フランスワインの商品一覧|17ページ目
フランス
フランスをさらに絞り込む/フランスの他の産地も見る
ボルドー ブルゴーニュ シャンパーニュ アルザス ロワール ローヌ ジュラ・サヴォワ プロヴァンス・コルス ラングドック・ルーション フランスの検索結果に戻る-
-
-
ル・クラランス・ド・オー・ブリオン [2021]750ml (赤ワイン)【2021ボルドー】
-
24,200円
-
税抜22,000円
- 販売者
- ワインセラーウメムラ
-
-
- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2021
- 生産者
- シャトー・オー・ブリオン
世界で最もエレガントで複雑と称される極上のアロマを湛えた、シャトー・オー・ブリオンが手掛ける、セカンドラベル! グラーヴ地区ペサック・レオニャンに位置します。1855年当時から高い人気と知名度を誇っており5大シャトーの中で唯一メドック外から第1級に選ばれたシャトー。他の5大シャトーと比べ、メルローの比率が高いという特徴をもち、パーカーからは「豊かな香りとエレガントさではオー・ブリオンの右に出るものはいない。この1級シャトーは世界でもっともエレガントでアロマの複雑なワインを作っている。1980年代初め以降、オー・ブリオンほどの一貫性と輝かしい品質を示すワインは他にない。」と評されております。 「ル・クラランス・ド・オーブリオン」は、メドック格付け第一級、数世紀に渡る歴史を持つ由緒正しきシャトー、オー・ブリオン。こちらはそのセカンドラベルです。その違いはブドウが実っていた樹の樹齢だけで、土壌や品質管理については全てファーストラベルと同じ。そのため、若いうちからシャトー・オー・ブリオンならではのエレガンスを堪能することができます。 ■2021年ヴィンテージ情報■ 2021年の冬は温暖だったため、3月1日には早めの芽吹きが見られました。春になると、4月にはボルドー地方で大規模な霜害が発生しました。しかし、オー・ブリオンのブドウ畑の立地条件が再びその計り知れない価値を発揮し、ほとんどの区画が霜害を免れました。5月と6月の多雨は、ブドウの木にほとんど影響を与えませんでした。春と同様に、初夏は湿潤で比較的涼しく、ブドウの生育は緩やかでした。2021年は「ワインメーカーのヴィンテージ」であり、ブドウ畑には細心の注意が求められました。8月初旬、不安定な天候は一転して暑く乾燥した気候となり、夜間の涼しさが、技術的成熟度と香りの両面においてブドウの成長に非常に好都合でした。1ヶ月にわたる好天により、質の高いブドウを手に、安心して収穫を迎えることができました。最終的に成熟は順調に進み、非常にフレッシュなブドウが収穫されました。アルコール度数はここ数年よりも低く、1990年代のボルドーのクラシックなヴィンテージを彷彿とさせる仕上がりとなっています。 LE CLARENCE DE HAUT BRION ル・クラランス・ド・オーブリオン 生産地:フランス ボルドー ペサック・レオニャン 原産地呼称:AOC. PESSAC LEOGNAN ぶどう品種:メルロ 70.4%、カベルネ・ソーヴィニヨン 18.2%、カベルネ・フラン 11.4% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:92+ ポイント The Wine Advocate RP 92+ Reviewed by: Yohan Castaing Drink Date: 2024 - 2034 More closed and shy than La Chapelle de la Mission Haut-Brion, the 2021 Le Clarence de Haut-Brion offers up a delicate, complex bouquet with aromas of plums, spices, lead pencil, licorice and dark berries. Medium to full-bodied with a structuring core of fruit, it’s seamless and vibrant with a long, penetrating finish. Keep it over the next decade. Published: Feb 09, 2024
-
-
-
-
シャトー・カノン [2016]750ml (赤ワイン) 【2016ボルドー】
-
30,800円
-
税抜28,000円
- 販売者
- ワインセラーウメムラ
-
-
- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2016
- 生産者
- シャトー・カノン
