シャトー・ムートン・ロスチャイルド(ロートシルト) [1994] 750ml / Chateau Mouton Rothschild

酸味
甘み
ボディ

商品説明

シャトー・ムートン・ロートシルト CH. MOUTON ROTHSCHILD 
100年以上も変更されることのなかった1855年のメドックの格付け。それを覆し、第一級に格上げされた唯一のシャトーが、このシャトー・ムートンです。ユダヤ系の大富豪ロスチャイルド家がこのシャトーを買収したのは、1853年のこと。ところが、その2年後のメドックの格付けで、必ず一級を取ると思われていたムートンは、二級に格付けされてしまいました。

これに奮起したロスチャイルド家は、「一級にはなれないが二級には甘んじれぬ、ムートンはムートンなり」
と言い放ち、畑、醸造技術、熟成方法などに改良を加え、一級になるために様々な働きかけを行ってきました。1855年のボルドー格付けから、118年後の1973年、4世代にわたる努力の末、 シャトー・ムートンは悲願の昇格を果たします。その時、「われ一級になり、かつて二級なり、 されどムートンは昔も今も変わらずムートンなり」という名句を残しました。

シャトー・ムートンといえば、毎年変わるアートラベルにコレクターが多いことでも知られています。
シャトー元詰めが始まった記念すべきヴィンテージである1924年に描かれたのが、ポスター作家ジャン・カルリュによるラベル。その20年後、第二次世界大戦が終わりフランスが解放された1945年には、チャーチルのVサインを表すラベルが選ばれました。その後も、ミロやピカソ、シャガールといった著名な芸術家たちが、素晴らしい芸術作品を提供してきました。その時代を生きるアーティストたちが思い思いに描くラベルはそれぞれの時代の世相を反映した貴重な歴史でもあります。

1994年のシャトー・ムートン・ロスチャイルドのワインラベルを手がけたオランダの画家カレル・アペルは、コブラ(COBRA)運動に参加した戦後の表現主義者です。アペルは強烈で鮮やかな色彩や自由奔放な筆致、素材の多様性を特徴とし、野性的で躍動感あふれる作風で知られています。このラベルでは、ワインの精を解き放つかのように、ふたりの飲み手がトーテムのような形でボトルの周囲で激しく踊る様子が描かれ、アペルならではのエネルギーとユーモアが感じられます。

香りは複雑で、レザーや蜜蝋のノートとほのかに動物的な香り。フローラルなアロマと芳ばしい樽香によって、全体がエレガントに引き立てられています。口当たりはしなやかで上質なバランスが魅力。丸みのあるタンニンを含み、余韻が長く後味には豊かな果実の風味が残ります。

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