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<ビオ・ロジック認証取得 ボルドー格付2級シャトー>シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン [2017] 750ml / Chateau Dulfort Vivens

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銘柄 Chateau Dulfort Vivens
タイプ Red wine
ヴィンテージ 2017
品種
生産者 Chateau Dulfort Vivens
生産地 フランス > ボルドー
容量 750ml
酸味
甘み
ボディ

商品説明

【デュルフォール・ヴィヴァン】
1855年のメドック格付けで、マルゴー2級を与えられた誉れ高きシャトーで、当時の格付けではメドック全体で9番目というとても高い格付けが与えられていました。
他のシャトーに比べると知名度が低いのは、1937年から1961年までシャトー・マルゴーに所有され、醸造もシャトー・マルゴーで行われていました。シャトー・マルゴーやパヴィヨン・ルージュの一部とされており、「シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン」という名前でワインが世に出回っていなかったという歴史があるからです。
1961年以降、リュシアン・リュルトン氏(現オーナーのゴンザッグ氏の父)がオーナーとなり、デュルフォール・ヴィヴァンの名で販売を再開しましたが、リュシアン氏の母がブラーヌ・カントナックのオーナーであったことから、ブラーヌ・カントナックと同様に金色のラベルで販売されていました。そのためブラーヌ・カントナックのセカンドワインと勘違いされたこともあって、知名度が上がらず、低迷が続きました。
1990年代以降、1992年から現在のゴンザッグ・リュルトン氏がオーナーとなり大きく設備投資を行ったことで品質も向上し、1995年に念願の“100%シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン”として販売が再開されました。
もともとマルゴーが所有するほどのポテンシャルの高い畑であったため、それに見合う惜しみない投資を行ったことで、60年近くマーケットから姿を消していたシャトーは、奇跡の完全復活を遂げたのです。

シャトー・デュルフォール・ヴィヴァンの哲学は「ブドウとテロワールの自然なバランスを探求し、収穫から瓶詰めまで、ブドウを尊重し、その品質と性格をワインで十分に表現する」という言葉に込められています。
土壌中の微生物学的な見地から、農耕や適切な有機肥料の選択やタイミングを探り、高品質でかつ、持続可能な栽培サイクルの実現を目指し、徐々に畑を有機栽培に切り替え、ビオディナミを採用。2013年から100%有機栽培になり、2016年にはビオ・ロジック認証を取得しています。ボルドーの格付けシャトーで100%有機栽培を実現しているのは僅か5件で、そのうち3番目に完全有機栽培に移行した先進的シャトーです。

醸造は温度管理の出来るステンレスタンクで発酵。ルモンタージュを行いながら18日間のマセラシオンし、12~15ヶ月の樽熟後にリリースされます。

【ワインについて】
区画ごとに、セメント・タンクで発酵。オーク樽で16~18ヵ月間(40~45%が新樽)。
素晴らしいテロワールにより、比較的早期にカベルネ・ソーヴィニョンは早めに熟するので、フィネスとシルキーなタンニンが余すところなく表れ、マルゴーの偉大なワインにふさわしいフレッシュ感とエレガントさを持つワインです。

【2017年ヴィンテージの評価】
デキャンター:93点
ベタンヌ&ドゥソーヴ:94-95点
ジェームス・サックリング:94-95点