BRAVO!!!果実の凝縮感があり、緻密で繊細なエレガントスタイル!2015年に続き、別格のレベルのワインに仕上がった2016年シャトー・カノン! サン・テミリオン第一特別級Bに格付けされるシャトー。1760年、フランスの海軍に属していたジャック・カノン氏がこの土地を購入。当時ブドウ以外に植えられていた穀物などを抜き取り、全てブドウに植え替えたのがシャトー・カノンの始まり。1996年からは、「シャネル」のオーナーであるヴェルメテール家がオーナーとなり、セラーの改装や大規模な再植樹などシャトーの設備投資に力を入れた結果、近年増々評価が向上しており、ボルドー全体でもトップクラスの高評価を受けています。 「シャトー・カノン」の品質向上は、シャネルを所有するヴェルテメール家に1996年に買収されてから始まった。ヴェルテメール家にとっては、94年にマルゴーのローザン・セグラ購入に続く投資だった。大規模な植え替えを進めた。平均樹齢はだから30年と古くはない。醸造設備も刷新した。技術責任者は元シュヴァル・デ・アンデスのワインメーカー、ニコラ・オードベール。ジョン・コラサの後を継いで、ローザン・セグラと共に務めている。ポムロールのラ・カバンヌを手がけるトーマス・デュクロが、2012年からコンサルタントを務めている。 19世紀にあった石灰岩を切り出す採石場跡が、カノンのカーヴ地下に広がっている。34haの土地にメルロ70%、カベルネ・フラン30%が栽培されている。シャトーからの眺望に恵まれている。 繊細で緻密な気品ある複雑な香り。しっかりとした果実の凝縮感と樽感を感じる力強い味わい。タンニン分も多く長熟に向く。 Chateau Canon シャトー・カノン 生産地:フランス ボルドー サン・テミリオン 原産地呼称:AOC. SAINT EMILION 格付け:サン・テミリオン第1特別級B ぶどう品種:メルロ 74%、カベルネ・フラン 26% アルコール度数:14% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:98+ポイント レビュー:リサ・ペロッティ=ブラウン, 発行日:2018年12月1日, 出典:『The Wine Advocate』2018年11月末号, 飲み頃:2022年~2055年 メルロー74%、カベルネ・フラン26%で構成され、70%の新フランス産バリックで18ヶ月間熟成された2016年カノンは、中程度から濃いガーネット・パープルの色調を呈し、その香りは-なんと-スミレ、赤いバラ、キルシュの驚くほど素晴らしい香りで始まり、ブラックチェリーのジャム、 チョコレートボックス、リコリス、温かみのあるプラム、五香粉、そして下草の土臭さが漂う。ミディアムからフルボディの口当たりは、表現力豊かで香り高いブラックベリーの層で満たされ、生き生きとした赤い果実とエキゾチックなスパイスがアクセントとなり、驚くほどきめ細やかなタンニンと素晴らしい緊張感に支えられ、息をのむようなエネルギーと共に非常に長い余韻を残す。3回試飲し、そのうち1回は2015年と2016年のカノンを並べて試飲する機会がありました。2015年の大胆で豊潤、魅惑的な性質も大好きですが、この2016年は、洗練度、精度、深み、そして余韻の持続性において、さらに一段上のレベルにあります。とりわけ、この2016年の見事に熟成した、極めてきめ細やかなタンニンは、これまでにないレベルの洗練さを醸し出している。ブラボー! ジェームスサックリング:98ポイント ドライラズベリー、ドライフラワー、杉、タバコ、土の香りに、ほのかなフレッシュな果実の香りが加わります。口当たりは素晴らしい輪郭を持ち、ミディアムボディです。チョークのような質感があり、鮮明な赤い果実味が徐々に後退していくにつれ、ほのかな土のニュアンスが現れます。洗練され、凝縮感のあるタンニンが、生き生きとした果実味を引き立てています。今すぐ飲んでも、熟成させても良いでしょう。『10 Years On』の回顧記事。 シニアエディター:Jacobo Garcia Andrade VINOUS:97ポイント 飲み頃:2021年~2050年 出典:The DBs: Bordeaux 2016 In Bottle(2019年1月) 2016年産のカノンは、驚異的な2015年産の後を継ぐという困難な課題を抱えていたが、あの超絶的な高みには届かないものの、見事な出来栄えを見せている。香りに心地よい厳格さと落ち着きがある。2015年ほど即座に開くわけではないが、知性的で、果実の量よりもテロワールを表現するカノンだ。口当たりはミディアムボディで、しなやかなタンニン、きめ細やかな酸味、滑らかなテクスチャー、そしてわずかに旨味を感じさせるが余韻の長いフィニッシュを備えている。2015年よりも少し豊潤な印象があり、飲み頃が若干早まる可能性を示唆している。しかし、この若返りを遂げたサンテミリオンには、疑いようのない圧倒的な気品が秘められており、今や右岸のトップクラスに確固たる地位を築いている。 ニール・マーティン、2018年12月 【古酒について、当店からのお願い】 オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。 ●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。 ●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。 ●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。 3812130526709417
-
-
-
-
シャトー・トロロン・モンド [1996]750ml (赤ワイン) 【1996ボルドー】
-
24,200円
-
税抜22,000円
- 販売者
- ワインセラーウメムラ
-
-
- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 1996
- 生産者
- シャトー・トロロン・モンド
