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ラ・グランド・リュ・グラン・クリュ [2017] 750ml / La Grande Rue Grand Cru

酸味
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ボディ

商品説明

ラ・グランド・リューを特級に導いた父の遺業を継ぐ
才女による更なる改革でますます評価が上がる名門ドメーヌ

ヴォーヌ・ロマネの名門として知られる、このドメーヌは20世紀の初頭、
樽職人のアンリ・ラマルシュがシャンボール・ミュジニー出身のマリー・グリヴレと結婚して創設。

その息子もアンリといい、ドメーヌを継承して1933年に結婚した。
この時にラ・グランド・リューがドメーヌにもたらされる。

先代のフランソワが、父アンリの後を継いだのは1985年。
ラ・ターシュとロマネ・コンティに挟まれながら、AOC法制定時には1級畑だったラ・グランド・リュー。
このクリマを特級畑に昇格させようとINAOに働きかけ、1989年に大願成就。
1992年から正式に特級畑への昇格が決定した。

現在ドメーヌを支えているのが、つくりを担当する長女のニコル・ラマルシュと、
販売を担当するニコルの従姉妹ナタリー・ラマルシュの女性二人だ。

ニコルは2003年にドメーヌ入り。父の手を借りず初めてひとりでワインを造ったのは2006年である。
彼女はまず、ブドウ畑の改革を進め、ビオロジック農法を実践。2010年には11.23haの畑すべてが
ビオロジックで栽培されるようになった。 以前は機械収穫もしていたが、現在は100%手摘みであり、
畑と醸造所の2回にわたって選果をしている。

造りを見ると、除梗はヴィンテージに応じて決め、除梗の場合でも無破砕。
以前よりも低温マセレーションの期間を長くし、 発酵中の醸しはピジャージュよりも
優しいルモンタージュが主だという。

16〜20ヶ月の樽熟成において、新樽率は村名40%、1級60%、特級80〜85%である。
2006年以降のラマルシュのワインで変わった点といえば、フランス人が好んで使う
プレシジオン=正確さ、精緻さであろう。

ラマルシュ家が単独所有する、ラ・ターシュとロマネ・コンティの間に位置する特級畑。
AOC成立時には1級畑だったが、92年に特級昇格が認められ、91年ヴィンテージから特級となっている。
その最高のテロワールから、ラ・ターシュやロマネ・コンティと同格の、勇壮で荘厳なワインが生み出される。