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シャトー・モンローズ [2015] 750ml / Chateau Montrose

酸味
甘み
ボディ

TERRADA WINEからのコメント

メドック格付2級。コス・デストゥネルを凌ぎ、メドック北部で生産される最上のワインとも言われるモンローズ。2015ヴィンテージはシャトー・モンローズらしい芳ばしい西洋杉とシガーボックス、プラムリキュールのアロマ。魅惑的な味わい深いフルボディで、サンテステフファンを納得させてくれる品質です。

商品説明

ロバート・パーカー氏は“シャトー モンローズ”について、1989年以来モンローズはサン=テステフで最も信頼できる格付シャトーである。最近のヴィンテージで常に一番のライバルである、コス・デストゥネルとカロン=セギュールをしのいでいる。カロンセギュールの品質が向上してきているにも関わらずだ。格付が見直されることがあれば、モンローズはメドックの1級に格付されるかもしれない。抜けめない方はセカンドワイン(1990年以降のヴィンテージ)を探すことをお勧めしたい。

モンローズはメドックで最高の場所に位置する畑の1つであり、 セラーに関してはこのコミューンで最も欠点がなく、 清潔でよく管理されている。モンローズは長年、安心して飲めるようになるまでに何十年も寝かせなければならない、巨大で濃厚で力強いワインとして知られてきた。 例えば1982年にボルドー ワイン委員会(CIVB)の元会長ジャン ポール ジョーフレが、私にブラインドテイスティングで年代を当てろと言って、1908年のモンローズを注いでくれたことがある。そのワインは十分に果実味が残っていて、少なくとも30年は若いヴィンテージのものに感じられた。

オーナーである物腰のやわらかなジャン=ルイ シャルモリュは、濃厚で耐えがたいほどタニックなワインはもはや消費者には好まれないと見て、モンローズのスタイルを明らかに軽くしたことがあった。このスタイルの変化は1970年代後半と1980年代前半に顕著だった。カベルネ ソーヴィニヨンやプティ ヴェルドの代わりにメルロが多くブレンドされるようになったのである。しかし、モンローズのファンは「新しい」スタイルを歓迎しなかった。そこで1986年以降、モンローズは1975年以前のヴィンテージを想わせる、より力強い、筋肉質なスタイルに逆戻りした。おかげで2000年、1995年、1990年、1989年には1961年以降見られなかった超大作のワインが生まれた。モンローズの最も偉大なヴィンテージ、1970年、1964年、1961年、 1959年、1955年、1953年を味わう喜びを知った人なら誰でも、 モンローズが「サン=テステフのラトゥール」の名に恥じない重々しい ワインの一群を生産してきたのは間違いないと認めることだろう。モンローズのワインが特に強かったのは1953年から1971年までと、1989年から現在までである。通常、この期間につくられたワインはメドック北部で生産される最上のワインに数えられる。


シャトー・モンローズ 2015年

クラシックボルドーの典型、スーパー格付第2級のプリムール。シャトー・モンローズらしい芳ばしい西洋杉とシガーボックスとプラムリキュールのアロマ。魅惑的な味わい深いフルボディ辛口赤ワインは、サンテステフファンを納得させてくれます。