圧倒的なリッチ感、厚み、強さを感じる壮観なワイン! サン・テミリオンの町とブドウ畑を見下ろす、眺望がすばらしいこの美しいシャトーは、コート・ド・パヴィに面する斜面に位置している。ここの畑には非常に古いブドウ樹が数多くある。ミシェル・ロランが招聘され、クリスティーヌ・ヴァレットがより強い指揮権を手にしてから、ヴィンテージの品質が飛躍的に向上した。柔軟であること、そして柔軟性に欠けるルールを避けることが、ここのワインづくりがうまくいっている理由である。 「トロロン・モンド」は、アロマティックな豊かさを緻密な構成がエレガントに引き立てる。香り、果実味、テロワール、タンニン、テクスチャーの、互いに反応しあう要素のバランスが絶妙。 ■テイスティング・コメント■ 深いガーネット色を淡い琥珀色のディスクが縁どる。芳醇で複雑味のある黒果実のアロマに、メントール、スモーク、リコリスが香る。パワフルで凝縮感のある肉厚な味わいに、ヴェルヴェットのように滑らかで豊かなタンニンが感じられる。フィニッシュは余韻の長い芳醇な後味がどこまでも広がる。素晴らしい長期熟成のポテンシャルを備えた偉大なワイン。 ■テクニカル情報■ 産地:ボルドー右岸地区サン・テミリオン村東部(AOCサン・テミリオン・グラン・クリュ) 品種:メルロ87.5%、カベルネ・ソーヴィニョン7.5%、カベルネ・フラン5% 平均樹齢:25年 収量:32hl/ha 植樹密度:6600本/ha 醸造:低温マセラシオンを経て、小型のステンレスタンクでルモンタージュ、デレスタージュ、ピジャージュを施しながら21-35日発酵。フリーラン果汁100%を600Lの新樽で14カ月熟成。澱引・ブレンドし、瓶詰前に卵白で清澄処理。 生産量:74,000本 CHATEAU TROPLONG MONDOT シャトー・トロロン・モンド 生産地:フランス ボルドー サン・テミリオン 原産地呼称:AOC. SAINT EMILION 格付:Saint Emilion 1er Grand Cru Classe ぶどう品種:メルロ、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン アルコール度数:13.0% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ 【古酒について、当店からのお願い】 オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。 ●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。 ●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。 ●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。
-
-
-
-
【プリムール】ラフルール・ヴァン・ド・フランス [2025] / Lafleur Vin de France | 3本セット・シャトーオリジナル木箱入
-
455,400円
-
税抜414,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
-
-
- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2025
- 生産者
- シャトー・ラ・フルール
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・WA 96-98点 (ワイン・アドヴォケイト) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 シャトー・ラフルール2025年が、ついにリリースとなりました。日本市場における唯一の公式パートナーとして、この歴史的ヴィンテージをご案内できることを、ルグランとして大きな誇りに感じています。 小規模なシャトーが点在するポムロールにあって、ひと際小さく、そしてひと際強い輝きを放つ存在、それがシャトー・ラフルールです。ペトリュスから、車一台がやっと通れるほどの細い小道を挟み、徒歩わずか1〜2分。僅か4.45ヘクタールという極小の畑から、世界最高峰のワインが生み出されています。その起源は1872年。現オーナー、ギノドー家の祖先がシャトー・ル・ゲイを取得した際、ひときわ優れたこの区画だけを独立したシャトーとして世に送り出したことから、ラフルールの歴史は始まりました。1980年代には、当時ペトリュスを所有していたジャン・ピエール・ムエックス社が醸造を支援。そして2001年以降、現当主バティスト・ギノドーとジュリー夫妻がすべてを掌握し、ラフルールはペトリュスと双璧を成す存在であると同時に、ポムロールで最も孤高な存在へと進化を遂げています。そして2025年、ラフルールは新たな歴史の一歩を刻みました。気候変動への真摯な向き合いの末、伝統的なアペラシオンの枠を超え、すべてのワインをヴァン・ド・フランスとしてリリース。名称ではなく、純粋に“テロワールそのもの”を語るワインへと昇華したのです。 2025年のボルドーは、41.5℃に達する記録的熱波と深刻な干ばつに見舞われました。しかしギノドー家は、ラフルールとレ・パンセの古樹一本一本の根元に、6月以降わずかな水を5度に渡って手作業で与えるという、気の遠くなるような細やかな対応でこの極限を乗り越えました。その結果、バティスト自身が「これまでで最高」と語る、歴史的ヴィンテージが誕生しました。