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ドメーヌ・ローラン ムルソー 1er ル・ポリュゾ プルミエ・ジュ [2017]750ml (白ワイン)

酸味
甘み
ボディ

商品説明

一級ル・ポリュゾの特に凝縮した果汁だけを使用した貴重なキュヴェ「ル・プルミエ・ジュ」。

特に凝縮した果汁から造られたマイクロ・キュヴェ。通常、この量だと他のワインと合わせてボトリングしてしまう。最初は味わいの起伏が感じづらく、透明感のあるワインだが、やがて洗練されたフィネスを感じる純度の高いワインへと変貌する。愛好家向けの偉大なワイン。

標高のある素晴らしいポリュゾの丘の畑から造られる偉大なムルソー。ポリュゾはペリエール、ジュヌヴリエールの二つのプルミエ・クリュに隣接している。2008年以降、毎年、潜在アルコール度は13.5度を超えており、ブドウはとても健全でソーティングの必要が無い。口にすると最初は印象的に純粋だが、やがて甘みを感じる。フレッシュアーモンドやブドウの花、ヴァニラの香り、後口はゴツゴツしている。熟成するとナッツやトースト、バターの香りが出てくる。

■ドミニク氏のコメント■
「1er Cru ポリュゾ」 Premier Jus(一番搾り果汁)太陽の恵みを受けたムルソーを作るのに適切な標高のあるきれいな岡に位置する畑です。ポリュゾはレ・ペリエールとジュネヴリエールの延長にあります。葡萄は潜在アルコール度で13度あります。オイディアムを免れて健康な状態です。収穫量は1ヘクタール当り35ヘクトリットルでした。一番搾り果汁に相応しい品質をえるために、ゆっくりと搾汁します。二番目の搾汁分はネゴスの方に販売する予定です。その果汁の味わいは、まず口中でその味の純粋さを感じさせ、次に柔らかさが広がります。なるべく早めに収穫を行いたかったのですが、結局は一番遅くなってしまいました。
多くのドメーヌは精製糖を使い、なるべく早く発酵を終わらせるために加糖(シャプタリゼーション)を行なわなければならず、そのため今流行りのピュアな味わいのために、いち早くそのワインを守るため亜硫酸塩を加えるようになります。それはきちんとこなれていないクリーミーな味と言えます。一方、当蔵のこのムルソーはフレッシュアーモンド、葡萄の花、バニラなどの香りを持ち、口中では礫質の土壌を感じるような味です。蜂蜜のような香りではありません。このワインは熟成しながら、グリルしバターを合わせた胡桃のような香りに向かっていきます。醸造と蔵での熟成は、何の介入すること無く全て自社製の新樽で一貫して行われます。バトナージュ(櫂入れ)すらしません。瓶詰めの時、まさにDデイ(ノルマンディー作戦実行の日=決戦の日)まで清澄作業も濾過も行いません。