Loading...

シャトー・コス・デストゥルネル [2015] 750ml / Chateau Cos d'Estournel

酸味
甘み
ボディ

TERRADA WINEからのコメント

メドック格付け2級。2級の中でも1級シャトーと肩を並べる品質であることから『スーパーセカンド』と言われている。ラフィットを見下ろし急傾斜で水はけの良い、砂利の丘を意する『コス』と言われる恵まれたテロワールを持つ。ワインは力強い果実味とタンニン、エレガントなサンテステフらしい逸品。

商品説明

ロバート・パーカー氏は、コス・デストゥルネルについてブリュノ・プラッツの心のこもった指導のもとで、コス・デストゥルネルは、サン=テステフのなかでは最高の評価を得るまでになった。1982年以降、ここのワインは次から次へと当たりが続いており、ほとんどのヴィンテージで、メドックで最上のワインを生産するのではないかと期待できる。このシャトーは東洋風のパゴダのような外観で、ポイヤックとの村境のすぐ北、その著名な隣人シャトー・ラフィット=ロートシルトを見下ろす丘の背にある。 メドックものにしては珍しく、コスはブレンドに使うメルロの比率が高い(40%)ことと新樽を使う比率が高い(60%から100%)ことで他と一線を画している。このメルロの比率はオー=メドックでは最も高い部類に入り、コス・デストゥルネルの最近のヴィンテージに目立つ、肉付きのよい、豊かな舌触りという個性を生み出している。1950年代、1960年代とモンローズの後塵を拝してきたコス・デストゥルネルは、1980年代に入ってボルドーで最も人気の高いワインのひとつとなったのである。コス・デストゥルネルは、たとえば1993年、1992年、1991年といった難のあるヴィンテージで特に成功してきたことにも注目しておきたい。

ヒュー・ジョンソン氏は、★★★★評価で「 サンテステフのワインの中でも最も洗練されたもの。そしていつも決まってメドックで最良のワインに数えられる。」とコメント。

D.ペッパーコーン氏も著書『ボルドーワイン』の中で、「ここのワインは樽の中ではつねにとても印象的で、密度が高く、タンニン分が多いけれども見事なバランスを出し、素性の良さがはっきり出ている。」

常に厳しい評価のル・クラスマンも「常に密度が高く、肉厚なワインを生み、比率の高いメルロがワインの風味を和らげている。醸造と熟成には常に手間を掛けていて、それがメドック最高級のクリュの中でもトップの上品さと複雑性を誇るワインの産出を可能にしている」として三ツ星評価。


シャトー・コス・デストゥルネル 2015年

カベルネ・ソーヴィニヨン75%にメルロ23.5%にカベルネ・フラン1.5%。