ペトリュスでは重粘土に植えられたメルローが主役ですが、ラフルールで唯一無二の輝きを放つのは、彼らが“ブーシェ・ド・ラフルール”と呼ぶ特別なカベルネ・フラン。何世代にも渡るマッサール・セレクションによって受け継がれてきたこの遺伝子こそ、ラフルールの魂そのものです。2025年はメルロー49%、ブーシェ51%という象徴的なブレンドとなり、このテロワールの個性がかつてなく鮮明に表現されています。また、組織化と分業が進む現代ボルドーにおいて、ギノドー家は今なお家族経営を貫き、少数精鋭のチームが栽培から醸造、マーケティングまで一貫して手掛けています。だからこそ、このワインには細部のひとつひとつにラフルールのエスプリが吹き込まれているのです。グラスから立ち上がるのは、ブラックベリー、ダークチェリーのリキュール、ラベンダー、トリュフ、タバコ、砕いた岩、そしてほのかな潮のニュアンス。タンニンは驚くほどシルキーでありながら芯は揺るぎなく、深海へと潜り込むような奥行きと、冷涼感を伴った塩味のあるフィニッシュが、いつまでも、いつまでも続きます。2025年ラフルール、それは単なる偉大なヴィンテージではなく、変わりゆく時代の中で、ラフルールが未来に向けて示した新たな哲学そのものなのです 2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
-
-
-
-
サロン ブラン・ド・ブラン ブリュット [2015] 750ml / SALON BLANC DE BLANCS BRUT
-
198,000円
-
税抜180,000円
- 販売者
- ラ・ヴィネ ネットショップ
- 木箱保管可能
-
-
- タイプ
- Champagne
- ヴィンテージ
- 2015
- 生産者
- サロン
~これぞ唯一無二無二のブラン・ド・ブラン、待望の2015年ヴィンテージ!~ シャンパーニュ地方コート・デ・ブラン地区を代表する銘品してその名を世に轟かす「サロン」。単一年、単一区画、単一品種という哲学を貫き、ル・メニル・シュール・オジェ村のシャルドネのみから特別なヴィンテージにだけ生産される、世界屈指のブラン・ド・ブランです。創業者ウジェーヌ・エメ・サロンが理想とした「唯一無二のシャンパーニュ」のスタイルは、現在に至るまで受け継がれています。 長期熟成を経てリリースされるワインは、繊細で伸びやかな泡、美しい酸、白亜質由来のミネラル感が見事に調和した唯一無二のスタイル。白い花や柑橘、熟した果実を思わせる複雑な香りとともに、気品あふれる味わいを楽しませてくれます。生産量も限られており、世界中の愛好家を魅了し続ける、まさに特別なシャンパーニュです。 45番目のヴィンテージとなるサロン2015年は、グラスに注いだ瞬間から、きめ細かな泡とともに、白い花や菩提樹、スイカズラを思わせる繊細で上品な香りが広がります。口に含むと、サロンらしい白亜質のミネラル感と、美しく伸びる酸、ほのかな塩味が重なり合い、引き締まりながらも豊かな味わいを演出。凝縮感がありながらも重たさはなく、エレガントで透明感のある仕上がりです。長い熟成がもたらす奥行きと、ル・メニルらしい気品を存分に堪能できる、特別な1本となっています。 ※オリジナルの専用木箱付きです。
-
-
-
-
【プリムール】シャトー・ムートン・ロスチャイルド [2025] Chateau Mouton Rothschild | シャトーオリジナル木箱入
-
84,700円
-
税抜77,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
-
-
- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2025
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・WA 97-99点 (ワイン・アドヴォケイト) ・JS 99-100点(ジェームス・サックリング) ・AG 96-98点 (アントーニオ・ガッローニ) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 1853年に名家“ロスチャイルド家”のイギリス分家に属するナタニエル・ド・ロスチャイルド男爵が、ポヤック村のこの地に所有権を得て“ムートン・ロスチャイルド”が誕生しました。 1855年のメドック格付けにおいて、特級格付け第2級に甘んじましたが、1973年に永年の多大な努力によりイメージ向上が尽力、第1級の昇格を実現し、現在はボルドー左岸・5大シャトーの一翼を担っているフランスを代表する生産者です。1945年より毎年異なる芸術家に描いてもらっているアートなラベルはこのシャトーの特徴です。 ※ワインラベルのデザインは2027年12月に発表されます。 ムートン(Mouton)は、動物の羊が由来ではなく、古フランス語の「Motte」「Mothon」など、「小高い丘」を意味する言葉が由来で、実際に標高27mの頂きを中心に、なだらかで水はけと日当たりが良好な斜面に、河原石、小石、砂の混じる泥灰土石灰質土壌の素晴らしい条件からこの卓越したワインがうまれます。カベルネ・ソーヴィニヨン80%、メルロ16%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド1%が植樹されています。 そして2025年。温暖で乾燥気味の冬に始まり、春は多雨かつ温暖というコントラストのある条件の中で成長期を迎えました。