商品説明

1914年にウジャーヌ・エメ・サロンがル・メニル・シュール・オジェ村に創立した、
ブラン・ド・ブラン最高峰のメゾン、サロン。

シャンパーニュ地方は大陸性気候（厳しい冬の寒さと涼しい夏）の
影響を色濃く受ける為、複数の葡萄品種、地区、年号の原酒を
アッサンブラージュして仕込むことは、安定しない作柄をカバーする為に、
必然的なことでした。

エメ・サロンの革新的な3つのこだわりがつまった、
「S BLANC DE BLANCS」は、
コート・デ・ブラン地区メニル・シュール・オジェ村の葡萄を使用、
単一葡萄品種（シャルドネ100%）を使用、
単一年の葡萄（ヴィンテージ・シャンパーニュ）だけを使用して、
リリースされています。

もともとは個人的な楽しみとしてSALONは仕込まれていましたが、
1920年代にパリのマキシムでハウス・シャンパーニュとして愛用され、
その実力が世界中に知れ渡ることとなります。

1990年は、33番目のヴィンテージ。

それぞれのブドウの実は記憶です。
それは、浮き沈みや雨の日も晴れの日も含めた一年間の出来事の凝縮です。

4月5日の最初の寒波がコート・デ・ブランのシャルドネブドウにダメージを与え、
続いて4月19日にはさらに壊滅的な2回目の寒波が続きました
（ブドウ畑の45％が深刻なダメージを受ける）。

その後、悪天候によって開花の早さが損なわれ、花が落ちたり、
ミルランダージュ（さまざまなサイズの果実による部分的な不作）が発生します。

その後の7～8月は順調に果実が生育し、ル・メニル・シュール・オジェでは、
9月14日に収穫が始まりました。

シャルドネは非常に品質が高く、アルコール度と酸味の驚くべきバランスが、
この素晴らしいヴィンテージにエレガンスと明るさを与えています。

【コルク・キャップシール・液面】
若干の液面の低下がみうけられますが、コルクに浮いた跡や、
キャップシールからの漏れなどはございません。
【エチケット】大きな汚れや擦り傷がみうけられます。
【仕入れ先】ラ・ヴィネがタイユヴァンの頃から取引をしている、
フランス現地のネゴシアンから低温コンテナで自社輸入しました。
保税倉庫→輸送用冷蔵トラック→ラ・ヴィネ店舗まで、
一貫した温度管理でワインを保管しております。