向けて示した新たな哲学そのものなのです。 【2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
-
-
-
-
【プリムール】レ・パンセ ヴァン・ド・フランス [2025] 750ml / Les Pensees Vin de France | シャトーオリジナル木箱入
-
33,000円
-
税抜30,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
-
-
- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2025
- 生産者
- ギノードー
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・WA 94-96点 (ワイン・アドヴォケイト) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 ポムロールの地でペトリュスと双璧をなすと同時に、年々その孤高の輝きを増し続けるシャトー・ラフルール。日本市場において、ルグランは唯一の公式パートナーとして、この特別なワインをご紹介できる栄誉に恵まれています。 このワインの歴史は1987年、「パンセ・ド・ラフルール」としてラフルールのセカンドワインとして誕生したことに始まります。しかしギノドー家は、このワインが単なるセカンドワインでは語り尽くせない、独自の個性とテロワールを持つことを誰よりも理解していました。そして2019年、ラフルールの畑の中でも最もポムロールらしい表情を持つ、僅か0.7ヘクタールの単一区画“レ・パンセ”から生まれる独立したワインとして、新たな歴史を歩み始めます。その区画は、ラフルールの砂利質主体の区画とは対照的に、より深く豊かな粘土を湛えた土壌。すぐ北にはペトリュスの象徴でもある青粘土が広がり、この地が持つポムロールらしい官能性と包容力を、最も純粋な形で表現しています。生産量は本家ラフルール以上に少なく、その希少性からも、今や世界中の愛好家にとって垂涎の存在となっています。 そして2025年、ギノドー家は気候変動という大きな転換点に真正面から向き合い、すべてのワインをヴァン・ド・フランスとしてリリースするという歴史的決断を下しました。記録的な熱波により気温は41.5℃に達し、極限の干ばつに見舞われた年でしたが、ギノドー家は一本一本の古樹の根元に少量の水を手作業で与えるという、気の遠くなるような仕事によって、このヴィンテージを守り抜きました。バティスト・ギノドー自身が「これまでで最高」と語る、その言葉にも大きく頷かされる仕上がりです。2025年のレ・パンセは、メルロー67%、ブーシェ33%。ブラックラズベリーやブルーベリー、スミレ、ドライハーブ、海風を思わせるミネラルのニュアンス。粘土土壌由来の豊潤さと包み込むような質感を備えながら、驚くほどみずみずしい酸と緻密なタンニンが全体を引き締め、長く続く余韻にはラフルールならではの冷涼な緊張感が静かに漂います。 【2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
-
-
-
-
【プリムール】シャトー・コス・デストゥルネル・ブラン [2025] Chateau Cos d'Estournel Blanc | 3本セット・シャトーオリジナル木箱入
-
95,700円
-
税抜87,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
-
-
- タイプ
- White wine
- ヴィンテージ
- 2025
- 生産者
- シャトー・コス・デストゥルネル
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・WA 90-92点 (ワイン・アドヴォケイト) ・JS 98-99点(ジェームス・サックリング) ・AG 90-93点 (アントーニオ・ガッローニ) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 コス・デストゥルネル・ブランは、シャトー・コス・デストゥルネルの北部、ジロンド河口と大西洋の影響を強く受ける冷涼な区画から生まれる、生産量の極めて少ない希少な白ワインです。海から吹き込む自然の風が葡萄にゆっくりとした成熟を促し、メドックでは稀有な、精密さと緊張感に満ちた白ワインを生み出す理想的なテロワールに恵まれています。シャトー・コス・デストゥルネルの歴史は、1791年、創業者*lルイ・ガスパール・デストゥルネルが葡萄畑を相続したことから始まります。卓越した商才を持つ彼は、自ら船を仕立てボルドーからインドへワインを輸出し、“サン・テステフのマハラジャ”と呼ばれるまでになりました。その象徴であるオリエンタル調のパゴダは、現在もメドックの中でひと際異彩を放っています。2000年よりオーナーとなったミシェル・レイビエのもと、コス・デストゥルネルは大胆な設備投資と徹底した区画管理によって、さらなる高みへと進化を続けています。そしてこの白ワインにも、赤と同じく“妥協なき品質追求”という哲学が細部にまで息づいています。 そして2025年。コス・デストゥルネル・ブランは、このヴィンテージを "ディスタンゲ(気品ある)"と表現しました。2005年の初ヴィンテージ以来、最も早い収穫となった2025年。暑く乾燥した気候のなか、特に粘土石灰質土壌が素晴らしい個性を発揮し、ジロンド河が気温を穏やかに調整することで、極めて精密なバランスが実現しました。特に今年はセミヨンの存在感が際立ち、深みと豊かなテクスチュアをもたらしながら、石灰質土壌が鮮烈なフレッシュさと見事なテンションを支えています。2025年のアッサンブラージュは、ソーヴィニヨン・ブラン56%、セミヨン44%。例年以上にセミヨンの比率が高く、コス・ブランならではの奥行きと気品が際立つヴィンテージとなりました。グラスから立ち上がるのは、レモンゼスト、白桃、アプリコット、アカシア、ヘーゼルナッツ、そして潮風を思わせる塩味を伴ったミネラル。口に含むと、凝縮感のある果実味と電流のように鮮烈な酸が見事に調和し、豊かな厚みを持ちながらもフィニッシュは驚くほどピュアで長く続きます。コス・デストゥルネル・ブラン2025、それは、メドックという赤ワインの聖地が生み出した、気品とエネルギーに満ちた“特別な白”。コスの哲学と挑戦が凝縮された、極めて価値ある一本です。 【2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
-