萌芽は3月末とやや早く、その後5月から8月末にかけては安定した夏の気候が続き、開花からヴェレゾンまで非常に順調に進行します。夏の乾燥による適度な水分ストレスは、ブドウの粒を小さくし、果実に高い凝縮度をもたらしました。 8月末には気温の低下と適度な降雨が訪れ、ブドウはよりクラシックで均整のとれた成熟へと導かれます。そして収穫は9月5日から20日までという歴史的な早さで行われ、健全で完熟した果実が収穫されました。ただし乾燥した年であったため収量は抑えられ、特に水はけの良い区画では小粒化の影響が顕著に現れています。 2025年のアッサンブラージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン98%、メルロー2%。この極めて高いカベルネ比率はヴィンテージの個性を鮮明に示しており、アルコール度数は13.1%。熟成は新樽100%で18か月行われます。 グラスから立ち上がるのは、ブラックベリーやカシスといった完熟した黒系果実に加え、グラファイトやモカを思わせるムートン特有のニュアンス。味わいはフルボディで豊潤かつ凝縮感に満ち、力強さを備えながらも、引き締まった構造と節度あるエレガンスが見事に共存しています。 タンニンはきめ細かくクリーミーで緻密。豊かな日照と晩夏の冷涼さがもたらしたバランスにより、テロワールの個性が気候を超えて表現された、偉大なヴィンテージのスタイルを体現しています。 シャトー・ムートン・ロスチャイルド2025。それは、カベルネ・ソーヴィニヨンの気品と威厳が極限まで引き出され、ポイヤックの偉大さを堂々と示す、力強さと洗練を兼ね備えた傑出したヴィンテージです。 【2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
-
-
-
-
【プリムール】エール・ダルジャン [2025] 750ml / Aile d'Argent | 3本セット・シャトーオリジナル木箱入
-
95,700円
-
税抜87,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
-
-
- タイプ
- White wine
- ヴィンテージ
- 2025
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・WA 90-92点 (ワイン・アドヴォケイト) ・JS 96-97点(ジェームス・サックリング) ・AG 91-93点 (アントーニオ・ガッローニ) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 エール・ダルジャンはシャトー・ムートン・ロスチャイルドの敷地に植えられた白ブドウから造られるムートンの白ワインです。 前当主バロネス・フィリピーヌ・ド・ロスチャイルドがボルドーの白ワイン造りの伝統を復活させるべく1980年代に実験的にソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ソーヴィニヨン・グリ、ミュスカデルを植えたのが始まりで、1991年にファーストヴィンテージがリリースされました。 エール・ダルジャンはフランス語で銀の翼を意味し、父バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドが娘フィリピーヌの幼少期に語り聞かせた童話に出てくる主人公で、様々な冒険を繰り広げるティーポット“‘エール・ダルジャン”から名づけられました。物語の主人公ティーポットのように、この白ワインはワクワクとドキドキを届ける心躍るスタイルに仕立てられています。 そして2025年。温暖で乾燥した冬により土壌は早く温まり、萌芽は例年よりやや早い時期に始まりました。春は気温が高く、特に4月は過去30年平均を大きく上回る降雨に見舞われますが、その後は5月から夏にかけて安定した気候が続き、開花からヴェレゾンまで非常にスムーズに進行します。8月は高温かつ乾燥した条件となり、特に白品種は急速に成熟。テイスティングでも例年より早く最適な熟度に達したことが確認されました。そのため収穫は8月19日から28日という、過去10年平均より13日も早い、記録的な早さで行われています。 2025年のアッサンブラージュは、ソーヴィニヨン・ブラン63%、セミヨン29%、ソーヴィニヨン・グリ7%、ミュスカデル1%。アルコール度数は13.6%、マロラクティック発酵は行わず、熟成は新樽45%で9か月間行われます。 グラスから立ち上がるのは、白桃やアプリコットといった白い核果のアロマに、華やかに広がるフローラルなニュアンス。太陽をたっぷりと浴びて育った果実の熟度が、ストレートに表現されています。 口に含むと、ワインは豊かで丸みがあり、包み込むような質感を持ちながらも、フィニッシュには柑橘のゼストを思わせるほのかな酸が走り、全体を引き締めつつフレッシュさと透明感を与えています。 エール・ダルジャン2025は、太陽の恵みを受けた熟度と、精密に保たれた酸のバランスが見事に調和した、力強さとエレガンスを兼ね備える白ワインです。それは、ムートンが誇るテロワールと醸造技術が白ワインにおいても遺憾なく発揮された、完成度の高いヴィンテージと言えるでしょう。 【2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
-
-
-
-
【プリムール】シャトー・ムートン・ロスチャイルド [2025] Chateau Mouton Rothschild | 3本セット・シャトーオリジナル木箱入
