Loading...

ティクソン・ヒル・ヴィンヤード・カベルネ・ソーヴィニヨン [2019] 750ml / Tychson Hill Vineyard Cabernet Sauvignon

酸味
甘み
ボディ

商品説明

セント・ヘレナ市街地の少し北西、スプリング・マウンテンの裾野に位置する1.2ha。1881年にナパで初めての女性オーナー「ジョゼフィーヌ・ティクソン女史」により植樹され、ティクソン・セラーズとしてワインが造られた歴史的な畑。

禁酒法時代には葡萄は抜かれ、その後幾つかの区画に分けられ、何人かの違うオーナーが所有しましたが、1997年にアン・コルギンが1.2haの区画を獲得しジョゼフィーヌに敬意を表して「ティクソン・ヒル」と命名。2000年が初ヴィンテージ。その後改植を行い、2007年に丘上部の0.4haを、2014年に一番南側の 0.8haを取得(現在 2.4ha)。何といってもこの畑の特徴は土壌にあり、ナパ・ヴァレーでは珍しいエイケン火山性土壌に、赤褐色の石や 黒曜石を含む風化した火山岩や堆積土壌の複合でとびぬけて薫り高いアロマを授けることができます。朝日を享受する東向きの斜面にあり、極めて優美なコルギンが目指すワインの特徴を表現。

味わいは凝縮した力強さとエレガンスを兼ね備える仕上がりになります。極めて優美な様々なアロマが幾重にも重なります。クレーム・ド・カシス、燻したベーコン、土や鉱物のニュアンス、 ブラックベリーや切りたての生花のアロマが鼻腔や舌を刺激します。まろやかな余韻が長く続き、華やかなアロマと味わいが何度も繰り返して押し寄せる「宝石箱の様なワイン」とアン・コルギンは表現します。

2014年に取得した区画を含む0.9haの「Josepine’s Hill ジョセフィーヌ・ヒル」と呼ばれる北向きのスプリング・マウンテンに繋がる斜面の区画は涼しさと厳しい斜面に植わるストレスから長いハングタイムが取れます。この区画が近年ブレンドに加わったことにより深い味わいのニュアンスを更に加味しています。ティクソン・ヒルの初パーカー100点は2002年、その後2012年/2013年/2015年/2016年、2018年で100点を獲得。優美さと薫り高さを体現するワインでありながら(フィネスとエレガンスのワインでありながら)、パーカー100点を連発する類い稀なワインです。

ワインアドヴォケイト誌:100点 / ジェブ・ダナック氏:98点 / ヴィノス誌:97点