-
254,100円
-
税抜231,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
-
-
- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2025
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・WA 97-99点 (ワイン・アドヴォケイト) ・JS 99-100点(ジェームス・サックリング) ・AG 96-98点 (アントーニオ・ガッローニ) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 1853年に名家“ロスチャイルド家”のイギリス分家に属するナタニエル・ド・ロスチャイルド男爵が、ポヤック村のこの地に所有権を得て“ムートン・ロスチャイルド”が誕生しました。 1855年のメドック格付けにおいて、特級格付け第2級に甘んじましたが、1973年に永年の多大な努力によりイメージ向上が尽力、第1級の昇格を実現し、現在はボルドー左岸・5大シャトーの一翼を担っているフランスを代表する生産者です。1945年より毎年異なる芸術家に描いてもらっているアートなラベルはこのシャトーの特徴です。 ※ワインラベルのデザインは2027年12月に発表されます。 ムートン(Mouton)は、動物の羊が由来ではなく、古フランス語の「Motte」「Mothon」など、「小高い丘」を意味する言葉が由来で、実際に標高27mの頂きを中心に、なだらかで水はけと日当たりが良好な斜面に、河原石、小石、砂の混じる泥灰土石灰質土壌の素晴らしい条件からこの卓越したワインがうまれます。カベルネ・ソーヴィニヨン80%、メルロ16%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド1%が植樹されています。 そして2025年。温暖で乾燥気味の冬に始まり、春は多雨かつ温暖というコントラストのある条件の中で成長期を迎えました。萌芽は3月末とやや早く、その後5月から8月末にかけては安定した夏の気候が続き、開花からヴェレゾンまで非常に順調に進行します。夏の乾燥による適度な水分ストレスは、ブドウの粒を小さくし、果実に高い凝縮度をもたらしました。 8月末には気温の低下と適度な降雨が訪れ、ブドウはよりクラシックで均整のとれた成熟へと導かれます。そして収穫は9月5日から20日までという歴史的な早さで行われ、健全で完熟した果実が収穫されました。ただし乾燥した年であったため収量は抑えられ、特に水はけの良い区画では小粒化の影響が顕著に現れています。 2025年のアッサンブラージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン98%、メルロー2%。この極めて高いカベルネ比率はヴィンテージの個性を鮮明に示しており、アルコール度数は13.1%。熟成は新樽100%で18か月行われます。 グラスから立ち上がるのは、ブラックベリーやカシスといった完熟した黒系果実に加え、グラファイトやモカを思わせるムートン特有のニュアンス。味わいはフルボディで豊潤かつ凝縮感に満ち、力強さを備えながらも、引き締まった構造と節度あるエレガンスが見事に共存しています。 タンニンはきめ細かくクリーミーで緻密。豊かな日照と晩夏の冷涼さがもたらしたバランスにより、テロワールの個性が気候を超えて表現された、偉大なヴィンテージのスタイルを体現しています。 シャトー・ムートン・ロスチャイルド2025。それは、カベルネ・ソーヴィニヨンの気品と威厳が極限まで引き出され、ポイヤックの偉大さを堂々と示す、力強さと洗練を兼ね備えた傑出したヴィンテージです。 【2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
-
-
-
-
【プリムール】ピション・コンテス・レゼルヴ [2025] 750ml / Pichon Comtesse Reserve | 3本セット・シャトーオリジナル木箱
-
29,700円
-
税抜27,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
-
-
- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2025
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・WA 点 (ワイン・アドヴォケイト) ・JS 点(ジェームス・サックリング) ・AG 点 (アントーニオ・ガッローニ) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 ピション・コンテス・レゼルヴはピション・ラランドのセカンドです。以前はレゼルヴ・ド・ラ・コンテスを呼ばれていましたが、2017年から名称変更となりました。 ピション・ラランドはメドック第二級に格付けされるシャトーです。17世紀、向かいにあるピション・バロンとピション・ラランドはひとつのシャトーでしたが、当主バロン・ジョセフ・ドゥ・ロングヴィル氏は5人の子供たちにピション・バロンとピション・ラランドに分割して相続しました。その後1978年にピション・ラランドを相続したマダム・ランクサンがその名声を確立。2007年にはシャンパーニュ・ルイ・ロデレールのオーナーでルゾー家が買収。ロデレールが誇る稀有な才能ジャン・バティスト・レカイヨンの指揮の下ビオディナミへ転換。2012年にはモンローズで活躍した若き醸造家ニコラ・グルミノーを醸造責任者へ据え、醸造所のリノベーションを実施。パーセル毎に繊細に栽培と醸造を管理することで、以前にもまして緻密なスタイルへと変化しました。またメルローの比率を下げ、テロワールに適したカベルネ・ソーヴィニヨンを重視し、ポイヤックらしい高貴さと優美さを備えたスタイルと変化。ラトゥールに隣接しジロンド川の恩恵を受ける優れたテロワールを最大限に生かして更なる高みを目指しています。 そして2025年。このヴィンテージは「対極の均衡(Opposites in Equilibrium)」と表現される、極めてコントラストに富んだ年となりました。前年2024年に蓄えられた水分と、2025年の歴史的な干ばつという相反する条件の中で、ブドウ樹は深く根を張り、環境に適応しながら成長していきます。萌芽は4月初旬に均一に始まり、春は乾燥した穏やかな気候のもと順調に推移。開花はやや早い5月後半に起こり、その後も安定した生育が続きました。夏は非常に暑く乾燥し、過去20年の中でも最も降雨量の少ない年のひとつとなり、この影響で果粒数は大きく減少。果実は小粒で、極めて凝縮した状態へと仕上がります。ヴェレゾンは7月末に始まり、その後成熟は急速に進行。収穫は8月28日から始まるという歴史的な早さで、9月24日まで続きました。8月末の降雨は特にカベルネ・ソーヴィニヨンの成熟を理想的に仕上げ、区画ごとの最適なタイミングでの収穫を可能にしています。 2025年のアッサンブラージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン52%、メルロー46%、プティ・ヴェルド2%。アルコール度数は13%、収量は24hl/ha、熟成は新樽比率50%で12か月行われます。 グラスから立ち上がるのは、ラズベリーを主体とした赤系果実に、ルバーブやバラの繊細なニュアンス。そこに杉やグラファイトといったポイヤック特有の要素が重なり、エレガントかつ奥行きのあるアロマを形成します。 口に含むと、果実味はジューシーで豊か、ワイン全体はフルボディでありながら非常に滑らか。磨かれたタンニンは柔らかく、穏やかで持続的な余韻を描きます。 メルローは驚くほどしなやかで複雑な表情を見せ、カベルネの持つ気品と構造と見事に調和。力強さを内包しながらも、全体としては優雅さを最優先に導かれたスタイルとなっています。 レゼルヴ・ド・ラ・コンテス2025。それは、過酷な自然環境の中で生まれた凝縮感と、繊細な醸造によって引き出されたエレガンスが融合した一本。“対極の均衡”というテーマを見事に体現した、しなやかで完成度の高いヴィンテージです。 【2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
-
-
-
-
【プリムール】ル・プティ・ムートン・ド・ムートン・ロスチャイルド [2025] 750ml / Le Petit Mouton | 3本セット・シャトーオリジナル木箱入
-
105,600円
-
税抜96,000円
- 木箱保管可能
- プリムール
-
-
- タイプ
- Red wine
- ヴィンテージ
- 2025
・お届け予定:2028年(2年後)秋から冬 ・WA 91-93点 (ワイン・アドヴォケイト) ・JS 95-96点(ジェームス・サックリング) ・AG 91-93点 (アントーニオ・ガッローニ) ・TERRADA WINE STORAGEへのお預け入れが可能です。 ・TERRADA WINE STORAGE 限定サービス「木箱保管」 対象商品です。 ・日本への輸送は低温管理された船便(リーファー輸送)を使用します。 ・表示価格は各種輸入費用や税金を含めた総額です、追加費用はございません。 ・写真はイメージです。 ル・プティ・ムートンはムートン・ロスチャイルドのセカンドワインです。 1853年に名家“ロスチャイルド家”のイギリス分家に属するナタニエル・ド・ロスチャイルド男爵が、ポヤック村のこの地に所有権を得て“ムートン・ロスチャイルド”が誕生しました。 1855年のメドック格付けにおいて、特級格付け第2級に甘んじましたが、1973年に永年の多大な努力によりイメージ向上が尽力、第1級の昇格を実現し、現在はボルドー左岸・5大シャトーの一翼を担っているフランスを代表する生産者です。1945年より毎年異なる芸術家に描いてもらっているアートなラベルはこのシャトーの特徴です。 ムートン(Mouton)は、動物の羊が由来ではなく、古フランス語の「Motte」「Mothon」など、「小高い丘」を意味する言葉が由来で、実際に標高27mの頂きを中心に、なだらかで水はけと日当たりが良好な斜面に、河原石、小石、砂の混じる泥灰土石灰質土壌の素晴らしい条件からこの卓越したワインがうまれます。カベルネ・ソーヴィニヨン80%、メルロ16%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド1%が植樹されています。 そして2025年。温暖で雨の少ない冬により土壌は早く温まり、萌芽は3月末とやや早く始まりました。春は例年より大幅に多い降雨に見舞われながらも気温は高く、その後5月から8月末にかけては安定した夏の気候が続き、開花からヴェレゾンまで極めて順調に進行します。夏の乾燥による適度な水分ストレスは、ブドウの粒を小さくし、果実に凝縮感をもたらしました。8月末には気温が下がり、恵みの雨が訪れたことで、ブドウは完全な成熟とクラシックなバランスを獲得します。収穫は9月5日から20日という歴史的な早さで行われ、健全かつ豊かな果実が収穫されました。一方で年間を通した降雨不足により、収量は抑えられています。 2025年のアッサンブラージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン58%、メルロー36%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド3%。アルコール度数は13.0%、熟成は新樽比率50%で18か月行われます。 グラスからは、ブラックベリーや野イチゴなどのジューシーで明るい果実のアロマが広がり、ヴィンテージの熟度の高さと同時に、鮮やかなフレッシュ感が印象的に表現されています。 口に含むと、果実味は豊かで伸びやか、タンニンは洗練され輪郭が明確でありながら力強く、ワイン全体に緊張感とバランスをもたらしています。 やや奔放で魅力的な個性を持ちながらも、構造と豊かさが見事に調和しており、「凝縮と張り」を併せ持つ2025年ヴィンテージの特徴を的確に表現した仕上がりです。 ル・プティ・ムートン2025は、グランヴァンのエレガンスとポイヤックらしい力強さを備えつつ、若々しい魅力と活力に満ちた、完成度の高いセカンドワインとなっています。 【2025年ボルドー総評】 「極限の気候下で磨き抜かれた凝縮とエレガンスが交錯する、21世紀のニュークラシック」 2025年は、過去50年で最低水準となる歴史的な低収量と、ボルドーが長年培ってきた最新のアグロノミー(農業技術)が交差し、不要な要素がすべて削ぎ落とされた「絶対的純度」を誇るヴィンテージとなりました。記録的な熱波と干ばつに見舞われながらも、アルコール度数は13.5〜14.0%というクラシックな数値に着地しました。極限の凝縮感を持ちながらも、過熟感のない鮮烈なフレッシュさを備えたこのワインは、かつての1986年のような圧倒的な長期熟成ポテンシャルと、2018年、2019年、2020年の三部作や真に偉大な2022年のような現代の精緻さを併せ持つ、「21世紀のニュークラシック」として、今後のボルドーワインの礎となるでしょう。一方で、生産量は例年の半分程度(25〜30 hl/ha)に落ち込んでいるため、世界的なアロケーション(割当)の争奪戦は免れません。 2025年ヴィンテージの特異な生育は、実は前年から始まっていたという生産者がいました。2024年春の天候不順が2025年の花芽形成に影響を与えたという見解です。それに加え、2025年夏の極端な干ばつが重なり、ブドウの実は非常に小さく凝縮しました。しかし、この過酷な水分ストレスがブドウに「生理学的ブロック(生育の停止)」を引き起こしたことで、皮肉にも糖度の急激な上昇(過熟)を免れました。そして8月末に降った「救済の雨」が、ブドウに完璧なバランスをもたらしたのです。 2025年の最大の特徴は、気候変動に対する「品種構成のパラダイムシフト」です。右岸では、メルローの過熟を避けるため、粘土石灰質に深く根を張るカベルネ・フランがブレンドの主役へと躍り出ました。シャトー・アンジェリュスやシャトー・ラフルールに代表されるトップシャトーは、この品種由来の鮮やかな酸と柔らかくも品のあるアロマで、猛暑の年とは思えない比類なき気品をワインに与えています。 左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが極限的な気候の下で圧倒的な適応力を見せました。シャトー・マルゴーのように極限まで高められたカベルネの比率が、強靭な骨格を形成しています。また、晩熟なプティ・ヴェルドも完璧な成熟を迎え、シャトー・タルボではかつてない高いブレンド比率でワインにスパイスと深みを与えています。各生産者は抽出温度を極端に低く抑え、穏やかな醸造を行うことで、過去最高レベルのタンニン量を誇りながらも「カシミア」のようにシームレスで滑らかなテクスチャーを実現しました。 また辛口白の完成度の高さにも注目です。8月中旬という歴史的な早期収穫となりながらも、ソーヴィニヨン・ブランは豊かな糖度とpH3.1前後という見事な酸のバランスを両立し、猛暑の年にありがちな重さや単調さとは無縁の、鮮烈な緊張感と躍動感を備えました。柑橘やグアヴァを思わせる鮮明な果実味に加え、セミヨンは白桃やアプリコット、洋梨を想わせる豊かなアロマと厚みをもたらし、2025年の辛口白は「フレッシュさ」「輝き」「生命感」に満ちた、近年でも特筆すべき出来栄えとなっています。 2025年は、テロワールの保水力(右岸の粘土石灰質や鉄分層、左岸の深層砂利質)と、生産者の的確な判断がその品質を残酷なまでに分けた年となりました。しかし、非常に熟成のポテンシャルの高いヴィンテージであり、真のワイン愛好家やコレクターにとって世界的な争奪戦となることが、最大のリスクとなるでしょう。 ルグランは1880年の創業以来、ボルドーの地に深く根を張るネゴシアンとして、現地生産者との緊密な関係を築いてきました。2025年もまた、現地に駐在する専任スタッフが訪ね歩き、この極限の自然環境に立ち向かい見事に「古典的な美しさ」を抽出することに成功した稀少なワインを厳選して、皆さまのもとへお届けいたします。この歴史的ヴィンテージの真価を、ぜひご体験ください。
-